婚活現場が荒れている! コロナ禍での「オンライン婚活」が増えてからの異変 ~婚活関連の最新動向と結婚相談所を選ぶポイントを紹介~
年間約1,000件のカウンセリングとコンサルティングの実績を持つ結婚相談所マリーミー(株式会社エムエスピー、本社:東京都渋谷区、代表:植草 美幸)が、婚活関連の最新動向をご紹介いたします。
オンライン婚活が増えてからの異変
コロナ禍になり、オンライン婚活を始める人が増えました。それに伴い、気軽に繋がれて利点も多いマッチングアプリの使用がかなり増えていますが、一方でトラブルなども聞こえてきています。やはり「独身証明書」や「収入証明」の提出がないことで、既婚者だったり、プロフィールに嘘があったりということが一部あるようです。
実は、それを受けて結婚相談所業界にも異変が起きています。1つ目は、マッチングアプリの問題点を補えるため、「結婚相談所登録」をする個人事業主の方が増えてきたことです。ただそういった相談所は、基本的に会費を格安にして会員を集めるものの、本来の結婚相談所のようなきめ細かいサービスをしていません。ですが外からは違いがわからないので、そういうところで痛い目にあってしまったという方や、また当社の会員がお見合いをする際に相手方がそういった相談所で、トラブルになるケースなども出てきています。(連盟に加盟している相談所は、会員同士でお見合いが組めるルールになっています)
異変の2つ目は、マッチングアプリと格安の相談所を併用している利用者が増え始めていることです。
格安の結婚相談所やその利用者
例えば「入会金無料」や「月会費無料」という結婚相談所がありますが、無料にしていて力のあるスタッフが労力を割ける訳がありません。「担当の仲人がついています」と言っても、新卒の22歳が担当しているケースもありました。また、「週末起業」のような形で、土日だけ稼働しているような相談所や、スタッフを全部外注していて本部の実態がほどんどないような相談所もあります。当社の会員がそういった相談所の会員とお見合いをすることになり、日程を変更したかったのですが、平日何度電話しても連絡が取れず困り果てました。またお見合いの前後には、仲人同士で情報交換や相談をし、うまくいくようにサポートすることも重要ですが、そういったケアが出来ず破談になってしまったケースもあります。
格安の相談所の会員も、手厚い結婚相談所のサポートを受けたことがないため、違和感を感じていないことが多いようです。そして誰も注意しないので顔写真に修正をかけすぎる事例も出ていて、お見合い当日に「お相手と会えない」ということが多発しています。あまりに修正しすぎて、本人だとわからないのです。その時にお相手の相談所にすぐに電話し服装や特徴などをお聞きしたものの、「入会してから一度も会員と会っておらず、連絡もしていないためわからない」と言われ、唖然としたこともあります。
結婚相談所を選ぶ時のポイント
一方で、もちろんきちんとサポートしている結婚相談所や、ルールを守って活動している会員の方も多くいらっしゃいます。そこで、人生を委ねるようなことにもなる結婚相談所を、これから選ぶ時のポイントをお伝えします。
point1
まず一番ベストなのは、そこで結婚した友人知人から紹介してもらうことです。ただ、そういった人が近くにいないという場合には、オーナー(責任者)が顔を出しているところがいいと思います。それだけ自信と責任を持っているということだからです。責任者のブログや記事、セミナーがあれば必ずチェックしてみてください。知識やノウハウが蓄積されているかがわかると思います。
point2
できれば入会前の無料カウンセリングに行ってみてください。いくら実績がある相談所でも、合う合わないはあるので、実際カウンセリングを受けて自分の感覚で確認することがいいと思います。プロのコンサルタントとしてしっかり対話し、本当に望むものや、持っている価値観に寄り添った上で、どうすれば短期間で結婚に辿りつけるのかを一緒に考えてくれるような相談所を選んで頂きたいと思います。
◆結婚相談所マリーミー代表:植草 美幸(うえくさ・みゆき) 経歴
婚活アドバイザー、株式会社エムエスピー代表取締役。
2009年、結婚相談所マリーミーをスタートして以来、12年間にわたり年間約1,000組にアドバイスを行い、業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の成婚率(※)を誇る。著書も『なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ(青春出版社)』など多数。
(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。