高知県の郷土料理「田舎寿司」を世界へ発信 「にっぽんの宝物グランプリ」で準グランプリ受賞
高知県の郷土料理「田舎寿司」が、2022年2月12日に開催された「にっぽんの宝物グランプリ」のヘルシー部門で準グランプリを受賞いたしました。
高知県の山間地帯に伝わる郷土料理「田舎寿司」は、酢飯に柚子酢を効かせ、りゅうきゅう(ハスイモ)、しいたけ、みょうがなどをネタにしたにぎり寿司や、たけのこ、こんにゃくなどの詰め寿司などの総称です。高知県内では、スーパーや道の駅、街路市などで販売しているほか、東京・銀座一丁目にる高知県アンテナショップ「まるごと高知」2階のレストラン「TOSA DININIG おきゃく」でも提供しています。
この「高知の味」を国内外に発信しようと、高知県香美市土佐山田町のスーパー「土佐山田ショッピングセンター」が、冷凍状態の田舎寿司を開発、商品化に成功しました。
開発には、良品計画のプロデュースなどでも知られる株式会社キッチンエヌの代表取締役・中村新氏の助言を受け、初めに冷凍寿司のレシピを作成。それを元に、冷凍しても素材の味や食感を壊さず、しゃりを食べたときにふわっとほぐれる空気感と、ゆずの香りが残る「田舎寿司」を作りました。
従来の「田舎寿司」からの「進化系」をうたい、具材にサツマイモのレモン煮や、パプリカなど従来にない味を加え、20種類以上のネタを使いちらし寿司も作りました。
こうして生まれた商品「山景色」「行楽」は、2月12日に開催された「にっぽんの宝物グランプリ」JAPANグランプリ(全国大会)で、ヘルシー部門の準グランプリを受賞しました。
「土佐山田ショッピングセンター」のオンラインショップで購入することができます。
https://tabegoro.shop/collections/tosashushi
※「にっぽんの宝物グランプリ」とは、全国の商品の発掘、国内外への紹介、販売支援を行う地域創生プロジェクト https://www.undiscovered.jp/