【代替公演】第553回日経ミューズサロン「佐藤美枝子 ソプラノ・リサイタル」~クリスマスに贈るオペラ・アリアの名曲集~
1998年第11回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞以来、意欲的な音楽活動を続けている、日本が誇るプリマドンナが日経ミューズサロンに3度目の登場
カンフェティにてチケット発売中
https://www.confetti-web.com/events/3486
公式ホームページ
https://art.nikkei.com/
「サラ・トラウベル ソプラノ・リサイタル」を開催予定でしたが、出演予定だったサラ・トラウベルは呼吸器系の感染症にかかり、歌うこと・喋ることを医者から厳禁とされ、来日が急遽不可能になりました。つきましては、出演者・内容を変えて「佐藤美枝子 ソプラノ・リサイタル」代替公演を開催させていただきます。
2022年4月の第521回日経ミューズサロンで大好評を博した日本を代表するプリマドンナが3度目の登場。1998年第11回チャイコフスキー国際コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞以来、意欲的な活動を続けている佐藤美枝子がクリスマスに贈る3つの「アヴェ・マリア」とモーツァルト、ベッリーニのオペラなど珠玉の名作の数々をお楽しみください。
プロフィール
佐藤美枝子 Sato Mieko(ソプラノ)
武蔵野音楽大学卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第9期生修了後、イタリアに留学。
留学中1996年、第7回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、1997年より(財)五島記念文化財団の奨学生としてさらに2年間イタリアで研鑽を積む。
1998年、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞、世界の注目を集める。その他、第64回日本音楽コンクール声楽部門第1位、同時に増沢賞、海外派遣特別賞をはじめ国内外のコンクールに入賞。
1995年、イタリア・ローマにて「リゴレット」のジルダでオペラ・デビュー。イタリアで研鑽の傍ら、1999年、新国立劇場に「カルメン」のミカエラでデビュー。その後藤原歌劇団にて2000年に「ルチア」のタイトルロールでデビューを飾り、絶賛を博した。2003年には、ブルガリアのソフィア国立歌劇場に招かれ「ランメルモールのルチア」と「リゴレット」を主演し、大絶賛を博した。また、同年、得意とする「ランメルモールのルチア」のハイライト版「幻想のルチア」(演出:岩田達宗)が佐藤美枝子のために創作され、愛知で初演、その後も各地で上演され話題を呼んだ。オペラのほか、リサイタル、マーラー:「復活」(インバル指揮フィルハーモニア管)、オルフ:「カルミナ・ブラーナ」など各種コンサートに出演しており、2009年、「イオランタ」(コンサート形式、フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団)のタイトルロールでは、感情豊かな表現力で感動を呼び、高い評価を得た。2011年3月東京(藤原歌劇団公演)、2012年9月名古屋(愛知県文化振興事業団プロデュースオペラ)においてオペラ「ランメルモールのルチア」のタイトルロールで、2015年2-3月には錦織健プロデュース・オペラ第6弾モーツァルト「後宮からの逃走」にコンスタンツェ役で出演、好評を博した。近年は、「ドン・パスクアーレ」ノリーナ、プーランク「人間の声」、「ラ・ボエーム」ミミ、「春琴抄」の春琴、「夕鶴」のつう、「源氏物語」の六条御所などの新役に挑戦し、いずれも好評を博し、日本を代表するソプラノとして華々しく活躍している。
CDはビクターエンタテインメントより「至上のルチア」「アリア」「さくら横ちょう」「チャイコフスキー歌曲集」「千の風になって」「ああ、信じられないわ~オペラ・アリア集」「チャイコフスキー歌曲集II」の7枚がリリースされている。
第9回出光音楽賞、第2回ロシア歌曲賞、第10回新日鉄音楽賞(現・日本製鉄音楽賞)フレッシュアーティスト賞、第50回ENEOS音楽賞各賞を受賞。
武蔵野音楽大学演奏学科声楽コース長・教授、大分県立芸術文化短期大学客員教授。藤原歌劇団団員。日本オペラ協会会員。
河原忠之 Tadayuki Kawahara (ピアノ)
日本を代表する歌手やソリストが共演者に挙って指名する人気ピアニストで、その幅広い音色と繊細な音楽表現には定評がある。国内外の第一線で活躍中の「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット、IL DEVU (イル・デーヴ) のピアノ・メンバー。2019年NHKニューイヤーオペラコンサートにIL DEVUとして出演。国立音楽大学卒業、同大学院修了。イタリアでアルド・プロッティ氏のオペラ伴奏ピアニストを務め数々の演奏会に出演、マリア・カルボーネ女史のもとでは伝統的なイタリア・オペラの表現やディクション等も取得。指揮者としてもフンパーディンク「ヘンゼルとグレーテル」、プッチーニ「ラ・ボエーム」 「ジャンニ・スキッキ」、ドニゼッティ「愛の妙薬」、モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」 「魔笛」、ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」 「リゴレット」、ペルゴレージ「オリンピーアデ」日本初演・再演、グルック「オルフェオとエウリディーチェ」が三菱UFJ信託音楽賞奨励賞、モーツァルト「フィガロの結婚」が大阪文化祭賞優秀賞、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」が佐川吉男音楽賞を受賞したいずみホール・オペラなど、サイトウキネンフェスティバル等でのコレペティトゥール経験を生かした緻密な指揮で心に残る上演を牽引、企画プロデューサーとしても水戸芸術館での「水戸 de Opera」、びわ湖ホール「ピノ」シリーズなどを手掛けている。 国立音楽大学・同大学院教授、沖縄県立芸術大学非常勤講師、日本ヴェルディ協会理事、日伊声楽コンコルソ審査員。新国立劇場オペラ研修所でも音楽主任講師として長年後進の指導にあたってきた。
プログラム
グノー:アヴェ・マリア、
カッチーニ:アヴェ・マリア、
マスカーニ:アヴェ・マリア、
モーツァルト:愛の神よ、安らぎを与えたまえ(フィガロの結婚より)、
モーツァルト:楽しい思い出はどこへ?(フィガロの結婚より)、
モーツァルト:おっしゃらないで、愛しい人よ(ドン・ジョヴァンニより)
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ベッリーニ:あの優しい声が(清教徒より)、
ベッリーニ:立って、お父様(ビアンカとフェルナンドより)、
ベッリーニ:清らかな女神よ(ノルマより) ほか
公演概要
第553回日経ミューズサロン
「佐藤美枝子 ソプラノ・リサイタル」~クリスマスに贈るオペラ・アリアの名曲集~
公演日時:2024年12月12日 (木) 18:00開場/18:30開演(上演時間:約2時間)
会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7)
チケット料金
一般:4,000円(全席指定・税込)
主催=日本経済新聞社 協賛=ファンケル