新型コロナウイルス感染症拡大の中で、人との距離感や公共空間のあり方を考える 「COVID-19以後の新たなモビリティ・パラダイムーモビリティを越えるモビリティ研究」
開催日時:2021年8月9日(月・祝)15:00~19:00【オンライン開催】
立命館大学人文科学研究所は、シンポジウム「COVID-19以後の新たなモビリティ・パラダイム—モビリティを越えるモビリティ研究」を、8月9日にオンラインで開催いたします。
私たちは、人、モノ、資本、情報、データ、観念、技術等がたえず移動する「モバイルなグローバル社会」に生きています。これまでありとあらゆる事象が世界中で当たり前に流動的に広がりを見せていた社会が、いま、新型コロナウイルス感染症によって大きく揺らいでいます。
本シンポジウムでは、新型コロナウイルス感染症以後の国境を越えたつながりや新たなモビリティ研究(※)をテーマに、基調講演や研究者による事例紹介を行います。世界的なモビリティ研究者であるピーター・エイディ氏をオンラインでお招きし、グローバルな世界に位置づけられている私たちの社会の変化について、最新のモビリティ研究とともに参加者のみなさんと考えていきます。
(※)モビリティ研究とは・・・人、モノ、資本、情報、データ、観念、技術等の移動(モビリティ)が、社会や人間にどのようなインパクトを与えているのかを考える学問。
日時 : 2021年8月9日(月・祝) 15:00~19:00
開催方法 : オンライン配信(ZOOM Webinar)
参加費 : 無料
内容 : ■挨拶 藤巻 正己 (立命館大学)
■基調講演 ピーター・エイディ氏(ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ校 教授)*録画配信
「Aero-mobilities : public space, passenger atmospheres and COVID-19」
■パネリストによる発表
遠藤 理一 氏 (西武文理大学)
須藤 廣 氏 (法政大学)
神田 孝治 (立命館大学)
遠藤 英樹 (立命館大学)
■ピーター・エイディ氏とのディスカッション*ZOOMで現地ロンドンとつなぎます。
司会 山本理佳 (立命館大学)
申込方法 : 下記URLからイベントページにアクセスし、お申し込みください。
http://www.ritsumei.ac.jp/research/ihhss/events/article.html/?id=68
※同時通訳有(日本語・英語)
社会学者ジョン・アーリ氏から大きな影響を受け、文化地理学的な視点からモビリティ研究を展開する。「空間、セキュリティ、モビリティの相互関係」について考察を深めた業績を数多く世に送り出している。