これからは外国人材と共生する企業が業績を伸ばす。人材マネジメントにおけるやさしい日本語の役割 ―東海大学准教授 万城目正雄ー

Webサイト「ダンラク」で継続して取り組んでいるテーマが「やさしい日本語」。 ダイバーシティ、多文化共生が叫ばれる現代社会で、やさしい日本語が果たす役割とは!?

2021-09-08 12:30

外国人とのコミュニケーションの架け橋として、今注目を集めているのが「やさしい日本語」。Webサイト「ダンラク」では、有識者へのインタビューを通じて、「やさしい日本語」の価値を発信しています。
今回は外国人材の受入れと対外経済政策に詳しい東海大学准教授の万城目正雄先生にお話を伺いました。外国人材受入れの現状と、めざすべき多文化共生社会に向けた取り組みについて前後編でお届けします。

【万城目正雄プロフィール】
東海大学教養学部人間環境学科社会環境課程准教授
国際研修協力機構勤務を経て、2016年4月より現職。専門は国際経済学。フィールドワークを中心に、外国人を送り出すアジア諸国の事情と日本の中小製造業、農業、地域社会の問題を調査研究。

【前編】日本は多文化共生のインフラを作り出せるか

【トピックス】
・諸外国の移民政策との比較でみる、日本の外国人材受入れの現状
・増加する漢字圏以外の在留外国人。筆談では通じない!?外国人とコミュニケーションを図るポイント
・時おりニュースでも話題になる技能実習生。その受入れの仕組みと実習生の素顔

【後編】多文化共生のインフラ投資が日本の未来をつくる!

【トピックス】
・「内なるグローバル化」とは?外国人材受入れによる、企業と外国人材の相乗効果
・職場でも生活でも、求められるのは日本語のコミュニケーション。やさしい日本語が果たす役割とは?
・めざす理想は、共に創る「共創社会」の実現

その他の注目記事

「やさしい日本語」を活用した情報保障の可能性 ― やさしい日本語ツーリズム研究会 吉開 章

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やさしい日本語の普及に尽力する、やさしい日本語ツーリズム研究会代表吉開章氏に話を伺いました。「やさしい日本語はiPS細胞に似ている」という独自の視点で、やさしい日本語の可能性について語っています。

医療の世界で「やさしい日本語」を。—やさしいコミュニケーション協会 黒田友子ー

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やさしい日本語アドバイザーとして自治体や医療機関でワークショップの講師などを務める黒田友子氏にお話を伺いました。命をあずかる医療現場で、やさしい日本語を使う意義と注意すべきポイントについて話を聞いています。

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