お手・おかわりは必要なしつけなのか?

【お手】【おかわり】を愛犬に覚えさせている家庭は多いのではないでしょうか?お手、おかわりは他のしつけと比べると比較的覚えさせやすい部類のしつけとなります!今回は、お手、おかわりのトレーニング方法についてご紹介いたします。是非参考にしてください!

結論から申し上げますと、お手・おかわりは必要ありません。出来なくても困らないからです。

「うちの子、お手・おかわりが出来なくて…」と悩んでいる方は、気にしなくても大丈夫です!飼い主さんが強く覚えさせたいと思うのであればトレーニングを始める必要がありますが、出来なくても良んじゃないの?と思う方はできないままでも問題ありません^^
でもなぜ必要のないしつけを「当たり前」のように教える習慣になったのでしょうか?それは、一種の芸として覚えさせ、飼い主さんと愛犬のコミュニケーションを取る目的でもあるからです。また、しつけは楽しいと覚えさせるためでもあります。

お手が右手おかわりが左手

お手、おかわりは、基本的には愛犬と向き合って右手がお手、左手がおかわりと覚えておきましょう。しかし、決まりは無いため反対でも問題ありませんが覚えさせるなら、どちらがお手かおかわりかをしっかり認識させなければいけません。

お手・おかわりのしつけ方

お手・おかわりのしつけ方法にはいろいろありますが、一番シンプルな教え方をご紹介いたします!

①:犬をお座りさせた状態にして、“お手”と言いながら飼い主さんの手のひらに右手を乗せます。
②:手のひらに乗せたらご褒美を与えます。
③:ご褒美を与えたらすぐに手を下ろしてあげます。
④:①~③を繰り返し行いましょう!ご褒美にはおやつが効果的ですが、カロリーなどが気になる場合は、ドックフードをご褒美にする事をおすすめします!
⑤:お手と言いながら飼い主さんは手のひらを愛犬の前に出して少しだけ待ってみましょう。
お手と言って愛犬が自分で手を出す様になればしつけ完了です^^お手が出来たら次はおかわりを同じ要領で教えてあげましょう!

しつけの注意点

お手・おかわりのしつけにはいくつか注意点がありますのでチェックしておきましょう!

トレーニング時間は5~10分

わんちゃんの集中力は短く、5分~10分が限界と言われています。飽きてしまっているのに無理にトレーニングをさせてしまうと、トレーニングの時間が嫌いになってしまい今後のしつけに影響が出てしまうため、大体5分を目安にトレーニングを行いましょう!

トレーニング中に叱るのはNG

トレーニング中にできないからと叱ってしまうのはNGです。トレーニング時間が嫌いになってしまうと、他のトレーニングでも支障が出てしまいます。できなかったときは静かにもう一度挑戦して、出来たときには褒めてあげましょう!

無理矢理手を引っ張るのはNG

しつけの手順①の段階で、手を飼い主さんの上に乗せてくれないからと、無理矢理引っ張って手のひらに乗せる事はNGです。触らせてくれない場合は愛犬がリラックスしているタイミングを見計らって行いましょう。

コマンドは統一する

お手・おかわり、いい子などコマンドは家族みんなで統一しないと、わんちゃんも混乱してしまいます。これに限らず、お座りやダメなど指示する言葉は短くて覚えやすい言葉で統一させておきましょう。

まとめ

お手・おかわりのしつけ方法についていかがでしたか?
お手・おかわりは、出来ないからと生活に支障が出るわけではありませんが、コミュニケーションやこれから行うしつけの予行演習、爪切りをやりやすくするためなど、教えて損するわけではありません。
大切なのは、一度教えると決めたら根気強く覚えるまで愛犬と頑張る事です!愛犬も飼い主さんも楽しいトレーニングの時間になる事が大切です^^

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