松下幸之助の「思い」が生んだ月刊誌『Voice』 40周年創刊記念号の総力特集は「大国日本の選択」

2017-12-08 11:00

日本と世界のあるべき姿を追求する月刊誌『Voice』(編集人:永田貴之、発行人:後藤淳一、株式会社PHP研究所)は、2018年1月号(2017年12月9日発売、定価780円)で、創刊40周年を迎えます。

Voice 2018年1月号 表紙

◆『Voice』とは

松下電器(当時)会長を退き、相談役に就任していた松下幸之助が、日本の将来を案ずる思いを強めていた昭和52年12月、月刊誌『Voice』は、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。

『Voice』を手にする松下幸之助

以来、「新しい日本を共に創ろう」という思いのもと、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、多くの識者の協力を得て提言活動を続け、創刊40周年を迎えました。名だたる論壇誌の休刊が相次ぐなかにあって、これからも、たしかなビジョンに基づき、諸々のオピニオンを発信してまいります。

◆創刊40周年記念特大号の総力特集は「大国日本の選択」

東京大学名誉教授の養老孟司氏が、創刊40周年記念論考として「『平成』を振り返る」を寄稿。「大国日本の選択」という総力特集のテーマにふさわしく、石原慎太郎氏、中西輝政氏、ケント・ギルバート氏らの大物論客も登場します。

さらに、『Voice』創刊号に掲載された松下幸之助のインタビューを一部編集して再録。21世紀を生き抜くための日本の使命や、『Voice』創刊への思いを語る貴重な論考です。慶應義塾大学名誉教授・小林節氏と、作家の竹田恒泰氏の特別対談「天皇に主権はあるか」も収録。

※『Voice』紹介Webページ https://shuchi.php.co.jp/voice/

人間で言えば「不惑」を迎えた『Voice』は今後もブレることなく、「リアリズム」を基礎としつつ、「衆知」を集め、良識ある読者に斬新な視点を提供してまいります。

◆参考資料

Voice 2018年1月号(12月9日発売) 
目次

Voice 2018年1月号 目次

創刊40周年記念論考

「平成」を振り返る 養老孟司

【総力特集】大国日本の選択

日本よ、長き惰眠から目覚めよ! 石原慎太郎

中国と日本の百年マラソン 中西輝政

AIに奪われる成長 佐伯啓思

リベラルの虚妄を正せ ケント・ギルバート

再録・まず国家経営の理念を 松下幸之助

Voice掲載 松下幸之助論考

【特集】第三次世界大戦の足音
◆核は「使える兵器」になった 日高義樹
◆失敗した日米分断 石 平&福島香織
◆日本は韓国の「銀行」ではない 呉 善花
◆ロシアが仕掛ける欧州危機 岡部 伸

○なぜ私は朝日と闘うのか 小川榮太郎
○自殺する前に逃げよ 百田尚樹
○アメリカ「分極化」の影 ネル・アーヴィン・ペインター
○『Voice』が担った提言誌の価値 上島嘉郎
○第26回 山本七平賞発表
○天皇に主権はあるか 小林 節&竹田恒泰
○ふるさと納税の新段階 宇野重規
○東京都受動喫煙防止条例の暴走 清水 泰

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