「セルフ透析」のプロデュースを行うalba lab株式会社代表・櫻堂 渉氏が登場!話題の本.com新着インタビュー公開

【著者インタビュー】

株式会社幻冬舎ウェブマ(本社:東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目9番7号、代表取締役:立本正樹)は、同社が運営する「話題の本.com」(https://wadainohon.com)にて2021年9月2日(木)、alba lab株式会社代表・櫻堂 渉氏のインタビュー記事を公開しました。

▼【著者インタビュー】趣味や仕事も諦めない 透析患者のための新たな選択「セルフ透析」の魅力

透析患者は多くの我慢を強いられています。1日4時間の透析を週に3回、年換算すると600時間以上。日々の生活が制限されるだけでなく、体調不良が常につきまとい、食事制限によって食の楽しみも奪われています。しかも、つらさに耐えたとしても生命予後は厳しいもの。透析開始からの命は60代男性で8年とも報告されています。

不安と不満を抱えながらも、多くの透析患者は「透析とはこういうもの」「仕方ない」と人生を諦めているのが現実です。

「これまでのやり方では確かに諦めざるを得ないことがたくさんあるかもしれません。しかし…」と『生命予後が劇的に改善するセルフ透析』の著書である櫻堂渉氏は語ります。患者自身が自分の体調と向き合い、透析の時間数や日数をコントロールできれば、QOL(生活の質)は飛躍的に向上すると断言するのです。

自著に込めた思い、そして「セルフ透析」の画期的な手法について語ってもらいました。

インタビュー記事 一部をご紹介

――医療経営コンサルタントでありながら、透析施設をプロデュースされた思いをお聞かせください。

私は医療従事者ではなく、医療コンサルタントです。本来はクリニックや病院の利益向上を図るのが仕事ですから、透析施設で言えば「いかに患者の回転数を上げるか」「無駄なく透析設備を使用するか」をテーマに経営指南を行うのが普通でしょう。

しかし、これまで出会った透析患者とのやりとりの中で「利益重視を続けていたら、透析患者の自立は叶わない。そして透析を続けても、健康結果の低下を招いてしまう」と確信しました。

コンサルタントして私が取り組むべきは、施設の利益より、まず患者のQOLを上げるために「HDP(Hemodialysis Product)=透析量の適正さ」を上げることでした。HDPとは1週間に行う透析の回数と透析時間を数値化したもので、「HDP=(1週間の透析回数)²×(1回の透析時間)」で算出します。この値が大きいほど、患者にとって望ましい透析、つまり「元気で長生き」「生活の質が上がる」透析と言えるのです。

一般的な透析施設では、保険適用が可能となる「週3回、1回4時間」の透析が実施されていますが、HDPの計算をすると「36」と算出されます。透析量の適正さで言えばHDPは「72」以上が望ましい。つまり、ほとんどの透析患者は適正な透析の半分の恩恵しか受容できていないのです。

この事実を知った私は医療機関や国の医療管轄機関などを回り、HDPをアップさせる透析の仕組みづくりが喫緊と訴えました。しかし、現状の経営システムを崩したくないとの思いからでしょう、大きな力が動くことはありませんでした。

こうなったら仕方ない。自分たちの力で施設をプロデュースするしかないと一念発起し、患者自身が自分で透析の時間や回数を選択できる透析施設の経営に着手したのです。


ーーーーーー以上記事一部抜粋ーーーーーー

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【著者インタビュー】趣味や仕事も諦めない 透析患者のための新たな選択「セルフ透析」の魅力

書籍情報

治療に縛られた生活から脱却し
長く健康に生きる
透析患者のための新たな選択

「透析をしているのに、いつも体調が優れない」
「食事や水分の制限がつらい」
「透析中はただベッドに寝ているしかなく、その長い時間が苦痛」
人工透析患者の多くは、こうした体調不良や生活上の不都合を
抱えながら施設に通い続けなくてはいけません。
透析時間をコントロールし、透析患者の体調を改善に導く「進化型透析」、
それが「セルフ透析」です。

透析患者の苦痛を取り除き、健康寿命を延ばすために、
透析医療分野を専門とする経営コンサルタントである著者が医療関係者と連携、
開発したのが、「セルフ透析」という新しい透析スタイルです。

透析患者が感じる不満や不都合の原因は主に、
医療機関主導で固定された透析時間とスケジュールにあります。
「セルフ透析」は、施設に設置された機械等を使い
患者自身が透析行為を行うというもので、
自分の体調や都合に合わせて透析プランを立て、実行できることが特長です。
時間の融通が利き、頻度もコントロールできるため、
自分に本当に必要な量の透析が可能となります。
充分な量の透析が実現すれば、透析直後の体調不良や、
水分や食事制限も緩和されることになるのです。

本書では、この「セルフ透析」の詳細や、
それをサポートする施設透析について詳しく紹介します。

自分で透析のタイミングや時間をコントロールすることで、
健康はもちろん、心と体の自由を取り戻す――。
透析患者が自分らしくアクティブに生きるための選択肢が広がる一冊です。

著者

■ 櫻堂 渉/サクラドウ ワタル

医療経営戦略、経営改善、ヘルスケア・マネジメントのエキスパート。
株式会社システム総合研究所(病院システム開発研究所)で事業統括部長を務め、
基幹病院の基本構想、システム設計、経営改善業務を手掛ける。
外資系企業において透析施設コンサルティング部門を設立。
2001年、医療経営戦略研究所を立ち上げる。
透析医療施設の戦略立案、建築デザイン、経営改善業務などを手掛ける。
2003年、透析施設専門サイトを開設(透析検索.com)。
2006年、病院マネジメントを請け負うalba lab株式会社を設立。
2008年、当時日本初となるオールチェア式の透析施設「田端駅前クリニック」を開設。
2015年、夜間透析を専門に行う「東京新橋透析クリニック」を開設。
2020年8月、日本初のセルフ透析施設「Self care Dialysis Center(SDC)」 を開設。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)経営学修士、
元日本大学大学院グローバルビジネス研究科医療戦略担当非常勤講師、日本薬科大学客員教授。

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