生徒発案によって特別講話が実現 農業から考える持続可能な未来

~2023年2月2日(木) 麗澤中学・高等学校にて~

麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井 讓)高校1年生は進路学習の一環として、ちば東葛農業協同組合入組の川島翔平(かわしましょうへい)氏による特別講話を実施します。また、地元柏市で農業を営まれている農家さんにもゲストでお越しいただき、トークセッション形式で講話を行います。

【実施の背景】

SDGsで掲げられている17の目標の課題解決に取り組むSDGs研究会では、農業支援の活動を行っています。具体的には、身近な問題として若者の農業への関心が薄れていることを問題視し、生徒たちで野菜を栽培したり、実際に農家さんにインタビューをして、農業の現状や課題を調査してきました。その取り組みの中で、社会的な関心は高まっているにもかかわらず、若者の関心や知識が少ないことを実感し、まず同世代の人たちが農業の現状や課題を知り、「自分ごと」として捉える必要がありました。そこで部活動の枠組みを超えて、学年の生徒全体に啓発するために、川島翔平氏に講話を依頼し、今回の高校1年生対象の特別講話が実現しました。

【講話のねらい】

実際に農業に携わっている方に「働きがい」や「農業の魅力」について講話をいただくことで、生徒の進路選択の参考になることを狙いとしています。

高校1年生の学年部長である秋元誠道(あきもとしんじ)教諭は「今回の特別講話は発案から企画、打ち合わせまで、生徒が自発的に取り組んできたものです。自ら社会に目を向け、課題を発見し、地域の方々と連携してより良い道を模索するというプロセスを通して、生きた学びをしてくれることを願っています。」とコメントしています。

【特別講演概要】

■日付:2月2日(木)
■時間:14:35~15:25
■場所:麗澤中学・高等学校
■対象:高校1年生
■講演テーマ:「農業から考える持続可能な未来」
■講師:川島翔平(かわしましょうへい)先生
【川島翔平氏のプロフィール】
1993年生まれ、千葉県出身。立正大学法学部卒。平成27年ちば東葛農業協同組合入組。農家さんと農業界の未来の為に何が出来るか、どうすれば良くなっていくかを常に考え行動。農業を通し地域のつながりを広めていく為に、農家、学校、行政、福祉を繋ぐ“農福連携”を展開。

【麗澤中学・高等学校について】

麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。

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