MADE IN JAPANのアパレルブランドUNFOLK 元BALENCIAGA デザイナーを迎え 新コレクション「UNFOLK CLASSIC」をローンチ
伝統繊維産地の魅力を伝える新ライン 第一弾・国内外から高評価を受ける兵庫「播州織」
日本の物作りを大切に考え、全ての製品を国内で生産するアパレルブランドUNFOLK(アンフォーク)(所在地:東京都、代表:三木克海)は、2024AWシーズンより、日本の繊維産地に焦点を当てながら、年齢・性別・体型を問わないシームレスなプロダクトを追求する新しいコレクション『UNFOLK CLASSIC』をスタートいたします。
2024AW LOOKBOOK: https://unfolk-jpn.com/news/668b995a51c85c0b32def86b
UNFOLK CLASSIC立ち上げの背景
日本各地に存在する伝統的な繊維産地は、明治維新以降の日本の近代化を先導してきました。
しかし、技術力は世界で評価され続けているにも関わらず、1990年代以降、低価格化・人口減少・デジタル化など時代変化の波にさらされ、近年苦境に立たされています。
そういった現状を変えるべく『UNFOLK CLASSIC』では、私達が大切にしている「日本国内での物作り」をより掘り下げ、シーズン毎に日本各地に存在する繊維産地の方々と協力し、お客様に産地の魅力が伝わるような物作りと発信を行います。
初回となる2024AWシーズンは、兵庫県の地場産業「播州織」の生地を用いてパーカ・Tシャツ・パンツ・シャツジャケットの4型を製作いたしました。また、本コレクションは大島法子氏がデザインを手掛けます。
※大島法子氏の経歴、コメントは本記事下部をご覧下さいませ。
Banshu double gauze bias cut hoodie
19,800円 税込
Banshu double gauze bias cut tshirt
17,800円 税込
Banshu shuttle stripe shirt jacket
42,800円 税込
Banshu cotton linen relax pants
29,800円 税込
UNFOLK代表三木と大島法子氏との出会い
UNFOLK代表三木は元々繊維商社に勤めており、仕事の関係で大島氏と出会いました。三木が商社を辞め、自らのブランドUNFOLKをスタートしてからは最も信頼のおけるデザイナーとして度々アドバイスを受けていました。2人で行動を共にする中でさまざまな産地に足を運び、視点は異なりますが、日本の産地を発信したいという気持ちが一致し、今回UNFOLKの新ライン「UNFOLK CLASSIC」は大島氏がデザインを手掛ける運びとなりました。
UNFOLK CLASSIC 詳細
CONCEPT
「日本の繊維産地の魅力を伝える洋服」をコンセプトに、シーズン毎に日本各地に存在する産地の方々と協力し、物作りと発信を行います。
DESIGN
長い歴史を経て培われた確かな技術。それにより作り出された素材の力を活かし、性別・体型・年齢様々な要素を超えて色々な方々が着用できるシームレスな物作りを目指します。
販売情報
(1) 7月20日(土)~8月18日(日) 全国各地で開催するPOPUP STOREにて先行予約販売開始
(2) 9月末~10月頭 オンラインストアにて一般販売開始
2024AW POPUP STORE: https://unfolk-jpn.com/news/665fcf851886eb002b595873
播州織
播州織とは兵庫県西脇市を中心とした北播磨地域で生産されている織物のことを指します。
北播磨地域には加古川・杉原川・野間川の3つの川があり、染色に適した軟水が容易に手に入ったことがきっかけで、織物業が発展しました。
播州織の一番の特徴は、あらかじめ染め上げた糸で柄を織る「先染織物」という手法を用いることで、その独特の製法により、自然な風合い・豊かな色彩・素晴らしい肌触りの生地に仕上がります。
多くはシャツやブラウス、ストールなどのファッションアイテムに用いられ、その品質の高さは国内だけでなく海外からも高い評価を受けており、世界的ブランドの生地にも採用されています。
大半の播州織生地は、産地からメーカーやブランドに渡り、その後製品となるため播州織の名が表に出てくることは稀ですが、身の回りの衣類や雑貨にも縁の下の力持ち的な存在です。
以前、応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」プロジェクトのリターンとして播州織の工場見学を行いました。その際の様子は下記リンクよりご覧いただけます。
FACTORY TOUR 2024.03.24 NEWS: https://unfolk-jpn.com/news/660bd5985192010270a3ff90
大島法子/NORIKO OHSHIMA 経歴
1973 田中千代服装学園卒
1976 シルバー編物学園卒
1979 株式会社メルローズ入社「LA BREA」
1983 株式会社ルシアンプランニング入社「49AV JUNKO SHIMADA」
1983 JAL スチュワーデス新ユニフォーム・コンペティション優秀賞
1988 久保田一竹氏による「辻が花」クチュール・デザイン
1996 株式会社ダンロップスポーツウェア「BALENCIAGA」トータルデザイン
2000 韓国百貨店 ゴルフウェア「DUNLOP」トータルデザイン
大島法子 コメント
子供の頃から布や毛糸が好きでした
迷いもなく洋裁学校と編み物学校を経て、当時はDCブランドの全盛期
BIGIグループのMELROSEに入社し、LA BREAで勢いのあるファッションの楽しさを知りました
それなのにあっさり仕事を辞めて渡米カナダ、メキシコと1年間の気ままな旅へ
帰国後 49AV JUNKO SHIMADA ブランドのニットを任せてもらいPARIS COLLECTIONを経験
ほとんど徹夜続きのしごと、若さで乗り切った時代でした
在籍中、大御所の先生方が審査員のJALスチュワーデス(CA)制服デザインのコンペで最終優秀賞、この時ニット以外のトータルデザインの面白さに目覚めたことは一生の大きな出来事でした
そしてまたあっさり辞職し、返還前のカオスのHONG KONGへ
その時のご縁で幻の辻が花の染色家・久保田一竹先生とめぐり合う事ができ高円宮妃のローブ・デコルテのデザイン制作に携わり、先生の染めた布で1点ものを手がけました
この世に美しい物を産み出す芸術家のしごとに圧倒されました
その後BALENCIAGA GOLF WEARのしごとで当時ライセンス担当だった二コラ・ゲスキエールとの出会いがありました
ファッションの専門学校を経験していない新鮮な感性の20代の彼は私の中で今の三木君と重なります
今彼は“世界で最も影響力のある100人”に選ばれ、Louis Vuittonのクリエイティブ・ディレクターとして活躍しています
三木君が近い将来どんなしごとを成し遂げるのか楽しみでしかたありません
今私は韓国の百貨店展開のDUNLOPブランドのデザインを30年近く続けています
継続は力なりとつくづく思います
そして今回 UNFOLK CLASSIC は私の集大成
若い人達とのしごとはわくわくします
UNFOLKについて
unfold=物語が展開する folk=親しみのある
UNFOLKはこの2語から成る造語です。日常に馴染みつつ、大切な日にも使える。身に付けた人の「物語=日常」に寄り添える「親しみのある」洋服を提案します。
[MADE IN JAPAN]
UNFOLKは日本国内での生産に拘っています。職人さんの技術にスポットが当たることや製品が作られている背景や過程を明確にして、より納得のいく消費をしていただくことを大切にしたいと考えています。
UNFOLK公式オンラインストア : https://unfolk-jpn.com
UNFOLK公式Instagram : https://www.instagram.com/unfolk.jp/
デザイナー 三木克海 Instagram: https://www.instagram.com/unfolk__miki