【名城大学】 「名城社長会」の企業説明会 5月16、17日の2日間で計59社が出展
本学出身者が社長や会長などを務める企業が一堂に会した「名城社長会企業説明会」が5月16日・17日、天白キャンパスで開催されました。2日間で昨年より11社多い計59社が出展しました。
「就活生だけでなく、1、2年生にも来てもらい、少しでも助言できれば」と和田社長
本学を卒業した経営者でつくる「名城社長会」が、「後輩たちに将来の夢や人生の選択肢を与えることができれば」と大学側に提案し、2022年に初めて開催されて今回で3回目です。自動車部品加工工具製造「富士精工株式会社」(愛知県豊田市)の会長で名城社長会の森誠副会長は「できる限りトップが来て学生たちと話し合い、経営者はどういう感覚、どういう気持ちで仕事をしているのかを伝える場にしたい」と話します。
開催時間は午前11時30分から午後3時30分に設定され、製造業や建設業、サービス業や金融、小売業や商社、情報など幅広い業種が出展し、16日は29社が社長や会長も参加した会場では、昼休みになると学生たちが次々と訪れてお目当ての業種の会社のブースで仕事内容や福利厚生、インターンシップなどの説明に耳を傾けたり、貴重な機会を生かそうと先輩である社長や会長に直接、質問や相談をしたりしていました。
「就活生だけでなく、1、2年生にも来てもらい、少しでも助言できれば」と話していた総合エンジニアリング業「株式会社ワダエンジニアリング」(名古屋市港区)の和田伸夫社長は、学生たちがブースを訪れると「まだ2年生なら、これからいろいろと勉強したうえで希望する職種を考えたら」「大企業よりも伸びしろのある会社を選んだら」などとアドバイスを送っていました。
2人でブースを回っていた経営学部3年の女子学生は「この夏から就活がスタートするので、知らなかった企業をいろいろ知ることができて役に立ちました」と満足した様子。求人広告代理店のブースで熱心に話を聞いていた別の経営学部3年の女子学生は「どの業界を志望するのか絞れていないので、どういった点をポイントに選んでいけばいいかを社長さんに相談しました」と話していました。