北海道の神宮で10月8日「入れ歯の日」に“入れ歯供養祭”を開催 火葬できず処分に困る遺族、増える全国からの供養依頼
入れ歯治療に特化したコンフォート入れ歯クリニック(本社:北海道札幌市、理事長・院長:池田 昭)は、10月8日の入れ歯の日に、長年故人が使っていたり役目を終えた入れ歯に感謝し供養する「入れ歯供養祭」を2024年10月8日(火)北海道神宮頓宮にて開催いたします。
入れ歯に感謝、神宮頓宮で供養祭を開催
10月8日(火)は「入れ歯の日」。コンフォート入れ歯クリニックでは北海道神宮頓宮にて、全国でも珍しい「入れ歯供養祭」を執り行います。供養祭では長年故人が使っていたり役目を終えた入れ歯に感謝し、供物と一緒に祭壇に供え、参列するクリニック関係者が頭を下げ、神主が大幣(おおぬさ)を振って供養します。今年で6回目となります。
火葬できない入れ歯も故人の一部、供養を希望する遺族も多い
きっかけは親御さんを見送った遺族の方の何気ない言葉でした。葬儀の際、プラスチックの入れ歯は一緒に火葬できないことを初めて知り、火葬後の骨壺もいっぱいで入れることもできず、自宅に持ち帰ったそうです。しかし入れ歯は長年故人の生活を支えてくれた体の一部。ゴミとして処分もできず困っているとのことでした。自治体の中には入れ歯を棺に入れられないところも多く、他にも困っている人がいるのではないかと思いました。入れ歯も故人同様に供養できないかと地元神宮の神主に相談したところ、「常に身につけていたものには、人の気持ちがこもる」と供養を快諾。2019年より毎年執り行っています。
供養の依頼は、当院患者以外や道外からも少しずつ増えてきました。どこか供養してくれるところを探しており、「捨てることもできず箱に入れてずっと保管していたが、供養してくれるなら故人も喜ぶのではないか」「これでやっと主人を供養できる気がします」という声も。中には感謝や想いを綴った手紙や菓子折りを添えて送られてくることもあります。
生きる上で欠かせない歯、浄財は災害支援に
今年供養する予定の入れ歯は約20個です。供養を終えた入れ歯は換金後、浄財として毎年寄付しています。治療の際に回収した差し歯なども一緒に換金し、今年は10万円前後になる見込みです。
院長の声「日本には物にも魂が宿ると考え感謝し供養する文化がありますが、入れ歯も同様です。入れ歯は一度作ると10年以上使い続ける人も多く、中には20年以上の人もいます。歯は、その人の食だけではなく生活そのものを支えています。入れ歯に携わる者としてしっかり感謝を込めて供養しますので、処分に困っているご遺族の方はご相談ください」
換金後の浄財は、後日地元の災害支援団体への寄付を予定しています。
《入れ歯供養祭 概要》
日時 :2024年10月8日(火)11:30~12:30
開催場所:北海道神宮頓宮 社務所にて受付
所在地 :北海道札幌市中央区南2条東3丁目
《コンフォート入れ歯クリニック 概要》
理事長・院長: 池田 昭
診療内容 : 義歯製作と義歯に伴う治療全般
所在地 : 〒060-0062 北海道札幌市中央区南2西3-12-2 トミイビルNo.37 3F
電話番号 : 011-211-1000
診療時間 : 月~金、土は隔週 9:00-18:00(休診日:日曜・祝日)
供養受付 : 011-211-1000(受付時間:月~土 9:00-18:00)
URL : https://comfortdc.com/