バス型の自動運転車両を使った実証実験を実施!
広島県福山市では、来るべき自動運転社会を見据え、高齢者の移動手段の確保や公共交通の維持に向けた、バス型の自動運転車両を用いた実証実験を実施します。
実証実験では、中国・四国地方初の取組となる、遠隔監視による運転席無人の自動運転も行います!
概要
実施日
2022年(令和4年)3月22日(火)~24日(木)
内容
(1)市内中心部における運転席有人での自動運転(レベル3相当)
エフピコアリーナふくやま(福山市総合体育館)を出発後、駅前大通を北上し、福山駅前バスロータリー(9番乗り場)での乗降車のデモを実施後、ロータリーで折り返してエフピコアリーナふくやまに戻ります。(往復約5.4kmの区間を走行)
(2)遠隔監視による運転席無人での自動運転(レベル4相当)
みらい創造ゾーン内のフェンスで囲まれた閉鎖空間(一周約0.7km)で、遠隔監視による運転席無人の自動運転を実施します。
バス型車両では、中国・四国地方初の取組となります。
実施主体
福山市(日本モビリティ株式会社に委託して実施)
使用車両及び遠隔監視システム
福山市について
福山市(市長:枝広 直幹)は、瀬戸内海沿岸のほぼ中央、広島県の東南部に位置し、高速道路網のアクセスが良く新幹線「のぞみ」も停まる、人口約47万人の拠点都市です。
福山市には四季折々の美しさを見せる自然、温暖な気候、海・山・川から得られる恵みがあります。100万本のばらが咲き誇る「ばらのまち」としても知られ、潮待ちの港として栄え日本遺産に認定された景勝地「鞆の浦」や、JR福山駅の新幹線ホームから見え、2022年には築城400年を迎える「福山城」、2つの国宝をもつ寺院「明王院」などの名所があります。
産業としては、鉄鋼業や繊維産業など多様な製造業が集積し、ものづくりのまちとして発展してきました。デニム生地は、世界のハイブランドにも活用されるなど高い品質が評価されています。