【奥入瀬渓流ホテル】国立公園で50種類の苔を探し出す自由研究プログラム「奥入瀬コケ博士」を実施 ~本物の苔に触れながら、オリジナルの「コケ博士レポート」を作成~|提供期間:2023年7月20日~8月31日
奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」では、2023年7月20日~8月31日の期間、国立公園で50種類の苔を探し出す自由研究プログラム「奥入瀬コケ博士」を今年も実施します。苔の聖地である奥入瀬渓流で、ネイチャーガイドからその特徴や生態を学び、苔を知りつくし、オリジナルの「コケ博士レポート」に、観察した環境、手触り、自分の気づきを書き記すことで、夏休みの自由研究が完成します。
背景
十和田八幡平(とわだはちまんたい)国立公園内に位置する奥入瀬渓流は、国の特別名勝、天然記念物、国立公園の特別保護地区に指定されている、自然豊かな場所です。奥入瀬渓流は緩急の変化に富んだ流れや、数多くの滝があり、それらの水しぶきで湿潤な環境が保たれています。日本に生息している約1800種類の苔のうちの300種類以上が奥入瀬渓流に生息しており、2013年には「日本の貴重なコケの森」に選定されました。苔の聖地とも呼ばれている奥入瀬渓流で、本物の苔に触れながら、奥深いその生態や魅力を学んでほしいという想いで、2022年に当プログラムを考案しました。2023年は奥入瀬渓流で観察できる50種類の苔を探し出し、その違いや奥深さを学んで「奥入瀬コケ博士」を目指します。
プログラムの紹介
■ステップ1 苔に精通したネイチャーガイドから学ぶ
奥入瀬渓流の代表的な苔の特徴やその生態について、まず予習します。教えてくれるのは、奥入瀬渓流の苔に精通したネイチャーガイドです。苔は他の植物とは違い、土から栄養を吸い上げるための根がありません。そのため、栄養がほとんどない岩の上や樹の上など、他の植物が好まない環境に生息します。また種子をつくらず、小さい胞子や、自分のクローンである無性芽(むせいが)(*1)で繁殖するなど、ユニークな生態をしています。蛇のような模様をしている「ジャゴケ」や、花のような形をした「コツボゴケ」、ふさふさした手触りの「オオシッポゴケ」など、その特徴を事前に学ぶことで、苔探しがさらに楽しくなります。
*1 植物体の一部が本体から離れて、新しい個体になるように分化した体の部分。
ステップ2 奥入瀬渓流で50種類のコケを探し出す【NEW】
ネイチャーガイドから学んだあとは、奥入瀬渓流で50種類の苔を探し出します。一見同じように見えても、ルーペを使って観察すると、葉っぱの形や、色合いなどの細かいデザインの違いや、奥深さに気づけます。苔の生えている場所は、樹木の上や岩の上、水の中など、さまざまです。環境を変えると観察できる種類は大きく変化し、同じ場所で立ったりしゃがんだりするだけで、たくさんの苔を見つけられます。至る所で苔を観察できる奥入瀬渓流で、50種類の苔を探し出し、その特徴を深く知る「奥入瀬コケ博士」を目指します。
ステップ3 コケ博士レポートで自由研究が完成
観察を通して学んだことを、当プログラムオリジナルの「コケ博士レポート」にまとめます。コケ博士レポートは、その生態だけでなく、観察した環境、手触り、自分の気づきなどを書き留めることができる、当プログラムオリジナルのレポートです。学んだ特徴や手触りを自分の言葉で記すと、自由研究が完成します。奥入瀬渓流で見られる50種類の苔がリストになっているため、プログラムで観察したものを記録するだけでなく、家に帰ってからも苔を探し、そのときの気づきや学びを記録して、自分だけのコケ博士レポートを作ることができます。
「奥入瀬コケ博士」概要
期間 :2023年7月20日~8月31日
時間 :13:00~16:00
料金 :1名4,950円(税込)
含まれるもの:送迎、ネイチャーガイドによる案内、ルーペのレンタル、コケ博士レポート
定員 :4名まで
予約 :公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/)にて1週間前まで受付
対象 :小学4年生~6年生推奨
場所 :奥入瀬渓流中流域
備考 :天候により、アクティビティが中止になる場合があります。
星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
〒034-0301 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231/客室数 187室
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/oirasekeiryu/