フラワーライフ振興協議会と琉球大学ウェルネス研究分野、TEAM PTRD JAPANの3者が「花と健康」をテーマに共同研究を開始へ

一般社団法人フラワーライフ振興協議会

フラワーライフ振興協議会

当協議会は、琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野(代表・荒川雅志教授)と、国家資格を持つ「管理栄養士」や「理学療法士」が中心の組織「TEAM PTRD JAPAN」チーム・ピーティーアールディ・ジャパンとの3者で、「花と健康」をテーマに共同研究を近く開始します。

琉球大学ウェルネス研究分野、TEAM PTRD JAPANと「花と健康」で共同研究を開始予定

研究では、花が医療・福祉や経営の領域で発揮する可能性がある新たな価値に対する、科学的根拠の発見を目指します。具体的には、▽高齢者もかかる心配があるうつ病や、認知機能の障害を伴うアルツハイマー型認知症の予防・緩和、▽花を取り入れた健康経営の実現などに対して研究を進めてまいります。

荒川教授・登壇 TEAM PTRD JAPAN出展の「GOOD LIFE フェア2023」を協賛

これに先立ちまして、当協議会は、荒川教授が専門家として登壇し、さらにTEAM PTRD JAPANがブースを出展する朝日新聞者様主催の「GOOD LIFE フェア2023」を協賛させていただきます。「GOOD LIFE フェア2023」は、来月(9月)1日から3日まで、東京ビッグサイト東2・3ホールで開催される「心地よく豊かな暮らし」をテーマにしたイベントです。350社・450ブースが出展し、来場者は2万5000人を見込んでいます。

TOP
2022年9月 東京ビッグサイトで初開催!会期:2022年9月23日(金)~25日(日)10:00~18:00(最終日は17:00まで) 会場:東京ビッグサイト 東3ホール 主催:朝日新聞社 GOOD LIFE フェアの総称のもと7つの専門展示会から構成されます。
https://goodlife-fair.jp/

ライフスタイルを彩るエリアは8つの展示会エリアに分けられていて、それぞれ「GOOD FOOD&CRAFT」や「住まい」「健康&ビューティー」「雑貨&ファッション」「SDGsマーケット」「オーガニック&ナチュラル」「地域の魅力」です。また会場では「食フェス」や「体験ベース」のほか、「ステージ・セミナー」も開催される予定です。

当協議会は、セミナー会場やブースの一部を装飾する花を提供し協賛させていただいております。花は静岡県浜松市にある出荷団体からのガーベラ500本です。規格外だった花を提供させていただくことで、生産された花が消費者の手に渡らず廃棄されてしまう「フラワーロス」の解決にも貢献しています。生産者からは「GOOD LIFE フェア2023に花を活用していただくことで、健康経営の一環として、新しい形で花が届く可能性があることに期待を寄せています。社員の健康増進に役立つという花の新しい価値から需要が創出されれば、これまでと違った価値が出てくると思います」と話していました。

フラワーロスとは

一説には「フラワーロス」は、食品・食材の廃棄「フードロス」の3倍にものぼり、年間約10億本以上が廃棄されていると推計されています。このうち市場の規格に満たないと判断された「規格外の花」の廃棄が占める割合は15~20%で、年間約7億6000万本以上に相当する花が、出荷前に生産者の手によって廃棄されているのが現状です。
加えて各花屋店舗における廃棄は、経済損失にして1500億円分と算出されています。令和5年の花き取り扱い小売について、年間販売額が4,558 億円とされていることから、仕入れた花の33%が廃棄されていることになります。一本あたり500円で販売するとして約3億本が店頭で廃棄されていることがわかります。
「GOOD LIFE フェア2023」では、主催の朝日新聞社や荒川教授、TEAM PTRD JAPANと、こうした社会課題を共有しながら、解決を目指して協賛として共創に至りました。

荒川教授が登壇「世界5大長寿地域”ブルーゾーン”に学ぶ生き方・働き方」

「GOOD LIFE フェア2023」のうち荒川教授が専門家として登壇するのは、「世界5大長寿地域”ブルーゾーン”に学ぶ生き方・働き方 ~ウェルビーイングを手に入れるウェルネスライフスタイル~」です。1日(金)午後3時半よりご講演されます。アフターコロナで需要が高まっているウェルネス、ウェルビーイングをテーマに掲げたトークショーです。ニューヨーク大学客員教授も務める荒川教授による、最新の世界市場動向に関する解説が展開される予定です。また、沖縄を含む世界5大長寿地域”ブルーゾーン”で1世紀を生き抜いた100歳に学ぶ、新しい生き方、働き方、人生100年時代の理想のライフスタイルの提案もあるということです。

