「屋外対応測域センサ(LiDAR) URM-40LC-EW発売」 -屋外用途に対応する高機能をコンパクトに実現-

独自のセンシング技術で、工場などの省力化(オートメーション)に貢献する産業用センサメーカの北陽電機株式会社(大阪市西区)は、屋外対応2次元測域センサ(LiDAR)URM-40LC-EWを3月から供給開始します。

製品写真
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屋外タイプとしては、コンパクトかつ高機能と今までのラインナップには無かった特徴を兼ね備えた2次元測域センサです。
測域センサは、ファクトリーオートメーションにおける安全用途(侵入検知等)やAGV・サービスロボットの障害物回避、環境認識用として広く活用頂いており、これまでは屋内用途が中心でしたが、今後は、屋外用途での利用拡大が期待されております。
北陽電機は、2005年に測域センサの1号機を発売して以来、10年以上にわたり20機種以上のラインナップを開発してきたノウハウを活かし、今回、屋外環境における厳しい条件にも対応可能な2次元測域センサ「URM-40LC-EW」を開発しました。

製品の特徴

1)コンパクト
屋外環境にも対応できる性能を持ちながら、手のひらサイズと非常に小型化(高さ:95mm、横幅:80mm、奥行:80mm)を実現しています。

2)長距離
走査角度270°半径40mの範囲での検出が可能です。
従来のUTMシリーズと比較すると検出性能は約1.8倍向上しております。

3)高機能
北陽電機の製品ではLNタイプ(エリア設定タイプ)とLXタイプ(データ出力タイプ)の2種類のタイプを準備しておりましたが、新製品「URM-40LC-EW」ではLNタイプとLXタイプ両方の機能を兼ね備えております。また、角度分解能は0.25°と0.125°を切換えて使用できます。

今後の見通し

今後、活用が期待される業界として、これまでのAGV、ロボット業界に加え、建設機械、農業機械、ドローン、インフラ業界等が挙げられます。
北陽電機では、屋外用途での測域センサ需要の拡大を見込み、2017年10月に3次元測域センサ「YVT-35LX」を発売しました。今回、2次元測域センサ「URM-40LC-EW」のリリースを皮切りに、今後、屋外用途に対応する測域センサのバリエーション展開を順次行っていく予定です。

会社概要

商号  : 北陽電機株式会社
代表者 : 代表取締役 尾崎 仁志
所在地 : 大阪市西区江戸堀1-9-6 肥後橋ユニオンビル
URL   : https://www.hokuyo-aut.co.jp/

製品URL

https://www.hokuyo-aut.co.jp/search/single.php?serial=189

用途例 農機障害物検知
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用途例 ロボット環境認識
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