ジャパン・リスキリング・イニシアチブのアドバイザリーに清水愛子氏が就任

AI分野のリスキリングで協働

一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ(代表理事:後藤宗明)では、2025年4月1日付けでマイクロソフト 政策渉外・法務本部AI National Skills Directorの清水愛子氏をアドバイザリーに迎えました。
ジャパン・リスキリング・イニシアチブでは、社会課題解決分野、人材育成分野、デジタル分野で活躍されている方々をアドバイザリーボードにお迎えし、政府・自治体向けの政策提言や企業向けのリスキリング導入支援を行なっています。
清水愛子氏は、マイクロソフトのAIスキリングの分野のリーダーとして活躍されています。今年に入って、清水氏のチームは、AI学習プラットフォーム「AI Skills Navigator」の日本語版を公開しました。マイクロソフトは、当プラットフォームを通じてAIスキルを学ぶための多様なコースを無償で提供しています。

経緯とコメント

設立当初より、デジタル化に伴う自動化による「技術的失業」から雇用を守り、成長産業への労働移動を実現する最大の解決策として「リスキリング」の普及に努めてきたジャパン・リスキリング・イニシアチブの姿勢に、清水氏から共感いただき、清水氏の専門分野であるAI分野のリスキリングについて、共に推進していただくことになりました。
アドバイザリー就任にあたって清水氏からは下記のコメントをいただいています。
「この度、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ様のアドバイザーに就任することとなり、大変光栄に思います。AI技術の進化において、AIを活用する重要性はますます高まっています。この機会を通じて、すべての人がAIエコノミーに参加するために必要なAIスキルを身に着けられるようにすることを目指します。特に、地方と都心のAIのスキリングの機会の格差を埋め、大企業や都心の方々に比べてAIに触れる機会が少ない地方の方々、自治体、中小企業にもAIのスキリングの機会を提供したいと考えています。また、AIに馴染みのない方から既にAIを活用されている方まで、幅広い層の方々にスキリングの機会を提供し、貢献していきたいと思っています。
一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ様が設立当初から掲げてきたリスキリングの普及に向けた取り組みに深く共感し、AI分野のリスキリングについて共に推進していけることを楽しみにしています。」

一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブの活動概要

1.日本におけるリスキリング(デジタル人材の育成)の啓発活動

2.海外におけるリスキリングの成功事例の紹介

3.リスキリングの普及及び導入支援のための会員組織の運営

4.リスキリングの導入責任者を育成するための各種認定資格の企画、運営及び実施 

5.リスキリングの導入及び実施方法についての情報提供及びコンサルティング

アップルシード・エージェンシーはジャパン・リスキリング・イニシアチブの広報活動をサポートしています。

清水愛子氏プロフィール

米シカゴ大学政治学部、コロンビア大学国際公共政策大学院、ペンシルベニア大学ロースクール卒業。アメリカ、日本、ドイツで国連、米シンクタンク、外資系企業を経て現職。
マイクロソフトでは政策渉外の経験をもとに、産学官のパートナーシップを強化し、都市部と地方、大企業と中小企業の間の格差を解消し、日本全国の多様な学習者にAIスキルを習得する機会を提供し、意識を高めることを目指す。

代表理事 後藤宗明プロフィール

1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士銀行(現みずほ銀行)を経て米国で起業。帰国後、米国のフィンテック企業の日本法人代表などを務めたのち、2021年、日本初のリスキリングに特化した非営利団体、一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブを設立、代表理事に就任。
現在、AIを利用してスキル可視化を含むリスキリング・プロセス支援を可能とするカナダ初のリスキリングプラットフォーム、SkyHive Technologiesの日本代表に就任。
「日本をリスキリング」するため、石川県加賀市「デジタルカレッジKAGA」理事、広島県「リスキリング推進検討協議会/分科会」委員、経済産業省「スキル標準化調査委員会」委員、リクルートワークス研究所 客員研究員を歴任。日本全国にリスキリングの成果をもたらすべく、政府、自治体向けの政策提言および企業向けのリスキリング導入支援を行う。
著作に『自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング』、『新しいスキルで自分の未来を創る リスキリング 【実践編】』(日本能率協会マネジメントセンター)、『中高年リスキリング』(朝日新聞出版)がある。

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