柴田理恵ゲスト出演 尊厳死をめぐる「命」をテーマにした人情ドラマ 日穏-bion- 第15回公演『月虹の宿 (2022) 』8/25より富山公演開幕! カンフェティでチケット発売
日穏-bion-(主宰:岩瀬顕子)主催、日穏-bion- 第15回公演『月虹の宿 (2022) 』富山公演が8月25日 (木) ~2022年8月27日 (土) に富山県民小劇場ORBIS(富山県富山市桜町1-1-61マリエとやま7階)にて上演されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
【富山公演】
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=66167&
公式ホームページ
http://bion.jp/
“自分の最期を自分で決めちゃいけないの?”
柴田理恵さんをゲストに迎えてお届けする最新作は、古びた温泉街の
老舗旅館を舞台に繰り広げられる『命』をテーマにした人情ドラマ。
昨年コロナ禍で中止になった舞台のリベンジ公演!
◇テーマは「命」、笑いあり涙ありの物語
2020 年 7 月、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症した女性から依頼され薬物を投与して殺害したとして、嘱託殺人容疑で医師二人が逮捕されました。日穏-bion-主宰の岩瀬は、この事件について周りの人と議論を重ね、改めて「死」に対する考え方は千差万別である事に気づかされたと言います。
特に日本では死について語る事はタブー視される傾向にあるため、死に向き合うことなく、安楽死を安易に否定する人が少なくありません。その一方で、ある難病患者は死と向き合い、「死を意識する事が生きる糧になり希望になる」と語ります。人は必ず死を迎えます。「いかに生きるか」と同じくらい「いかに死ぬか」にも向き合いたいという岩瀬の想いがこの作品作りのきっかけでした。
「月虹の宿」は「命」をテーマに、バラエティ番組やドラマでもおなじみの柴田理恵さんをはじめ、 魅力的な役者陣が、難病患者とその家族の物語を描きます。岩瀬は「日本国内の自殺者数は年間2万人を超えており、そのうちの7人に1人は病気が原因で自らの命を絶っていると言われています。 自殺と安楽死の違いは何なのか?尊厳死とは?残される家族の思いは?このような疑問を投げかける事で、この作品を観終わった後、「死」について家族や友人と語り合い、「生きる」事の意義を再確認するきっかけになれば嬉しい」と語ります。
【ストーリー】
舞台は古びた温泉街に立つ老舗旅館。苦しい経営状況が続いており、亡き両親から跡を継いだ長男の亮太と、長女で助産師の加代子は頭を抱える日々。
ある日、長年海外で生活していた次女の真希が娘を連れてやって来る。久しぶりに兄弟が顔を合わせ楽しい団らんのはずが、真希の帰国理由を聞いて愕然とする加代子と亮太。果たして真希が帰ってきた理由とは…。
劇団紹介「日穏-bion-(びおん)」
2008 年旗揚げ、今年で 14 年目を迎える日穏-bion-(びおん)は、岩瀬顕子が企画・脚本・出演、たんじだいごが演出を担当するプロデュース劇団です。 戦争や差別、介護問題など社会問題を背景に、笑えて泣けて心が温まる作品を上演しています。
主なスタッフ・出演者プロフィール
主宰・脚本:岩瀬顕子(いわせ あきこ)
栃木県宇都宮市出身
とちぎ未来大使、東京栃木県人会副会長
宇都宮ブランド推進協議会委員
宇都宮女子高等学校卒業
バージニア州立ウィリアム&メアリー大学国際関係学部卒業
青年座付属研究所実習科卒業
2017 年、短編作品のコンペティション「劇王東京 III」で優勝。全国大会となる「神奈川かもめ短編演劇祭」にて「戯曲賞」と「俳優賞」をダブル受賞。日穏公演以外にも人気劇団に客演するなど舞台を中心に活動してきたが、近年は国内外の映画やドラマにも出演。
Netflix 映画「アースクエイクバード」(リドリー・スコット製作総指揮/ワッシュ・ウェストモアランド監督)では、アカデミー賞女優アリシア・ヴィキャンデルの友人役を演じ、「二宮金次郎」(五十嵐匠監督)では金次郎の母親役を好演。
2021 年に公開したハリウッド映画「MINAMATA」(アンドリュー・レビタス監督)にも出演し、ベルリン国際映画祭でジョニー・デップ、真田広之らと共にレッドカーペットを歩く。
