佐野登、野村萬斎、SAMらによるスペシャルトークも! 「能」というものを知って、体験してみませんか? 『未来につながる伝統 -能公演 -』開催決定!カンフェティにてチケット発売中

一般社団法人日本能楽謡隊協会『未来につながる伝統 -能公演 -』が2021年12月19日(日) に宝生能楽堂(東京都文京区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。

カンフェティにてチケット発売中
https://www.confetti-web.com/nobo2021

公式ホームページ
https://www.nohgaku.jp/

■ご挨拶
2016年より回を重ね、今回5回目の開催の運びとなります当公演は、その名の通り、未来につなげるための能公演です。まずは「能」というものを広く皆さんに知って、体験していただきたいということ。そして能に込められた先人たちの思いや知恵のメッセージを受け取っていただきたいということ。本公演でお客様の心に残る何かしらのお土産を、ぜひお持ち帰りください。私はそれを媒介するために自ら探求し、表現するさまざまな場を、活動を通じて常に創出し続けています。一つひとつの積み重ねによって未来につながる道ができると信じています。
そのために継承者でもある自分の一番重要な使命は、“歩みは止めない”ことだと思っています。物事はやめることやなくすことはとても簡単ですが、続けていくことは非常に困難を伴います。そして一度途絶えてしまうと、それを元に戻すことはできません。未来を決めるのは今を生きる私たち。よりよく生きるため、先人たちから遺されたものを手放す前に、一度でいいから知って考えていただきたいという願いが込められた公演です。
今年の演目は「安宅」です。歌舞伎では十八番の「勧進帳」という名前で上演され、その元となっているとても有名な作品です。平家討伐で功績をあげた源義経が、逆に兄・頼朝に警戒され、追われる身となり、奥州平泉へ武蔵坊弁慶を筆頭に主従一行逃げ延びるという内容。その途中、加賀の国の安宅の関所で繰り広げられる場面が演じられます。能では大曲とされ、出演人数も多く、とてもスリリングでドラマチックなこの作品は、見どころも満載ですが、テーマにある義経と弁慶の主従愛、義経の悲哀など、人の世の常を映し出し、観ている私たちに何かを語りかけています。能からのメッセージをぜひお受け取りください。
宝生流能楽師シテ方 佐野 登

■番組
・スペシャルトーク
出演:佐野登(宝生流能楽師シテ方)、野村萬斎(和泉流狂言師)、SAM(ダンサー/ダンスクリエーター)
司会:本田勝之助(内閣府クールジャパン地域プロデューサー)

(左から)佐野登、野村萬斎、SAM
(左から)佐野登、野村萬斎、SAM

・能「安宅」の世界(作品解説)
解説:佐野登、案内人:小山龍介(京都芸術大学非常勤講師)

・舞囃子「船弁慶」宝生和英
地謡:武田孝史 小倉健太郎 水上優 内藤飛能 今井基
笛:一噌幸弘 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原弘和

・狂言 「鍋八撥」
シテ[鍋売り]:野村万作 アド[鞨鼓売]:中村修一 小アド[目代]:石田幸雄 笛:一噌幸弘

・能  「安 宅」
シテ[武蔵坊弁慶]:佐野登 子方[源義経]:水上嘉
ツレ[同行山伏]:小倉伸二郎 和久荘太郎 當山淳司 辰巳大二郎 金森良充 川瀬隆士 田崎甫 辰巳和磨
ワキ[富樫某]:福王和幸
間[能力]:野村萬斎 [太刀持]:深田博治
地謡:三川淳雄 武田孝史 辰巳満次郎 大友順 小倉健太郎 内藤飛能 今井基
笛:一噌幸弘 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原弘和
後見:宝生和英 水上優

■ タイムテーブル
12月19日(日) 14:30 開場/15:30 開演
※終演予定19:30

■ チケット料金
◆全席指定
S席:10,000円
A席:8,000円
B席:7,000円
※学生券なし。

◆自由席
一般:5,000円
学生:3,000円
(すべて税込)

☆鑑賞前の能楽講座開催
「安宅」の鑑賞をもっと楽しく、おもしろくする事前の能楽講座を開催。チケット購入された方は無料で参加できます。
・日時:2021年11月20日(土)、12月12日(日) 11:00-12:30
・場所:芝らい荘舞台(文京区本郷1-5-7 宝生ハイツ202号)
・申込方法:メールでshihoukai202@gmail.comあてにお名前・連絡先を送信
先着順で各日15名まで
詳細は(一社)能楽謡隊協会ホームページをご覧ください。
https://www.nohgaku.jp/


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