世界No.1の後付け衝突防止補助装置「モービルアイ」とトランストロン社・通信型デジタコ「D1シリーズ」が連携高度な安全技術と運行支援サービスが統合され、管理作業の軽減にも貢献

■モービルアイとトランストロン社(富士通グループ)の最新ネットワーク型デジタルタコグラフが連携可能に
■追突事故削減率約9割※を誇るモービルアイと「DTS-D1A」「DTS-D1D」(D1シリーズ)」を連携利用することで、事故防止機能を飛躍的に強化
■異常な車間距離や追突警報など危険な運転が発生した瞬間に、管理者側が即座に把握できる
■D1シリーズの各種記録に警報履歴を付加することで、高度な安全性の実現と管理作業の大幅な軽減が図れる

ジャパン・トゥエンティワン株式会社(本社:愛知県豊橋市/代表取締役社長:加藤充、略称J21)がマスターディストリビューターとして販売しているモービルアイ社(本社:イスラエル)の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」が、ネットワーク型デジタル式運行記録計(以下デジタコ)を15万台販売し、業界のリーディングカンパニーである、トランストロン社の最新型デジタコ「DTS-D1A」「DTS-D1D」(D1シリーズ)と連携が可能となりました。

衝突防止補助システム「モービルアイ 570」 / ネットワーク型デジタルタコグラフ DTS-D1D(ドライブレコーダー搭載モデル)

既にD1シリーズ製品を導入済みの事業者に関しては、モービルアイを採用することで、各ドライバーの危険運転を見える化し管理者にリアルタイムで通知、追加費用を支払うことなく高次元の安全性と運行管理を実現できるようになりました。同様に、モービルアイを単独で運用されている事業者においては、D1シリーズ製品を導入することで、モービルアイ警報の見える化が実現できます。

モービルアイは、衝突被害軽減ブレーキ/自動運転車のコアテクノロジーとしても採用されている先端技術を、単眼カメラセンサーを搭載した後付けの衝突防止補助システムとして活用するもので、その精度は、後付量産製品としては世界で初めて自動車の国際標準化基準であるISO15623「前方車両衝突警報システム」に適合し、さらに国際安全基準のUN-ECE協定規則130号「車線逸脱警報装置」の認証試験もクリアしています。これにより自動車メーカーが製造ラインで搭載する同種の装置と同等の性能であることが証明されています。

トランストロン社製品との連携は、先モデルのC1シリーズとの連携に続くものです。D1シリーズは、LTE高速通信網(富士通専用回線)を利用したネットワーク型で、車両動態管理やデジタコ機能を用いた業務管理、さらにドライブレコーダー搭載モデルでは、記録された動画による運転支援機能も活用でき、運行状況の透明化や労働生産性の向上も期待できます。これら機能に加え、モービルアイとの連携により「追突警報」「車間警報」「車線逸脱警報」をリアルタイムで把握・記録することが可能となります。今までのGセンサーを使用したイベント記録では把握が難しかった車間の取り方や、過労・居眠りによるふらつきといった運転挙動を記録することで、ドライバーの運転状況が把握できます。

モービルアイを利用することで、直接的な警報による交通事故防止効果が期待でき、さらに警報が鳴らない運転を心がけることで、ヒヤリハット低減効果が見込めます。また、運行管理側もネットワークを通じて警報の発生状況を直接把握することができるので、警報発生後、即時にドライバーへ問いかけることも可能です。警報発生時点での動画を共有し、運行管理や安全運転意識の向上と具体的な事故防止策を作成することで、さらなる交通事故削減につなげる事ができます。

J21では、2011年の国内販売開始以来、モービルアイをトラック・バスなどの運輸・運送事業者、大口の社用車ユーザーを中心に約6万台を出荷しています。その高い信頼性と効果から、2017年より三菱ふそうトラック・バスの純正用品として導入され、今年度より日野自動車・UDトラックスの純正用品にも採用されました。全ての車がネットワークに繋がり、さまざまな情報をやりとりするコネクティッドカーの時代を見据え、モービルアイと各種連携機器を利用することで新たな価値を生み出し、「交通事故ゼロ」をめざす「モービルアイ・コネクト」をコンセプトに、商用車ユーザーの衝突事故の危険性を減らし、命のリスクを軽減するために、これからも注力してまいります。
※弊社調べ。モービルアイ装着1,656台による全11社の平均削減率。

【連携対象機器】
Mobileye 570
DTS-D1D(ドライブレコーダー搭載型デジタコ)/DTS-D1A(デジタコ)

衝突防止補助システム「モービルアイ 570」
ネットワーク型デジタルタコグラフ DTS-D1D(ドライブレコーダー搭載モデル)

管理者画面例(ITP-WebService V2)

管理者画面例(ITP-WebService V2)

モービルアイの警報はリアルタイムで報告され、管理者画面に統合されたメニューから各イベントとともに一覧で確認することができます。

軌跡表示/画像表示 画面例(ITP-WebService V2)

軌跡表示/画像表示 画面例(ITP-WebService V2)

車両ごとの軌跡表示により、モービルアイの警報種別と警報の地点、またドライブレコーダー搭載モデル(DTS-D1D)では、その際の動画を確認することができます。

モービルアイ・D1シリーズ連携
システム概念図

■トランストロン社について
株式会社トランストロンは、富士通株式会社と、いすゞ自動車株式会社の合弁会社として「輸送技術とエレクトロニクスの融合」による新技術の開発を目的に1990年に設立された企業です。2002年に富士通ブランドの商業車用車載ビジネスをトランストロンに一本化、現在はICT技術を生かしたネットワーク型車載ステーション「DTS-D1シリーズ」ならびに、クラウド型の車両運行支援システム「ITP-WebService V2」を販売、お客様の業務効率化、安全管理、エコドライブに貢献する製品を提供しています。
URL:http://www.transtron.com

■モービルアイ(Mobileye)社について
半導体最大手インテル傘下にて画像解析、機械学習、マッピングなどの技術を持ち、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術を提供するリーディングカンパニー。独自のチップセットとアルゴリズムによる同社特有のビジョンベースを基盤にしたシステムで、世界で卓越した存在。自動車メーカー向けの自動運転向け半導体と衝突防止補助半導体(OEM)および一般市場向けシステム製品(AM)が主な製品分野。衝突防止では、累積2,000万台を超える出荷実績を誇り、自動車メーカーに提供する技術を後付のアフターマーケット製品にも適用している。2014年にNYSEへ上場し、2017年3月にはインテル社による買収が発表された。
URL:https://www.mobileye.com/(英語)、http://www.imobile.bz/(日本語)

■ジャパン・トゥエンティワン株式会社について
ジャパン・トゥエンティワン株式会社は、1992年9月に創業し、”イノベーションを市場化する”を掲げ、イスラエルを中心に世界最先端のハイテク企業の技術や製品のビジネス開発を日本で展開。主な取り扱い製品には、自動車の後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」、モービルアイの警報情報から運転技量を測定、車両の運行情報を管理・分析するフリートマネジメントシステム「イトラン」、タブレットの本格的な盗難防止製品「コンピュロックス」、小学生からのプログラミング教育に対応した学習ゲーム「コードモンキー」などがある。
URL:https://www.japan21.co.jp/

■お問い合わせ先
ジャパン・トゥエンティワン株式会社
東京都港区高輪4-18-12
TEL:03-6721-6554 Email:info@imobile.bz Web:http://www.imobile.bz/

NC動画生成サービス
Copyright 2006- SOCIALWIRE CO.,LTD. All rights reserved.