学生約33,000人の安否確認メール訓練実施 災害時に学内情報ネットワーク「近大UNIPA」を活用して学生の安否を確認
近畿大学は、平成29年(2017年)4月11日(火)、学内情報ネットワーク「近大UNIPA(ユニパ)」を活用して、東大阪、奈良、和歌山、広島、福岡キャンパスに在籍する学生約33,000人(大阪狭山キャンパスを除く)に震災発生を知らせるメールを配信し、学生からの返信によって災害時の安否確認を行う訓練を実施しました。
【本件のポイント】
●東大阪、奈良、和歌山、広島、福岡キャンパスで同時刻に安否確認メール訓練を実施
●配信から4日間で対象学生のうち84.04%(28,353人)が回答
●不測の事態に備え、迅速に学生の安否を確認するシステムを構築
【本件の概要】
災害時の学生の安否確認は大学にとって非常に重要な任務ですが、本学のような大規模大学の場合、混乱時の安否確認は困難を極めます。本学では、有効な安否確認の方法を模索するなかで、平成27年(2015年)から学生全員に対して学内情報ネットワーク「近大UNIPA」を活用した、一斉メールによる安否確認訓練に取り組んでいます。第3回となる今年度は学生の災害への意識を高めるため、返信をシステム上で義務付けたため今回は回答率が84.04%となり、41.50%だった第2回を大きく上回りました。
今後も継続的に訓練を行うことで学生の意識を高め、有事の際に学生一人ひとりの安否を迅速に確認できるよう、取り組んでいきます。
■メール配信:平成29年(2017年)4月11日(火)12:30
■対 象:近畿大学各キャンパス(東大阪、奈良、和歌山、広島、福岡)に在籍する学部生、大学院生
33,739人(※大阪狭山キャンパスを除く)
■方 法:学内情報ネットワーク「近大UNIPA」を使って学生に震災発生を知らせるメールを一斉送信。
学生が現在の身体状況と所在地を項目から選び、返信。返信結果をリアルタイムに自動集計。