2021 年 1 月に製作、脚本、主演した中編映画「月の海」(萩生田宏治監督)はルーマニアのブカレスト国際映画祭で最優秀作品賞(中編部門)を受賞。
脚本家としては日穏作品の他、テレビ朝日「警視庁捜査一課 9 係」、「特捜 9」、NHKBS プレミアムドラマ「お父さんと私のシベリア抑留」、劇団青年座公演「シェアの法則」等、幅広く手掛けている。
また、バイリンガルアナウンサー「藤本ケイ」としては長年 NHK の番組でニュースキャスターやレポーターを務めた他、APEC や G7 等の国際的イベントで司会を務めるなど、多方面で活動中。
演出:たんじ だいご
福島県福島市出身。成蹊大学法学部卒業。
役者としてテレビ、映画、舞台に出演する傍ら、演出家としても俳優の潜在能力を引き出す繊細かつユニークな手法には定評があり、外部公演の演出も多数手がけている。
演技指導者としては、NPS(NHKプロモーション・アクターズ・ゼミナール)講師を 2001 年まで務め、それ以降現在に至るまで、ハリウッド映画プロデューサー兼キャスティングディレクター・奈良橋陽子氏主宰の「UPSアカデミー」(オダギリジョー等を輩出)で講師を務めている。
柴田理恵(しばた りえ)
富山県婦負郡八尾町(現:富山県富山市)出身。
明治大学文学部演劇学科卒業。
大学卒業後、「劇団東京ヴォードヴィルショー」に入団。その後、佐藤正宏や久本雅美らとともに「WAHAHA本舗」を旗揚げ。 以降「WAHAHA本舗」の看板女優として舞台に立ち続け、映画やテレビドラマ、バラエティ番組などマルチに活躍。
映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』では高校教師役を演じ、ハリウッドデビューを果たす。 2014年、舞台『淑女のロマンス』での演技が評価され、第14回バッカーズ演劇奨励賞を受賞。
近年の出演作はドラマ「ぬけまいる〜女三人伊勢参り」(NHK)、「ひよっこ」(NHK)、舞台「芸人と兵隊」(トムプロジェクト)など多数。
内浦純一(うちうら じゅんいち)
富山県富山市出身
神戸学院大学法学部卒業
高校時代、テニスでインターハイ出場。大学卒業後、狭き門を突破して仲代達矢主宰の「無名塾」に入塾。
その後、映画、テレビ、舞台、ラジオパーソナリティー、連載執筆など多方面で活躍。地元富山での活動も、チューリップテレビ「柴田理恵認定!ゆるゆる富山遺産」、富山テレビ放送「富山いかが deSHOW 」、北日本新聞の連載コーナーなど多数。
近年の出演作はドラマ「相棒」(テレビ朝日)や「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日)など。本木克英監督最新作「大コメ騒動」にも出演。 現在放映中のセブンイレブンのCMでもおなじみ。
剣持直明(けんもち なおあき)
栃木県宇都宮市出身 東北福祉大学卒業 劇団手織座附属演技研究所 で演技を学び、その後「東京ファールチップ 」(現「劇団だるま座」)を旗揚げ。
現在「劇団だるま座」の主宰として、舞台出演および演出を担う他、専門学校などで演技講師として後進の指導にもあたっている。
数々の舞台に出演する傍ら、映像作品でも存在感のある演技を披露している。 近年の テレビ 出演作はドラマ「刑事7人」(テレビ朝日)、「刑事ゼロ」 テレビ朝日 、「大富豪同心」(NHKBSプレミアム)、「黒蜥蜴」(NHKBSプレミアム)、「麒麟がくる」(NHK)、「おかえりモネ」(NHK) など。
公演概要
【団体名】
日穏-bion-
【作品名】
第15回公演『月虹の宿 (2022) 』
【企画・ 脚本】岩瀬 顕子
【演出】たんじだいご
【出演】
柴田理恵
内浦純一
岩瀬顕子
剣持直明(劇団だるま座)
中島愛子(劇団張ち切れパンダ)
伊原農(劇団ハイリンド)
清水ひとみ(ワハハ本舗)
小林大輔
種村愛
たんじだいご
【日程 ・場所】
東京:2022年8月5日 (金) ~2022年8月14日 (日) シアター・アルファ東京
宇都宮:2022年8月19日 (金) ~2022年8月20日 (土) 栃木県総合文化センターサブホール
富山:2022年8月25日 (木) ~2022年8月27日 (土) 富山県民小劇場 ORBIS
【公式HP】
http://bion.jp/
【ツイッター】
@bion
【フェイスブック】
facebook.com/geki.bion