”イェール大学出版局「リトル・ヒストリー」シリーズ” 第9弾『若い読者のための美術史』8月23日に発売!

株式会社すばる舎(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:徳留慶太郎)は、”イェール大学出版局リトル・ヒストリー”シリーズの翻訳書第9弾『若い読者のための美術史』を8月23日に発売します。

この躍動感あふれる一冊は、背伸びしたい高校生や退屈している大学生、そして学びを深めたいすべての大人にぴったりだ。マリンズは、芸術と人間の物語に広範で曇りない理解を示している メーガン・コックス・ガードン (ウォール・ストリート・ジャーナル書籍欄執筆者)

内容

カラー画像200点以上を掲載!
誰しも美術作品に感情を揺さぶられたことがあるだろう。
一方で、美術の用いられ方は時代や体制によって異なり、制作当時に見た人々の衝撃は、わたしたちと同じとは限らない。
本書では、すでに忘れられていた人々も含め、多様な芸術家たちの物語を通じてその作品を案内していく。
兵馬俑やノックの彫刻、ジョットやミケランジェロなどのルネッサンスの芸術家、ケーテ・コルヴィッツ、パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロなどの先駆者、アイ・ウェイウェイやシリン・ネシャットなどの抵抗としての芸術を創作する現代芸術家、そしてソフォニスバ・アンギッソーラ、ジェイコブ・ローレンスなどの忘れられた芸術家。
一方でニジェール渓谷、ペルー、ラパ・ヌイ、オーストラリアなど各地を訪ね、土地と深く結びついた作品への理解を深めていく。
美術をより近くに感じる10万年の旅に出発しよう。

本文より
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目次

1 最初の痕跡 /2 ひもとかれる物語/3 人生の幻想 /4 模倣者 /5 黄泉への旅 /6 神を崇める芸術 / 7 風雲急を告げる /8 プロパガンダとしての芸術 /9 石工、モアイ、材料 /10 ルネサンスの幕開け /11 北方からの光 /12 視点の問題 /13 東西の出会い /14 ローマの復活 /15 地獄の責め苦 /16 夷狄がやってきた /17 スペインの支配 /18 人生劇場 /19 新しい視点 /20 地形 /21 静物画と静かな人生 /22 ロココの現実逃避とロンドン生活 /23 ロイヤル・アカデミー——故郷と異郷 /24 自由、平等、博愛? /25 ロマン主義とオリエンタリズム /26 厳しい現実 /27 印象派 /28 芸術家は立ち上がる /29 ポスト印象主義 /30 巨人の肩に立って /31 ルールブックを破り捨てて /32 政治化する芸術 /33 自由の地? /34 戦争の余波 /35 アメリカ美術の成熟 /36 型破りな彫刻 /37 もうヒーローはもういらない /38 ポストモダンの世界 /39 成長し続けよ、さもなくば去れ /40 抵抗としての芸術
監修者あとがき
図版出典
索引  

書籍概要

発行   :株式会社すばる舎
著者   :Charlotte Mullins(シャーロット・マリンズ)
翻訳者  :下田 明子(シモダ アキコ)
監修者 :大島 徹也(オオシマ テツヤ)
版形   :A5変形:上製
頁数   :464ページ
ISBN :978-4-7991-1223-6
Cコード :0070
定価   :本体3600円+税

著者略歴

◆著者:Charlotte Mullins(シャーロット・マリンズ)
1972年生まれ。ロンドン大学コート―ルド美術研究所、ロンドンのサザビーズ美術研究所で学び、サセックス大学で博士号を取得。美術雑誌 Art Review、V&A Magazine、Art Quarterly の元編集者。美術評論家であり、多数の専門誌や新聞、BBCラジオの美術番組へ寄稿しているほか、美術館やギャラリーでの講演やトークイベント、ポッドキャストのプレゼンターなど、幅広く活躍している。著書にPicturing People(2015)、A Little Feminist History of Art(2019)など。




◆翻訳者:下田明子(シモダ アキコ)
早稲田大学第一文学部卒業。企業で海外関係の業務に携わったのち、2000年から翻訳業。訳書に『300点の写真とイラストで大図解 世界史』(ニュートンプレス)、『性格バイブル』『男と時計の物語』(K&Bパブリッシャーズ)、『若い読者のためのアメリカ史』(共訳、すばる舎)、『オープン・ウォーター』(左右社)などがある。




◆監修者:大島徹也(オオシマ テツヤ)
多摩美術大学 教授 / 多摩美術大学美術館 館長
1973年愛知県生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。ニューヨーク市立大学グラデュエートセンター美術史学科博士課程修了。博士(美術史)。愛知県美術館主任学芸員、広島大学大学院准教授を経て現職。専門は、西洋近現代美術史。主な共著に Ils ont regardé Matisse: Une réception abstraite, États-Unis / Europe, 1948-1968 (Musée départemental Matisse, 2009)、『今、絵画について考える』(水声社、2023年)。主な展覧会企画/監修に「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」(愛知県美術館・東京国立近代美術館、2011-12年)、「バーネット・ニューマン:十字架の道行き―レマ・サバクタニ」展(MIHO MUSEUM、2015年)。


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