近畿大学文芸学部教授 本村元造 退任記念展「ガラス造形の世界」 20年を越えるガラス造形活動の集大成として作品約40点を展示

展示作品「アッテカの眠り」(左)、「海乃幸硝子大皿」(右)
展示作品「アッテカの眠り」(左)、「海乃幸硝子大皿」(右)

近畿大学文芸学部(大阪府東大阪市)芸術学科造形芸術専攻教授 本村元造(ほんむらもとぞう、アーティスト名:ホンムラモトゾウ)が、令和5年度(2023年度)をもって定年退職するにあたり、令和5年(2023年)11月6日(月)から10日(金)の期間、近畿大学東大阪キャンパスにて、個展「ホンムラモトゾウ ガラス造形の世界」を開催します。主要作品約40点のほか、国際コンペティション参加時の原画・アイデア資料などを展示します。

【本件のポイント】
●33年間教員を務め、ガラス造形教育に勤しんだ文芸学部教授 本村元造が退任記念展を開催
●ガラス造形創作活動約20年の集大成として、主要作品や作品原画などを一挙に展示
●期間中は作家ホンムラモトゾウ本人が在廊し、制作背景や作品に込めたメッセージを伝える

【本件の内容】
近畿大学文芸学部教授 本村元造は、ガラス造形・モザイク造形を専門として平成3年(1991年)から33年間にわたって本学で教員を務めてきましたが、令和5年度(2023年度)をもって定年退職することとなりました。文芸学部創設期から本学の造形芸術教育に携わり、長年担当したガラス造形ゼミナールでは、ガラス素材の持つ美しさと可能性を紹介し、制作・加工技術だけでなく自由な発想と研究心の育成をモットーに学生の学びに寄り添い、多数のガラス造形作家を世に送り出してきました。平成30年(2018年)から令和4年(2022年)には文芸学部長を務め、令和元年度(2019年度)以降の卒業式では、学長賞受賞者(各学部で最も学業成績が優秀な学生)に、本村と学生が協力して制作したオリジナルトロフィーが贈られています。
本村の創作活動は油彩画にはじまり、その後ステンドグラス制作をきっかけに環境美術や公共・民間建築などの壁画、モニュメントなども手がけるようになり、モザイク作品やガラス造形の世界へと創作活動が広がりました。油彩画で習熟した絵画的な表現や色彩を、独学で研究を重ねたガラス造形に落とし込んだその独自性と、身近な事象や現代社会の問題に着想を得たメッセージ性のある作品は、人々を惹きつけ、国内外の数々のコンペティションで受賞を果たしました。
今回、退任記念展として開催する個展「ホンムラモトゾウ ガラス造形の世界」では、本格的にガラス造形制作を開始した平成12年(2000年)頃から現在までの主要作品を約40点展示します。国際コンペティション参加時の原画やアイデア資料、これまでの作品をまとめた資料など、ガラスアーティスト ホンムラモトゾウの約20年の集大成をご覧いただけます。

【展示予定作品】

展示予定作品
展示予定作品

【開催概要】
日時  :令和5年(2023年)11月6日(月)~10日(金)9:00~21:00
     ※ 8日(水)、10日(金)は18:00まで
     ※ 9日(木)は休廊
場所  :近畿大学東大阪キャンパス 2号館 実学ホール
     (大阪府東大阪市小若江3-4-1、
      近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約15分)
対象  :近畿大学生、教職員、一般の方(入場無料、事前申込不要)
お問合せ:近畿大学文芸学部学生センター
     TEL(06)4307-3061 E-mail:bun-kym@itp.kindai.ac.jp

【プロフィール】
本村元造(アーティスト名:ホンムラモトゾウ)
近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻 教授
学位   :芸術学修士
専門分野 :ガラス造形
研究テーマ:ガラス造形制作、アートワーク

受賞歴:
平成26年(2014年)新竹市法務院パブリックアートコンペ(台湾)優勝
平成27年(2015年)’15日本のガラス展 協会賞
平成30年(2018年)桃園地方裁判所パブリックアートコンペ(台湾)準優勝
令和2年(2020年)新北市宝高インテリジェントパーク・パブリックアートコンペ(台湾)準優勝
令和3年(2021年)LG中和駅パブリックアートコンペ(台湾)準優勝

【関連リンク】
文芸学部 芸術学科 造形芸術専攻 教授 本村元造(ホンムラモトゾウ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/1105-honmura-motozou.html

文芸学部
https://www.kindai.ac.jp/lit-art-cul/


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