【名城大学】建築学科の佐藤研究室が刈谷市の大手公園で賑わい創出の社会実験
本学理工学部建築学科の佐藤布武准教授がファシリテーターを務める、刈谷市の市民会議「カリマチ会議」が9月22日、刈谷市の大手公園(セントラルパーク)に「カリマチ広場」を設置し、オープニングセレモニーが実施されました。
「カリマチ会議」は「刈谷のまちを楽しくする」ことを目指す市民による会議で、佐藤研究室の学生たちも参画。昨年度は、刈谷駅前の木材倉庫に眠る端材や在庫木材を家具のように並べるストリートファニチャーを置き、「カリマチラボ」というイベントを開催。2年目となる今年度は、刈谷市役所に隣接する大手公園に市民などがベンチに座ってのんびり過ごすことができ、市民らが自由に物販等をできる出店支援ボックスを設置。佐藤研究室の学生が刈谷市内の建築設計事務所「1-1 Architects」と共にデザインをしました。
オープニングセレモニーに集まった「カリマチ会議」のメンバーからは、「模型で見ていたより大きく、周辺を通った高校生なども『なにあれ?!』と話題になっていた。注目されていると感じた」など、完成度の高さと今後の活用に期待を寄せました。刈谷市役所都市政策部まちづくり推進課の尾崎佳織係長は「できる前はどうなるか心配だった。3か月間の社会実験で多くの方に使っていただき、皆さんの胸に刺さると嬉しい」と話しました。セレモニー翌日には、オープンを記念して、佐藤研究室の学生によるイベント「カリマチカフェ」も開催。多くの方の笑顔が溢れた週末となりました。
「カリマチ広場」では9月22日~10月22日まで、「カリマチ会議」メンバーが考えた様々な企画を実施。10月28日~11月30日までは公募で決定した市内外のお店が飲食物の販売等を行います。いずれも佐藤研究室が市役所とともに企画・運営を担当しています。
また11月18日には刈谷駅周辺で約50店舗が出店する昨年度の「カリマチラボ」を発展させた「カリマチストリートマルシェ」も開催予定。「カリマチ広場」と「カリマチストリートマルシェ」で佐藤研究室もイベント等を行いますので、ぜひ、お立ち寄りください。