名古屋発のアクションエンターテインメント!30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX 「ナナシ 2021」名古屋・大阪・東京3都市ツアーが開幕!
2002 年に清水順二を中心に旗揚げし、2021年に結成19周年となる演劇ユニット「30-DELUX」。『笑って、泣けて、考えさせられて、カッコいい』というテーマのもと、現在までに30本以上の作品を発表している。
今回、愛知県のエンタメ演劇業界をリードし、盛り上げるために、 名古屋に拠点を構え「東海地方出身の俳優及びスタッフを中心」に地元密着型で進行し稽古をしていく「名古屋製作」という手法に拘りました。
地元テレビ局の協力のもと、演劇を観ていない方にも親しんでいただけるよう、お客様に近い立場(半角アキツメ)からエンターテインメントを届けるべく「30-DELUX NAGOYA アクションクラブMIX『ナナシ 2021』」が12月9日(木)より名古屋の中川文化小劇場にて開幕しました。
初日に先駆け、マスコミ・関係者向けの公開ゲネプロが行われ、出演者がコメントを発表しました。
コメント
◆ナナシ役 川原正嗣(アクションクラブ)
初めての名古屋稽古、名古屋スタートのお芝居ができることをすごくわくわくして今日を迎えています。普段は劇団☆新感線などの出演・アクション監督を務めるんですが、今回は、監修程度で泉さんが殺陣を作ってくれているので楽にできます(笑)楽しんでたくさんお越しください。
◆朱雀役 高柳明音
私は名古屋市出身名古屋育ちで、地元のSKE48を今年卒業して、こうしてまた名古屋に戻って来られて、舞台に立てることを本当に嬉しく思います。この舞台の中で「女の強さ」を出せる役だと思うので、可憐に舞う花になれるように頑張りたいと思います。いろんな方に観ていただけたら嬉しいです。
◆鷹丸役 古畑奈和(SKE48)
今回は、SKE48から名古屋出身のメンバーとしてこの舞台に関わらせていただけることを本当に嬉しく思います。すごい熱量のあるキャストの皆さんなので、お稽古していてもとても楽しくて、前向きになれる毎日でよかったなと思います。私は無邪気だけど男の子っぽい女の子役として、最後までみなさんに観ていただけるように頑張ります。
◆赤雷役 松岡拳紀介(BMK)
私ごとではありますが、昨日誕生日を迎えまして、21歳になってから初めてのお仕事がこの舞台ということで、精一杯頑張りますのでお願いします!
◆モモチ役 三隅一輝(BMK)
モモチは異質な、やる気はあるんですけど、言葉に出すとなかなかそれが伝わりにくいキャラクターなので、お芝居をしている間は、みなさんが熱量を持ってお芝居をしているので自分だけしっかり発声できないのがもどかしい気持ちもあります。なので、ここではハキハキと話させていただいています(笑)アクションがある中で、観てるとグッと自然と力が入っちゃうと思うんですけど、モモチが出てきた時に、「ここはちょっとリラックスして、もたれかかって、心にゆとりを持ってみてもいいんだな」って思ってもらえるような存在のお芝居ができるように頑張ります。応援お願いいたします。
◆白虎役 村瀬文宣
本当に僕の中で伝説のアクションクラブの方々と共演できてすごく光栄だと思っていますし、個人的には12年前ぶりの再演で川原さんがやられていた白虎という役を演じるのは光栄です。プレッシャーもありますが、楽しんで精一杯突っ走っていきたいと思います。よろしくお願いします。
◆服部半蔵役 名古屋山三郎(ナゴヤ座)
名古屋山三郎と申します。名古屋市中村区出身の純粋な名古屋人でございます。普段は、名古屋市西区にある円頓寺商店街でカブキカフェ ナゴヤ座という常設の芝居小屋で座付きの名古屋山三郎一座の座長をしております。
今回は30-DELUXさん、アクションクラブさん、ようやく名古屋に目を向けてくださって、ありがとうございます!
名古屋と名乗るからには、この名古屋発の演目を東京・大阪に持って行って、名古屋ってすごいところなんだということを全国に知らしめられるよう、みんなで汗水垂らして作ったものですので、たくさんの方に観ていただきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。
◆徳川家康役 田尻茂一(アクションクラブ)
アクションクラブの代表をしております家康役の田尻茂一です。うちの会社は名古屋で作りましたので、地元みたいなものです。僕も8歳から30歳まで名古屋に住んでいました。
清水くんに無理言ってこれやろうよって言って、ここまできました。非常に会心の出来で、より多くのお客様に見ていただきたいので、ぜひよろしくお願いいたします。
◆青龍役 清水順二
今回名古屋で活躍しているスタッフの方々と普段東京で活動している我々とどうコラボしていくか。BMKのメンバーやSKE48の古畑奈和さんや高柳明音さんなど殺陣に慣れてない方々をどこまで怪我のないようにクオリティを上げるか、など色々課題があったんですが、殺陣に関してはアクションクラブのアドバイスもあり僕が満足する以上の物が出来上がったので、今日一緒にやっていて立ち回りがすごくて、感心してぼーっと観てました。これは、たくさんの人に観てもらわないとちょっと困るなと思いました。どえりゃすごいものできとるで!と拡散のほどお願いします。
僕も負けないように、暴れまわります。前半に死んでしまうんですが、千秋楽には死なないで最後のシーンに出てやろうかなと。注目して本番観にきてください!
◇質疑応答
・名古屋で活躍するキャストの多い座組ですがいかがですか?
