多言語音声認識・音声合成「Ruby Box2」の対応OSを拡充
多様な環境での利用がより便利に
株式会社日立ソリューションズ・テクノロジー(本社:東京都立川市、取締役社長:平間 顕一、以下、日立ソリューションズ・テクノロジー)は、多言語音声認識・音声合成「Ruby Box2」の対応OSにMicrosoft Windows 10、11を加え、2024年6月14日より販売開始します。
近年、労働力不足や作業負担の軽減が求められる中、自動化とデジタルトランスフォーメーション(DX)が急速に進展しています。音声認識・合成技術は自動応答システムをはじめ、電話応対業務や会議の文字起こし、製造現場や建築現場などの両手がふさがった状態や、グローブを着けた作業での入出力インターフェースとして導入が進んでおり、現場作業における作業効率の向上や作業負担の軽減を支援する重要な役割を果たしています。
一方、サーバー環境やクラウド音声認識サービスの利用ではインターネット通信環境の必要性やリアルタイム性の欠如などの課題も抱えていました。
「Ruby Box2」は、Windowsエッジ端末にスタンドアロン型で搭載可能な高性能な多言語音声認識・音声合成ソフトウェアです。今回、対応OSにMicrosoft Windowsを加えたことにより、お客さまの環境に合わせた柔軟な製品選択が可能になりました。
特長
・エッジ端末でのスタンドアロン利用:
通信ができない環境でも利用可能です。通信を介さないため、高速でリアルタイムな音声処理が可能となります。
・高性能な音声認識と合成:
多言語に対応した音声認識・合成機能を標準搭載しています。ノイズに強い音声認識により、情報を正しく保存し、人間らしい自然なイントネーションの音声合成により、入力内容の確認や作業ガイドが聞き取りやすく、作業効率の向上と作業負担の軽減を実現します。
・多言語対応:
「Ruby Box2」は、日本語と英語に対応していますが、拡張可能な設計により、さらに多言語(音声認識:42言語、音声合成:65言語)に対応できます。
日立ソリューションズ・テクノロジーは、長年培った音声技術とAI技術を融合し、業務効率向上を支援することで、お客さまの業務改善とDX推進に貢献してまいります。
製品紹介ページ
・多言語音声認識・音声合成「Ruby Box2」
https://www.hitachi-solutions-tech.co.jp/iot/solution/voice/Ruby_Box/index.html
商標注記
・Windowsは、米国およびその他の国におけるMicrosoft Corporationの登録商標または商標です。
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