【名城大学】理工学研究科の松元大河さんが代表代行を務めるよさこいチームが「どまつり」で準大賞に輝く
チーム「kagura」 「別誂-燦花」と題して絢爛豪華でど派手な舞を披露
本学理工学研究科1年の松元大河さんが代表代行を務めるよさこいチーム「kagura(かぐら)」が、真夏の名古屋市を舞台に8月23~25日に開催された踊りの祭典「第26回にっぽんど真ん中祭り」(どまつり)で、「準どまつり大賞(名古屋市長賞)」を受賞しました。統括としてチームを引っ張った松元さんは「リスクの高い演出に挑戦し、すべて成功することができました」と充実した表情で振り返りました。
「リスクの高い演出に挑戦し、すべて成功することができました」と松元さん
今年の「どまつり」には国内外の202チームが参加し、最終日のファイナルコンテストには「kagura」など13チームが出場しました。「kagura」は名古屋市を拠点に2009年に結成され、現在は大道具を支えるサポートメンバーや昨年度に立ち上げた関東支部のメンバーを含めて10~30代の学生や社会人約150人が所属しています。ファイナルステージには昨年までに10回進出している強豪で、2018年に最優秀の「どまつり大賞」、2022年に「総合どまつり大賞」を受賞しています。
「kagura」は2017年から毎年「芸どころ名古屋」をテーマに披露する作品の構成を練っており、今年も「別誂-燦花」(べつあつらえ さんか)と題して、華やかな衣装を身にまとい、太鼓や大旗、番傘などの小道具も駆使しながら絢爛豪華でど派手な舞を披露しました。松元さんも赤い旗を振りながらステージ前まで出てくると、その旗を後ろのメンバーへ投げ渡す冒頭の演出を見事に成功させ、観客を大いに沸かせました。
表彰式で「kagura」の代表とともにスペシャルゲストで女優の剛力彩芽さんや名古屋市の河村たかし市長から賞状などを授与された松元さん。「ちょっとした雨や風でも旗を投げるかどうか、投げる高さや方向までその場で判断しなければならず、とてつもないプレッシャーでしたが、無事に成功したので一安心です」と振り返りました。
そして、来年もどまつり大賞を目指し、学業と両立させながら活動を続けていく思いに揺らぎはなく、「とても忙しくはありますが、やればやるだけ価値があり、どの自分にも手を抜かず、後悔のないよう学生生活を送りたいと思います」と意気込んでいます。