【新刊】キャリア戦略に新たな視点を授ける~森数美保さん『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 〜やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法〜』発売
キャリアに「違和感」「モヤモヤ」「ストレス」を感じるすべての方に実践的なアドバイスを提示
キャリアと組織戦略の専門家、森数美保さん初の著書『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略 〜やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法〜』が2025年4月25日に日本能率協会マネジメントセンターより発売されます。
自身も「やりたいことが見つからない」悩みを抱えていた“Willなし人間™”であり、ライフステージの変化にも苦しんだ経験を持つ著者の森数さんが、転職エージェントや人事組織コンサルタントとして、同じ悩みを持つ多くの求職者や企業と向き合い、試行錯誤してきた新しい視点のキャリアデザインを提唱。
「やりたいこと」や「強み」が明確ではないビジネスパーソンや、結婚・出産・子育て・介護などのライフイベントによってキャリアに悩む人に向けたアドバイスが盛り込まれた実践的な内容となっています。
キャリア戦略に悩むビジネスパーソンや、これから就職する学生の方、キャリアに悩むすべての人が活かせる本です。

「やりたいことがない」ことは決してマイナスではない~不確実な「未来」ではなく誰にでもある「過去」からアプローチをする新しいキャリア戦略を提案
本書では
・長期的な目標やキャリアビジョンが持てず、将来が漠然としている
・色々なことをやってきたけど、これといった専門性がない
・自分の強みがよくわからず、アピールポイントに迷う
・転職したい気持ちはあるが、やりたいことがわからず動けない
・これからのキャリアをどう築くべきか、不安を感じる
こうした悩みやキャリア形成に不安のある方を中心に、著者がこれまで多くの方々のキャリア支援に携わる中で見出してきた、実践的なアプローチ「やりたいことから始めない」キャリア戦略フレームワークを提案しています。
従来のキャリアアプローチに見られる「やりたいことを見つけよう」といういわゆる「Will」を見つけるアプローチではなく、「過去の経験」を重視するフレームワークです。
なりたい「未来」の自分ではなく、これまでの経験、職歴などの「過去」から始めて「選べる自分になる方法」を詳しく解説しています。
本書のステップに沿って進めることで、主体的に選択できる力を身につけることができます。「過去」の自分を分析することで、自分の強みや価値観を知り、キャリアの可能性を最大化する具体的な方法が提示されています。


ファミリーキャリア-夫婦で“キャリアを話す”という新しい選択肢を提案
ファミリーキャリアは「家族をひとつのチームと捉え、人生と仕事を共に選び取っていく考え方」。本書では「第6章:ライフステージ変化への対応」の中で触れられています。

4月13日(土)に名古屋で森数美保さん主催「ファミリーキャリア戦略ワークショップセミナー」が開催されました。第一子の出産を控えているご夫婦や、夫の転勤に帯同して名古屋に住んでいる女性など、さまざまな背景の参加者が、森数さんの解説を聞きながら、お互いのキャリア戦略について意見を交わし合うワークショップを行いました。
夫婦でキャリアを話すことがファミリーキャリアではなく、"個人単位だけではなく、家族単位でキャリアを考える” という新しい視点でつくった場として、NHK名古屋・名古屋テレビ・東海テレビ・中日新聞の4社が取材に入り、報道されました。
(NHK名古屋)
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20250413/3000040777.html
(名古屋テレビ)
https://www.nagoyatv.com/news/?id=029659

