幻の「chioben」が作りおきおかずで再現できる 山本千織さんのアイデア満載お弁当レシピ集を発売

『チオベンの作りおき弁当』表紙

株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2021年2月27日に『チオベンの作りおき弁当』(山本千織著/1,430円)を発売します。市販されていないものの、ロケ弁やケータリングなどで食べた芸能人などが絶賛していることから、「幻の味」「憧れ」との評判が高い弁当販売店「chioben(チオベン)」。オーナーである山本千織さんが「ラクに朝のお弁当づくりの時間を楽しんでもらえたら」という思いで手がけた本書は、チオベンのこだわり満載のオリジナルレシピ集です。おいしさはそのままに、朝やることを減らす工夫が詰まっています。

変化した「お弁当の在り方」には希望がある

感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で大きく変化した日常の中、山本千織さんは「お弁当の在り方も変わった」ことを、ポジティブに考えるようになりました。お弁当作りのきっかけが、在宅勤務の気分転換や、おかずをシェアしないためだったとしても、そこで得た作る楽しみや経験は、次に来る新しい生活に繋がっているからです。

いま、料理を楽しんでいる人や弁当作りが好きになった人たちの存在に希望を見出した著者は、本書がその楽しみの手助けになれることを願っています。

基本パターンは、前日の下ごしらえ+常備菜+すぐできるおかず

本書は、メインのおかず30種とサブの常備菜30種、すぐできるおかず20種、7つの万能調味料を収録。メインのおかずは前日に下ごしらえすることで、朝ラクをする工夫がなされています。そこに、常備菜とすぐできるおかずを組み合わせて、一つのお弁当を完成させています。

肉団子のクリームパスタ弁当/ローストビーフおにぎり弁当
いかのしょうがオイルあえ弁当/鮭の酒かす味噌漬け焼き弁当

チオベンスタイル 10のルール

(1)材料の切り出しや野菜の下ゆで。「弁当づくりは前日の夕飯の支度から始まっている」。
(2)揚げるか、焼くか、炒めるか。おかずは、調理法で考える「エンド消去法」で決める。
(3)揚げ物には、ゆで野菜×常備菜など、「おかずの組み合わせをパターン化する」。
(4)前日に漬け込めば9割完成。朝は漬け床から出して焼くだけ「漬け込み活用術」。
(5)「水を制するものは弁当を制す」。おかず詰めるとき、水気の拭きとりは欠かせない。
(6)これもパンに挟めるかも?と、「サンドイッチ万歳」になるのも、お弁当の楽しさ。
(7)1週間に1日は「ノーおかずデー」を作る。その日は副菜なしの丼弁当でよし。
(8)小さなおかずでスパイスやフレーバーオイルをお試し。お弁当は「埋もれスパイス実験室」。
(9)お弁当の「スーパーサブ卵」。作りすぎた常備菜は卵焼きや卵とじにすればOK。
(10)出来立てではなく、冷めてから食べるもの。それを「楽しむ・諦める」のも、お弁当。

『チオベンの作りおき弁当』について

【メインのおかず】
豚まきキャベツ、花椒鶏から揚げ、キョフテサンドイッチ、たらのブランダード、贅沢貧乏コロッケ ほか
【サブの常備菜】
にんじんのクミンラペ、ブロッコリーとそばの実のタブレ、タラモサラダ、たけのこ味噌漬け ほか
【すぐにできるおかず】
紫キャベツと豆苗のサッとあえ、りんごとミントのフレンチドレッシングあえ、水菜のおひたし ほか
【あると便利な万能調味料】
フレンチドレッシング、香味じょうゆ、パクチーレモンソース、坦々ソース、しょうがオイル ほか

すぐにできるおかず

【著者】
山本千織(やまもと ちおり)
料理人。北海道生まれ。美大を卒業後、様々な飲食店で料理を手がけ、妹が経営する札幌の「ごはんや はるや」に12 年間関わる。上京後、2011年に東京・代々木上原で弁当販売店「chioben(チオベン)」を開業。見た目と味の意外性、定番の春巻きやたこめしの安定感で、一度食べたら忘れられないと評判に。現在は、撮影現場への弁当の仕出し、ケータリング、雑誌や広告へのレシピ掲載、イベント出店など幅広い場面で活躍している。著書に『チオベン 見たことのない味 チオベンのお弁当』(マガジンハウス)、『chioben flip cook book vol.01』(自費出版)、『チオベンの弁当本』、『チオベンの揚げもの煮もの』(ともにKADOKAWA)がある。

【書誌情報】
タイトル:チオベンの作りおき弁当
著者:山本千織
判型:A5判並製
定価:1,430円
発売日:2021年2月27日
ISBN:978-4-569-84864-8
発行:PHPエディターズ・グループ
発売:株式会社PHP研究所

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