日本が誇る優美な住まいの魅力を伝える「SO 上質な日本のすまい」を11月17日に新創刊!
新建新聞社(本社:長野県長野市・東京都千代田区)は、「和風住宅」「和MODERN」の精神を受け継いだ書籍「SO上質な日本のすまい」を新創刊します。
これからの上質な日本の住まいのあり方と実例を提案
長年、「和風住宅」「和MODERN」の発行を通して和の住まいについて提案してきた新建新聞社が、この2冊の精神を受け継ぎながら、これからの上質な日本の住まいのあり方と実例を提案することを目的に、「SO 上質な日本のすまい」を11月17日に新創刊します。
タイトルの「SO」は、英語では「とても」「さらに」の意で、「上質であること」と重ねています。また、「創」「想」といった漢字をあてることができ、上質な住まいと暮らしの創造に貢献したい、つくり手と住まい手の想いがつながる場にしたいというコンセプトを込めました。
上質な暮らしを望む人、長く受け継ぐ住まいを検討している人に向け、多くの人があこがれを抱くような美しい日本の住まいをセレクトしています。
平屋の巻頭事例は、建築家・横内敏人さん設計の「屋島の家」。3人の子どもを子育て中のご家族の住まいは、「くの字型」。敷地にも十分な広さがあり、できるだけ子どもたちとの距離を近くに保ちたいというご夫婦の思いから当初から平屋で計画をスタートしたそう。西側にパブリックゾーン、東側にプライベートゾーンを配置し、くの字の中央部分に本棚と子どもたちのスタディスペースを設けています。
平屋特集では、「現代における平屋の意味合い」をはじめ、これまでに手掛けた平屋を紹介する「横内流・平屋の実例」、横内さんが選ぶ「平屋の名住宅」など、横内敏人さんに全面的に解説していただきました。
建築家がつくる平屋では、堀部安嗣さん「避暑地の家」、伊礼智さん「彦根の平屋」、堤庸策さん「丹波の家」、鈴木宏幸さん「軽井沢の家」、岩瀬卓也さん「那珂の平屋」事例を掲載しています。
他にも、「住宅の庭を考える」や「土間という場所」、「名建築に学ぶ」、地域に根ざした工務店がつくる日本ならではの上質な住まいの事例をたくさん掲載しています。
■CONTENTS
巻頭特集 いま、なぜ平屋なのかを考える
屋島の家/横内敏人
建築家・横内敏人さんに聞く 現代における平屋の意味合い
横内流 平屋の実例
建築家の愛用品 西沢立衛
建築家がつくる平屋
大地とつながり、木の優しさに包まれる暮らし
堀部安嗣/避暑地の家
伊礼智/彦根の平屋
堤庸策/丹波の家
鈴木宏幸/軽井沢の家
岩瀬卓也/那珂の平屋
住宅の庭を考える 上町研究所 定方三将×荒木造園設計 槇村吉高
和のある暮らし 山形鋳物
地域に根ざした工務店の住宅
暮らしをより豊かにする住まい
[Modern]
Livearth リヴアース/大橋利紀建築設計室、扇建築工房、柴木材店、北村建築工房、サン工房、木の香前川建築、蓮見工務店、神奈川エコハウス、米田木材
[Traditional]
木又工務店、坂田木材、TAKATA建築、早建、桃山建設、大瀧建築
[Renovation]
木村工務店、まつけんのリフォーム(松代建設工業)、山路工務店/結設計室
[土間]という場所
名建築に学ぶ 佳水園 ウェスティン都ホテル京都
原設計:村野藤吾 耐震改修(客室監修):中村拓志+NAP建築設計事務所
特別コラム ある建築家との出会い:中村拓志
■書誌情報
書名:SO 上質な日本のすまい
判型: A4変形判 236 ページ
定価: 3300円(税込)
ISBN:978-4-86527-126-3 C2452
発行:新建新聞社
発行:2022年11月