積み重ねた125年の歴史 グンゼ博物苑「蚕織錦絵特別展」開催

7月30日(金)から8月8日(日)まで 期間限定で開催

2021-07-20 11:00

グンゼ株式会社(本社:大阪市北区、社長:佐口 敏康)の創業の地、京都府綾部市にあるグンゼ博物苑では、期間限定で「蚕織錦絵特別展」を開催いたします。
今回は創立125周年を記念し、グンゼのあゆみを紹介する貴重な写真とともに、養蚕のあゆみがわかる錦絵を展示いたします。リニューアルした未来蔵にて、明治から大正へ受け継がれた歴史と芸術をお楽しみください。

(画像左)グンゼ博物苑未来蔵外観       (画像右)蚕織錦絵特別展ポスター

■グンゼ博物苑錦絵コレクションについて
浮世絵は、江戸時代から明治時代にかけて、当時の暮らしや風俗、流行をあらわすものとして数多く描かれ、なかでも多色刷りの木版画である「錦絵」は庶民の間で人気がありました。「蚕織錦絵」とは、蚕の誕生から絹織物が出来るまでを描いた錦絵の総称であり、グンゼ博物苑ではグンゼの祖業である蚕糸業にまつわる錦絵を230枚ほど所有しております。

■今回展示する作品の一部紹介
今回は、錦絵コレクションの中から、明治から大正へ受け継がれた歴史をキーワードに、厳選した10数点を展示いたします。
現在でも皇室で行われている御親蚕(皇后さまが自ら蚕を飼育)は、明治天皇の皇后さまである昭憲皇太后が明治4年に始められたのが最初であり、明治政府とともに皇室も積極的に蚕糸・絹業を推奨しました。そのため、皇室にまつわる多くの錦絵が描かれました。その様子を色鮮やかに描いた錦絵を展示いたします。

(画像左)歌川国利作「養蚕天覧之図」     (画像右)翠軒竹葉作「宮中養蚕之図」
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