琉球大学国際地域創造学部ウェルネス研究分野 荒川雅志教授

◆経歴

国立大学法人琉球大学国際地域創造学部/観光科学研究科教授 
ニューヨーク大学客員教授
ビューティ&ウェルネス専門職大学客員教授
広島国際大学健康科学部客員教授
1972年福島県生まれ。学習院大学卒、福岡大学大学院医学研究科社会医学系修了(医学博士)。1999年沖縄移住のち、健康と観光を融合するヘルスツーリズム論、生きがい・ウェルビーイングを志向するウェルネスツーリズム論を日本の大学で初めて開始。2023年よりニューヨーク大学にて自然・人・地域の再生に寄与するリジェネラティブツーリズム(再生観光)の事例研究に従事。産官学連携ウェルネスメニュー開発、国県市町村各種委員等多数。
日本アジアのウェルネス研究開発拠点・琉球大学ウェルネス研究分野

TEAM PTRD JAPANが出展 全米売上No.1のサプリメントブランドXTEND

またTEAM PTRD JAPANのブースでは、「全米売上No.1のリカバリーサプリメントブランドXTEND」が出店されます。
全米売上No.1のリカバリーサプリメントブランドXTEND。カラダの内側から美と健康を応援するプロテインやアミノ酸をご紹介。日本国内製造のプレミアム版XTENDシリーズはアミノ酸だけでなく1回分でヨーグルト10L分の乳酸菌1000億個がとれる、他にはない商品です。
このほかにも、ブースでは、管理栄養士と理学療法士推奨の睡眠の質をあげるアイテムや理想のカラダをサポートするようなサプリメント、フィットネスベルトが紹介されます。また、こだわりを持った商品をお持ちの会社も一緒に参加される予定です。ブースで専門家のスタッフが理想のライフスタイルにあったアイテムを提案されるということです。

TOPページ
私たちは沖縄を拠点にした「健康長寿者のライフスタイル」「健康美容素材の研究」「健康と観光を結ぶ産官学連携実践」を通し、「次世代ヘルスケア産業」「ウェルネス地方創生」「次代のライフスタイルおよびウェルネス」を研究するプラットホームを目指しています。
https://health-tourism.skr.u-ryukyu.ac.jp/

TEAM PTRD JAPAN

『日本を元気に健康に』 栄養と運動の国家資格有資格者である『管理栄養士』『理学療法士』が中心の組織。アスリートや、俳優・アーティスト・経営者タレントなどの芸能人のコンディショニングサポートに加え、健康食品や健康事業コンサルタント、商品監修、プロモーション、さらには日本の栄養リテラシー向上のための普及活動として、企業・消防局・教育機関・スポーツ団体・百貨店に対する講演・イベント企画運営などに取り組む。

フラワーライフ振興協議会

「フラワーライフ振興協議会」は、「花のある生活は人生の価値を高める」という花文化の浸透・発展と、それに伴う新たな需要創出を目指す一般社団法人です。2020年に任意団体として設立され、2023年6月、一般社団法人として新たなスタートを切りました。
花にはストレス緩和作用があると医科学研究により証明され始めています。経済発展や技術革新を背景に「心の豊かさ」に注目が集まる中、私たちは「花のある生活は人生の価値を高める」という新たな観念「FLTV/フラワーライフタイムバリュー」の浸透を通じて、心身と社会的な健康であるウェルビーイングやウェルネスの実現を目指してまいります。
また花き業界には、需要が集中する季節のイベントなどに合わせて大量生産する結果、花の大量廃棄が起こらざるを得ない「フラワーロス」という課題が存在します。こうした社会課題解決にも、当協議会は貢献していく所存です。
これらの実現に向けて、私たちは、他業界との連携や、連携業界での「健康経営」の浸透・実現、さらに花がもたらす効果や効能の研究・啓発活動を推進してまいります。花の価値を通じたウェルビーイングの実現に共感いただける皆様の賛同・支援をお待ちしております。