「2020年度ERABシステムに係る演習⽤環境の構築業務」を落札し、演習用環境を開発しました

この度、株式会社メディオテック(本社:東京都新宿区/代表取締役松本秀守/以下「当社」)は、独立行政法人情報処理推進機構(東京都文京区/以下「IPA」)が行う「2020年度ERABシステムに係る演習用環境の構築業務」(一般競争入札)に落札し、演習⽤環境を開発しました。

本業務は、ERABシステムに求められるサイバーセキュリティ対策の必要性及び仕組みの理解を深めることを目的としたトレーニングプログラムに活用する演習用環境の構築であり、当社が開発・販売するHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)「ミルエコmini」を使用しました。

独⽴⾏政法⼈情報処理推進機構(IPA)とは

IPAは経済産業省の政策実施機関として2004年に発足した独立行政法人です。データとデジタル技術を活用して経済発展と社会的課題の解決を両立させる「Society 5.0」を実現すべく、「最新のICT動向調査・分析・基盤構築」「情報セキュリティ対策」「IT 人材育成」を軸に、さまざまな事業に取り組んでいます。

本件業務の概要

「ERABサイバーセキュリティガイドラインver2.0」に基づいてIPAが行う、「ERABシステムに関するサイバーセキュリティ・レジリエンス・トレーニングプログラム」において、当社が開発・販売を行っているHEMS「ミルエコmini」を用いて、構築した演習⽤環境が活用されました。

本件業務の⽬的

本業務では、ERABシステムに求められるサイバーセキュリティ対策の必要性及び仕組みの理解を深めることを支援する演習用環境の構築を⽬的としております。

本件業務の成果

構築したERABシステムの演習⽤環境を提供しております。この環境ではECHONETLite(*1)に対応している弊社のHEMS「ミルエコmini」を用いて、蓄電池、エアコン、照明などのECHONETLite対応電機機器の、制御試験や実証を行うことが可能です。本環境は、今後も「ERABシステムに関するサイバーセキュリティトレーニング」に活用される予定です。

(*1) ECHONETLite … 白物家電や家庭内で用いられるセンサー、設備・機器をIoT化し制御を行うための通信規格


弊社では今後も「仮想発電所(VPP)」の構築を見据え、このような業務・試験などを通じて、新たな電力網構築に有用なノウハウを蓄積し活用して参ります。

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