ご当地天然素材でSDGsな『竹の歯ブラシ』を2023年6月に提供 ファイン株式会社が特許技術で応援
歯ブラシを中心としたお口周りの商品に、エコロジーや遊び心を付加した商品を製造・販売するファイン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:清水 直子)は、50期を迎え、ご当地の竹材や木材を有効活用したオリジナル歯ブラシ製品の企画・製造を開始しました。その第一弾として、伊賀北部農業協同組合(JAいがほくぶ)と伊賀南部農業協同組合(JA伊賀南部)が合併して発足した「伊賀ふるさと農業協同組合(JAいがふるさと)」5周年の記念品として『竹の歯ブラシ』を2023年6月に提供しました。
JAいがふるさとは発足5周年にあたり、豊かな大地を守り、潤いある地域づくりに貢献するため、「未来へつなごう、豊かな大地とふれあいの力。」のメッセージを発信しました。
当社はかねて、JAいがふるさとの地元である三重県伊賀市の竹材を原料とする樹脂を用いて、ファイン名張工場と伊賀工場にて「ファイン株式会社製竹の歯ブラシ」を製造してきました。歯ブラシの柄には、ファインの独自技術により製造した竹材とポリ乳酸樹脂をブレンドした素材を使用。歯ブラシ使用後に焼却する際の燃焼カロリーが低く、CO2の排出量は一般の樹脂に比べて少ないという特徴があり、竹材という約2年で育つ植物素材を使用しているため、環境負荷を低減したサスティナブルな製品となります。一方、竹林は生育が早いため、高齢化や林業の従事者の減少から、山林の荒廃を招くなど周囲の生態系を壊してしまう「竹害」と呼ばれ、適切な管理と有効活用は地域の喫緊の課題になっています。
そうした「竹の歯ブラシ」が持つSDGsな特性と、地域づくりに貢献するJAいがふるさとの意向が合致。JAいがふるさとのご理解の下、竹林の拡大という地域課題を軽減すると同時に、サスティナブルなオンリーワンの記念品「伊賀の竹の歯ブラシ」を生み出すことができました。
当社の複合樹脂製造の特許技術は、竹材だけでなく、その他のひのきや杉、松などの木材、間伐材を素材とした歯ブラシを企画・製造することが可能です。今後も、地球環境と地域社会に貢献する企業として、その地元だけのお土産やノベルティ、ご当地商品、高級ホテルのスイートルームのアメニティなどとして、地元の天然素材を有効活用したSDGsなオリジナル歯ブラシやカトラリー、ゴルフグッズなどを企画・製造してまいります。
概要
◇竹の歯ブラシについて
歯ブラシの柄の部分は、三重県伊賀市の竹材とポリ乳酸樹脂をブレンドした素材でできており、使用後に焼却する際の燃焼カロリーが低く、CO2の排出量は一般の樹脂に比べて少なくなります。また、ポリ乳酸樹脂には竹1年で育つ植物素材を使用しているため、サスティナブルな歯ブラシです。竹は三重県伊賀市で育ったものを自社で管理しており、全て国内工場で丁寧につくられています。また、天然素材の特性上、柄の部分は分解が進んで強度が落ちるため、2年という業界初の品質保持期限を設けております。
◇記念品詳細
JAいがふるさと組合員へ配信 全2万セット
ブラシ部が超極細毛と、ひまし樹脂毛2本入り
(歯ブラシの好みは人によって違うため、2種類の毛材を採用)
(1)超極細毛:しなやかさと弾力性・耐久性に優れており、清掃効果が高い材質です。使い慣れた親しみやすい材質で、少し柔らかめの毛を使っています。歯間や歯周ポケットにも入りやすく、歯周病対策に適しています。さっぱりとした清潔感があります。
(2)ひまし樹脂毛:トウゴマの種子から採れるひまし由来の植物100%樹脂を使用しています。ヒマシ油は古くから化粧品や石鹸としても活用されてきました。石油系ナイロンと同等のしなやかな無色透明の毛で、使用感も変わらないのが特徴です。超極細毛よりも歯垢除去力にすぐれています。
●当社は、ご当地の天然素材を有効活用して、オリジナルな歯ブラシやグッズの企画・製造をご検討される自治体様、企業・団体様からのお問い合わせ、ご相談を受け付けております。ご連絡はホームページからお寄せください。
会社概要
社名 : ファイン株式会社
設立 : 1973年10月(創業1948年)
資本金 : 2,000万円
代表者 : 代表取締役社長 清水 直子
所在地 : 〒140-0013 東京都品川区南大井3-8-17 清水ビル2F
工場 : 伊賀工場(三重県伊賀市)
事業内容: “不便を便利に不安を安心に”をモットーに、
日用衛生用品(歯ブラシ・歯みがき剤)のほか、
医科・理化学器具類洗浄剤、
キシリトール入りグミキャンディなどを製造・販売。
1998年より介護用品(機能回復自助具)の開発・販売を手がけている。
URL : https://www.fine-revolution.co.jp/
当社では植物由来や生分解性素材を使用した歯ブラシの製造・販売を通して、持続可能な開発目標(SDGs)を積極的に取り組んでいます。
「プラスチック・スマート」キャンペーンロゴ
~ファイン株式会社は持続可能な開発目標(SDGs)を推進しています~