会津若松市の神明通り商店街振興組合と株式会社SATORUが、 衰退した商店街活性化に向け9月1日付で業務委託契約を締結
會津商人館を中心とした、商店街の活性化を目指すプロジェクトが進行中!
会津を代表する商店街の一つ「神明通り商店街」の運営を担う神明通り商店街振興組合(代表理事:堂平 義忠)と、福島県磐梯町と昭和村に拠点を持つ株式会社SATORU(代表取締役:橋本 浩寿、以下:当社)は、商店街活性化に向けた業務委託契約を2024年9月1日(日)付で締結しました。
会津若松最大の商店街「神明通り商店街」とは?
長く連なるアーケードをシンボルとする神明通り商店街は、昭和20年に会津若松市に誕生。神明神社祭礼、十日市、会津まつりなどでは多くの市民が集い、街中のイベントの中心地として地域に愛されてきました。
一方で、時とともに閉店する店舗も増えたことにより、商店街としての機能は徐々に減衰し、閑散としつつあることも事実です。そんな中、補助事業により起業創業者育成や多機能交流スペースとして「會津商人館(あいづあきんどかん)」が整備されるなど、活性化に向けた対策を講じるも、コロナを機に入居者が撤退するなど厳しい状況が続いておりました。
地価の下落率で如実に現れた、会津若松の商業地衰退の現状。
神明通り商店街の衰退の現状は、シャッターが降ろされた店舗が増え、空きが目立ち、人通りが少なくなったという、目で見えるものだけではありません。
会津若松市の中心部、神明通りのある中町の地価は、2023年に-6.58%の下落率(参考資料: https://www.asahi.com/articles/ASR3Q7F9VR3GUGTB013.html )となり、全国の商業地の下落率でみてもワースト3位となってしまっていました。2024年においても、-3.52%と著しい下落率(参考資料: https://tochidai.info/fukushima/aizuwakamatsu/ )があり、その衰退の現状を如実に表しています。
参考資料:土地代データ( https://tochidai.info/fukushima/aizuwakamatsu/ )
神明通り商店街の周辺で閉鎖店舗が増えた上、大型スーパーの撤退なども重なり、衰退が加速しているのです。
地域でタッグを組み、共に商店街活性化から社会課題解決を目指す!
今回、神明通り商店街振興組合と業務委託契約を締結した当社は、デジタルマーケティング事業と、地域活性化事業「SHARE BASE Project(シェアベースプロジェクト)」を主軸とし、県内外で各地域の社会課題解決に取り組む福島県内の企業です。代表取締役の橋本 浩寿は福島県磐梯町出身で、会津若松市内での高校時代の多くの時間を神明通りで過ごした、かつての賑わいをよく知る人物です。
神明通り商店街の衰退に伴う街全体の景観の悪化やネガティブなイメージ、若者の会津離れ等に歯止めをかけ、ポジティブなイメージと新規参入による経済の活性化、会津若松の明るい未来に向けた対話の中で意気投合し、業務委託契約を締結するに至りました!
契約後の取り組みの一つとして、既に“創業者育成”と“多世代交流”を目的としてできたテナントビル、「會津商人館」を中心としたプロジェクトが各関係者と連携し進行中となっております!(※近日情報解禁予定)
二者の連携によって、今後の神明通り商店街の活性化に向けてより一層邁進してまいると共に、全国の同じような状況下にある商店街を活性化する、有益な先行事例となることを目指してまいります。