出演・氏田敦自身の『入院メモ』が原作 試演会を経て満を持しての上演 YOU-PROJECT『ぐるぐる-countless traces-』さくらの森編 上演決定!カンフェティにてチケット発売中
YOU-PROJECT第22回公演『ぐるぐる-countless traces-』さくらの森編 が2022年9月8日(日)~9月19日(月・祝)に枚方市立楠葉生涯学習市民センター・大集会室(大阪府枚方市)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/youkikaku22
公式ホームページ
http://you-project.com/
ぐるぐる、てくてく。
よりみち、まわりみちして、歩いてく。
入院と手術を機に声の不調に苦しみ、見えざる“死”と対峙する俳優が、今まで演じたキャラクターと共に闘い、無事に本番を迎えるまでを、チェーホフや聖書、また尾崎放哉、小林一茶の俳句などの引用と共に上演。
演じること、生きることの本質を、多様な発話によって表現する。
出演者・氏田敦自身が書いた入院メモが今作の原作。
本人が一人でそれを演じるという、フィクションだがドキュメンタリーの側面がある作品。
5月に戯曲の一部による試演会を経て、満を持しての上演となる。
【あらすじ】
“思いもよらないことがいつ誰にでも起きる”
劇団の稽古場のようなところで、俳優が一人座っている。開演時刻になったのか“前説”を始め、急にチェーホフ「ワーニャ伯父さん」のセレブリャコフを演じたり、かと思うと入院中の苦労話を観客相手につらつらと話し始める。彼は話しながら、演じながら歩き回る。ぐるぐる、ぐるぐる・・・と。
公演概要
YOU-PROJECT第22回公演『ぐるぐる-countless traces-』さくらの森編
公演日:2022年9月8日(日)~9月19日(月・祝)
会場:枚方市立楠葉生涯学習市民センター・大集会室(大阪府枚方市楠葉並木2丁目29-5)
■出演者
氏田敦(シダアツシ)
劇団冬芽舎〈休止中〉代表・俳優
京都市生。劇団京都小劇場を振り出しに活動開始。劇団カオスを経て冬芽舎へ 。劇団の中心俳優として京都を拠点に関西の舞台で活躍。一方で冬芽舎俳優教室(1 ~ 16期)指導。放送芸術学院・大阪アニメーションスクール専門学校の講師('95 ~'16)など後進の育成指導にも尽力。劇団活動休止後は独り他劇団への出演を続け現在に。
■スタッフ
作:クスキユウ (氏田敦『入院メモ』より)
演出:松浦友
舞台監督: 渡川知彦 / 照明: 廣瀬良二 / 音響: 木塚國人 / 舞台美術: A.Shida × T.M. / 衣装: Naomi M.
■タイムテーブル
2022年9月18日(日)15:30 開演
19日(月・祝)14:30開演
(開場は20分前、上演予定時間40分)
■チケット料金
一般 前売:2,000円 当日:2,500円
大学生 1500円、中高生 500円 小学生以下 無料(保護者同伴が必要)
劇団応援チケット 5000円※
※ 劇団応援チケットとは、一般料金との差額で劇団を支援するチケットです。
(全席自由・税込)
■団体概要
YOU-PROJECT
2000年設立。「そこに在る演劇」という信念のもと、演劇が、どこか遠い場所の無関係な営みではなく、日常と繋がることで、新たな視点を獲得する作品づくりを目指す。旗揚げ公演『ハーフ』は、座付作家クスキユウにより書き下ろされ、2006年に再演。2012年には小説化された(文芸社刊)。『ジュリエット-Juliet Capulet-』、『ワーニャ伯父さん!』など名作古典劇の再構成も手掛ける演出の松浦友は、2004、2005年と演出者協会主催若手演出家コンクール二次審査選出。2013年『橋の上の男』でギィフォワシイコンクールヤマキ賞受賞。2019年利賀演劇人コンクール第一次上演審査で、『温室の前』(岸田國士・作)が「作品の世界を最も的確に表現している」と評される。