相鉄グループ社内でChatGPTの試行をスタート【相鉄ホールディングス】

相鉄ホールディングス㈱（本社・横浜市西区、社長・滝澤 秀之）は、業務効率化や価値創出を目的として、ChatGPTを活用した試行プロジェクトを、相鉄グループ社内でスタートしました。

現在、さまざまな業界において、企業や自治体を中心にChatGPTなどの生成AIを業務に導入し、顧客体験や生産性を向上させる取り組みが進んでいます。運輸業、流通業、不動産業、ホテル業、その他の分野で事業活動を展開する相鉄グループも、人手不足などの今後の社会動向を踏まえて業務効率化や生産性向上が求められるとともに、沿線にお住まいの皆さまに向けたより価値の高いサービスの提供、および相鉄グループのさらなる成長に向けた新たな事業創出が求められています。

相鉄グループ社内におけるChatGPTの利用イメージ

今回、相鉄ホールディングスは、Finatext(フィナテキスト)グループの㈱ナウキャスト（本社・東京都千代田区、代表取締役CEO・辻中 仁士）からの支援を受けて、業務効率化や価値創出に至るChatGPTのユースケースを探るため、相鉄グループ社内での試行に着手しました。具体的には、社員がChatGPTを安心かつ簡便に利用できるための、相鉄グループ向け専用環境や必要な機能を準備し、業務効率化につながる定型業務の特定と効果検証、新たな価値創出につながる支援ツールとして活用していく予定です。

今回の試行結果を踏まえ、ChatGPTが適用可能な業務範囲の拡大や機能の強化を行い、2024年度の実用化を目指していく予定です。

業務効率化や価値創出につながるChatGPTのユースケースの探索

相鉄グループ17社、約500人

議事録やメールの作成、社内文書の作成や検索、情報収集、アイデア創出、プログラム作成など

2023年12月～2024年3月（予定）

株式会社ナウキャスト

東京都千代田区九段北一丁目8番10号 住友不動産九段ビル 9階

代表取締役CEO 辻中 仁士

2015年2月

POSデータやクレジットカードの決済データ、求人広告データなどの「オルタナティブデータ」を多数扱い、生成AIを活用した事業者の業務支援に取り組んでいます。また、独自の経済指数を開発し、経済統計のリアルタイム化、企業の経営戦略の見える化を行い、国内外250社以上の金融機関、シンクタンク、政府、政府系金融機関、海外ヘッジファンド等の資産運用、経済調査業務を支援しています。