目次と各章の解説
はじめに:やりたいことが見つからなくても大丈夫
第1章:やりたいことがない人が抱えるキャリアデザインの憂鬱
やりたいことが見つからない4つのタイプとその強みを理解し、その特徴を活かしたキャリアの築き方を学びます。「何者でもない自分」という状態から、新しい可能性を見出すヒントが得られます。
第2章:不確実な未来に頼らないキャリア戦略の考え方
キャリアの価値は何で決まるのか、経験と能力の違いは何か、そして過去の経験を分解して活用する「ピース化とラベリング」の手法を学びます。自分の強みを見つけ、キャリア戦略のベースを構築する方法を習得することができます。
第3章:「取り柄がない?」ゼネラリストのキャリア戦略
「取り柄がない」と感じている方に向けて、ゼネラリストならではの強みと可能性を解説します。
「広く浅く」という状態を強みに変え、職種の概念に縛られないキャリア戦略の立て方を学びます。
第4章:やりたいことが見つからないときのキャリアデザイン
やりたいことが見つからない時でも、自分の価値観や大切にしていることから「ありたい姿」を見出す方法を学びます。過去の経験から自分の本質的な価値観を見つけ、それを未来のキャリアにつなげる具体的な手法を解説します。
第5章:キャリア選択の基準を築く
キャリアテーマの決め方から、具体的な判断軸の設定方法まで、実践的なキャリア選択基準の作り方を学びます。会社の成長フェーズと自分の特性の関係性や、「こんなはずじゃなかった」を防ぐための情報収集方法など、実践的な知識が得られます。
第6章:ライフステージ変化への対応
結婚、出産、育児などのライフイベントに伴うキャリアの変化にどう対応するか。時短勤務の選択や「残像問題」への対処法、ファミリーキャリアの考え方など、ライフステージの変化に応じたキャリア戦略を学びます。
第7章:過去から未来をつくるための行動
勝てる職務経歴書の作り方から、転職しない選択を含めた柔軟なキャリア戦略まで、具体的なアクションプランを提案します。自分の経験を効果的に活用し、未来の可能性を広げるための実践的な方法を学びます。
おわりに:選べる自分、選ばれる自分であることの意味
本書がおすすめの方
•やりたいことが見つからず、キャリアに悩んでいる方
•ゼネラリストで専門性がないと悩んでいる方
•目標設定に違和感を覚える方
•内向的な性格で、自己アピールが苦手な方
•ライフステージの変化でキャリアの見直しを考えている方
•転職や異動を考えているが、選択に自信が持てない方
書籍予約販売からAmazonカテゴリー1位を獲得
本書は3月14日にAmazonで予約開始して以来、「転職よみもの」カテゴリーランキング1位を獲得、大きな反響を得ています。
「X」では予約販売した方から下記のようなコメントが寄せられました。
「やりたいこと」からキャリア戦略を立てるというのが一般的ですが、それなら「やりたいことがない」場合はどうするのか。「やりたいことが見つかった時のために "キャリア可能性を最大化する戦略"」、とっても気になります。
約25年、社会人として仕事は地道にこなしてきたつもりですが、自分自身や部下に対する乱気流ともいえる異動に太刀打ちできず、結局「自分は何者でもない」と不安を感じてます。
とにかく、小さな一歩を踏み出さないと始まらない、と強く思って予約しました。「何者でもない自分から抜け出す」というテーマ、気になって予約しました!
書籍概要

■タイトル:『「何者でもない自分」から抜け出すキャリア戦略〜やりたいことがなくても選べる未来をつくる方法〜』
■著者:森数 美保(もりかず みほ)
■出版社:株式会社日本能率協会マネジメントセンター
■発売日:2025年4月25日
■定価:1,760円(税込)
■体裁:四六判/220ページ
■ISBN-13 : 978-4800593214
(アップルシード・エージェンシーは本書の販促活動をサポートしています。)
著者プロフィール

森数 美保(もりかず・みほ)
株式会社Your Patronum 代表取締役/組織・キャリア開発の専門家
大阪大学卒業後、新卒一期生として人材紹介会社ジェイ エイ シー リクルートメントに入社し、最年少マネージャーを経験。その後、株式会社Misoca(現・弥生株式会社)に転職。ゼロからエンジニア採用を推進。1年間で組織を2倍に拡大させた。
2018年株式会社キャスターに入社。採用代行サービスCASTER BIZ recruitingの事業責任者に就任。3年間で累計導入社数350社を突破。300名以上のメンバーがフルリモート勤務の組織を運営しながら事業開発を実施。2021年同社執行役員に就任。複数事業を管掌。
2022年株式会社ミライフに執行役員として入社。キャリアコンサルタント/人事/事業経営の経験を活かして、本質的なキャリア構築や組織づくりを推進。
2024年株式会社Your Patronum(ユアパトローナム)創業。代表取締役に就任。「チームの行動を変容させ、強い組織をつくり事業を伸ばす」をミッションに、法人向けの組織開発コンサルティングサービス「ユアパト」、個人向けのキャリア支援サービス「キャリパト」を提供している。
社会保険労務士有資格者。
名古屋在住。16歳女子、13歳男子の母親。