新小売事業ブランド「MeKEL(メケル)」誕生

冷凍食品とアジア等の地域の食品を取り扱う自社店舗を展開

 「久世福商店」、「St.Cousair(サンクゼール)」などの専門店を全国に約150店舗展開している、食品製造小売企業(食品SPA)の株式会社サンクゼール(本社:長野県飯綱町/代表取締役社長:久世良太)は、2023年3月28日(火)、「冷凍食品及び輸入食品を中心とした小売事業」として、新ブランド「MeKEL(メケル)」を開始することについて決定しました。事業開始時期は2023年8月~9月頃を予定しています。

発見の食倉庫「MeKEL」

 「MeKEL」は、冷凍食品とアジア等の地域の食品を中心とする自社店舗を展開する小売事業です。郊外型のアウトレットを中心に展開している「サンクゼール」、地方のショッピングモールを中心に展開している「久世福商店」と異なり、地方都市のロードサイドを中心に店舗展開を行います。既存ブランドの「サンクゼール」「久世福商店」は、中高価格帯でありながら、日常使いやギフト利用等幅広い用途にご利用いただいています。これに対し、「MeKEL」は既存ブランドよりも低い価格帯で、日常使いにフォーカスしたブランドです。増加傾向にある共働き世帯やシニア世帯のお客様を主なターゲットと想定しています。
 事業の主な特徴は3つ。1つ目は、調理が簡便かつおいしい冷凍食品。国内における冷凍食品の消費量は増加しています。仕事と家庭を両立するお客様の食の課題を解決できる品揃えを目指します。2つ目は、アジア等の地域の海外食品。近年、韓国、タイ、ベトナムなどアジア系の食に対する需要が高まっています。地方に住むお客様は、都心に比べて専門店等が少なく、本格的なこれらの料理を食べたいと思ったときにすぐにアクセスしにくい環境があります。「MeKEL」は海外現地の協力者を通じた直輸入や、私たちの強みである食のSPAのノウハウを活かした商品開発を行うことでお客様のニーズにお応えします。3つ目は、既存ブランドのサプライヤーネットワークを活かした商品調達。私たちは既存事業で築き上げた日本全国500社を超えるサプライヤーネットワークを有しており、これらを活かして魅力的な冷凍食品や加工食品を取り揃え、お客様のニーズにお応えします。
 ブランド名「MeKEL」の語源は、私たちが本社を構える長野県でも使われる言葉「めっける(意味:見つける)」です。創業者の久世良三(現・代表取締役会長)が、幼少期に久世良三の父が経営していた「久世商店」の食品工場内の麻袋が積まれていた倉庫の中で兄弟とかくれんぼをして遊んでいたというエピソードから、食品倉庫内で「見つける楽しさ」や「ワクワク感」を私たちが発信していくという想いを込めました。

コーポレートスローガン「愛と喜びのある食卓をいつまでも」を実現するために

 私たちの創業の原点は、創業者夫人が信州のペンションでお客様や家族のために手作りしたジャムです。これまで、ペンション時代の食卓の風景を全世界のご家庭で実現するために「愛と喜びのある食卓をいつまでも」のコーポレートスローガンを掲げて、食のSPAモデルを展開してきました。この度の新規事業は、忙しくてゆっくりと家族で食卓を囲む時間のない方や、私たち自身が拠点を置く長野のような地方都市においての食の課題にスポットを当てました。「MeKEL(メケル)」を通して、お客様の日常の食におけるお悩みを解決すると共に、地方においても本格的な食を発見できる喜びや、ワクワク感のある楽しいお買い物体験の提供により「愛と喜びのある食卓」を実現してまいります。

会社概要

会社名 :株式会社サンクゼール
本社  :長野県上水内郡飯綱町芋川1260
代表者 :代表取締役社長 久世 良太
創業  :1979年
設立  :1982年
事業内容:ジャム・ワイン、その他食品の製造販売、
     ワイナリー、レストラン、売店などの直営、
     及びフランチャイズ展開、
     オンラインマーケットプレイス「旅する久世福e商店」の運営
ホームページ URL       : https://www.stcousair.co.jp/company
オフィシャルオンラインショップ: https://kuzefuku.com
楽天市場店          : https://www.rakuten.co.jp/sc-rkt/


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