履歴書・自己紹介書のデジタル化を推進 新型コロナウイルス影響下の就職活動をサポート
近畿大学キャリアセンター(大阪府東大阪市)は、令和2年(2020年)7月21日(火)から、令和3年度(2021年度)卒業予定の学生を対象に、本学指定履歴書・自己紹介書のデジタル化を実施します。
新型コロナウイルスの影響で、採用活動をオンラインに移行した企業も多く、就職活動におけるIT化が加速しました。デジタル化によって学生の履歴書作成に要する時間を大幅に軽減し、その時間を使って企業研究や説明会の参加など就職活動に充てる時間の増加へつなげることをねらいとしています。
【本件のポイント】
●新型コロナウイルスで進んだオンライン化に対応するため、履歴書・自己紹介書をデジタル化
●学生の履歴書作成に要する時間を大幅に軽減し、企業研究等に充てる時間の増加へつなげる
●記述項目の見直しも併せて行い、学生の個性や強みをアピールできる内容に
【本件の内容】
本学では、就職活動をする学生に、本学独自の履歴書・自己紹介書を配布していますが、これまでは手書きの書式のため、記入ミスした場合はすべて書き直すよう指導しており、作成に多くの時間を要していました。
しかし、近年ではエントリーシートのオンライン提出が増え、就職活動のIT化が進んでいます。本学では独自に企業の採用担当者へ履歴書に関するアンケート調査を実施し、うち6割以上の企業から手書きの履歴書にこだわらないという回答結果を得ました。また、今年度は新型コロナウイルスの影響で、採用活動を対面からオンラインに移行した企業も多くIT化が一気に加速しました。このことから、アフターコロナの就職活動を見据え、令和3年度(2021年度)卒業予定の学生を対象に履歴書・自己紹介書のデジタル化を導入することとしました。従来の手書きでの作成に比べると、履歴書・自己紹介書の記入に要していた時間が大幅に軽減されることになり、学生の負担軽減および説明会への参加など就職活動に充てる時間の増加へとつながることが期待されます。履歴書・自己紹介書の書式のみをダウンロードすることも可能で、手書きにも対応できるようにしています。
さらに、現在の学生を取り巻く社会の動きと学生の就職活動の状況を鑑み、記述項目の見直しも併せて行うことで、学生の個性や強みをアピールできる内容に変更しました。
学生が、就職活動において、自信をもって自己表現できるように、サポート強化を図ります。
【関連リンク】
キャリアセンター
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