川原:21から57の年齢差があるのが逆に楽しい。多分、我々が年を重ねた何かしらを盗もうとしてくれているのかな、と視線を感じて。逆に我々は(若さを)浴びようと。年齢幅が広いのがいいバランスで、友達みたいな。
・強い女性を演じた感想はいかがですか?
高柳:グループ在籍が12年で、芸事を始めさせていただいて13年目になるので、自分のメンタルが年々強くなってきたからこそ、今これができるんだと思います。似たところがある。弱さを隠して、隠すことも大変だけど他の違うことを見つけにいく。この作品が12年ぶりに再演ということで、私も12年前にSKE加入したので、ちょうど同い年です。
・初演とはがガラリと変わった役ですが、演じていてどうですか?
古畑:前作は男性だからこその力強さがあって、わんぱく加減は負けちゃうのかなって思ってそこをどうやっていこうかなと思ったんですが、台本もやりやすいように書き換えてくださって、女の子の良さも出ていていいなと思いました。アドリブももっと完成度あげていきます!
・初の殺陣への感想を教えてください。
松岡:アクション・殺陣をずっとやりたいと言っていたので、ようやくこうやって機会をいただけて感謝しています。知識が増えました。「真向(まっこう)」っていう、上から打つっていう。これからも勉強とかして、もっと深く入り込んでいきたいなって思います。
三隅:僕、元々運動が苦手で、普段はBMKで歌って踊ってますが、その中でもとりわけダンスが得意なわけでもなく、運動には苦手意識があったんですけど、アクションクラブをはじめ、先輩方がめちゃくちゃ丁寧に教えてくれました。自主練習のつもりで一人で刀振ってると、ここはこうだよって教えてくれて、稽古終わってるのに、時間延長して、一つ一つ具体例を踏まえて教えてくださったり、すごく濃い時間になりました。
アクション初挑戦で、30-DELUXやアクションクラブの方々と共演できたのは、めちゃくちゃありがたいことだなと思った一ヶ月でした。
・今回の作品の見どころを教えてください。
田尻:見どころしかない!
・12年ぶりの再演の「ナナシ」いかがですか?
清水:12年前よりも深い作品になったなって思います。刈馬カオスさんに脚色いただいて、初演の時にまだ足りなかった部分を足していただき、血を通わせていただいた作品になりました。女性二人が強く生きる姿が、女性の社会進出をより押し上げる作品になればいいなと考えています。二人が歌ってくださってる曲に合わせて、彼女たちがかっこよく殺陣をやって生きていく姿を見て、袖で涙を流しそうになります。
僕が憧れた劇団☆新感線そしてアクションクラブと12年前演じた「ナナシ」をやれて、名古屋の若い子を育ててもいき、名古屋のエンターテイメントといえば30-DELUX NAGOYAと言ってもらえるようになりたいなと思っているので、やってよかったなと思います。
12年分の思いをつめて、大阪・東京で花を咲かせたいなと思います。
・いよいよ開幕です。最後に⼀⾔お願いします!
川原:みなさま、本日は誠にありがとうございました!
【あらすじ】
時は、戦国時代。隠れ里に潜む徳川家康の前に、一人の男が歩み出る。
その者の名は、ナナシ。
ナナシは、徳川家康に語り始める。 自らが倒した暗殺者集団「四神無双」の物語を。
時はさかのぼり、天下分け目の関ケ原。
徳川家康は、今まさに天下をその手に収めんとしていた。 だが、そこに現れた四神無双―――謎の男・玄武の秘術によって人を越える力を与えられた青龍・朱雀・白虎が、家康への怨みを胸に鬼神の如く襲い掛かる。 九死に一生を得た家康は、当代一の忍者、服部半蔵に四神無双討伐の命を与えた。
しかし半蔵をもってしても、圧倒的な強さに絶体絶命に陥る。 その窮地を救ったのは、かつて死んだはずの男だった......。
それぞれの「正義」が交錯する、激動の物語。
【公演概要】
タイトル:30-DELUX NAGOYA アクションクラブ MIX『ナナシ 2021』
作:毛利亘宏
演出/脚色:刈馬カオス
出演:
川原正嗣(アクションクラブ)
高柳明音
名古屋山三郎(ナゴヤ座)
村瀬文宣
古畑奈和(SKE48)
松岡拳紀介(BMK)
三隅一輝(BMK)
武田浩二(アクションクラブ)
田中精
泉紫太朗
髙木俊輔
林宏樹
津山直紀
伊藤天馬(RE-act)
木下竜真
眞野颯
清水順二
田尻茂一(アクションクラブ)
<名古屋公演> 日程:2021年12月9日12日 会場:中川文化小劇場19日 会場:近鉄アート館
<大阪公演> 日程:2021年12月17日
<東京公演> 日程:2021年12月25日~28日 会場:新国立劇場小劇場
◇チケット
前売:7,800円/当日:7,900円 (全席指定・税込)
※未就学児童の観劇不可 ※車椅子でご来場されるお客さまは、チケット購入後にお名前・ご観劇回・座席番号をご観劇日の前々日までに stage.contact55@gmail.com までお知らせください。
後援:中京テレビ事業(名古屋公演)
共催:(公財)名古屋市文化振興事業財団中川文化小劇場
主催・企画・製作:ジェイズプロデュース/30-DELUX
公演に関するお問い合わせ:株式会社ジェイズプロデュース info@30-delux.net
チケットに関するお問い合わせ:株式会社 style office stage.contact55@gmail.com
公式サイト: https://30-delux.net/nagoya/nanashi/