【星のや京都】平安貴族が別荘を構えた嵐山で秋の情景に触れながら和歌を詠む「奥嵐山の歌詠み」開催 ~800年にわたり和歌を守り伝える冷泉家当主と当主夫人が、和歌の世界へ誘う~|開催日:2022年10月13日

各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2022年10月13日に、錦秋纏う水辺の私邸で和歌を詠む「奥嵐山の歌詠み」を開催します。嵐山の渓谷を臨む星のや京都で、伝統的な秋の型を和歌に詠む催しです。歌詠みの前には、800年にわたり和歌を守り伝える冷泉家の25代当主・冷泉為人(ためひと)氏より、和歌の文化や公家社会の歴史について学びます。その後、当主夫人・冷泉貴実子(きみこ)氏より冷泉流歌道の手ほどきを受け、実際に参加者自身で和歌を詠み短冊にしたためます。翌日におこなう、当主夫人の案内による冷泉家住宅の見学は、和歌の原点を訪れ歴史そのものに触れる貴重な体験です。冷泉家当主と当主夫人に和歌の世界に誘われ、さらに現存する唯一の公家屋敷、冷泉家住宅で宮中の伝統文化に思いを馳せ、宮廷人の雅で心豊かな時を過ごすことができます。

背景

星のや京都が位置する嵐山は、かつて平安貴族が別荘を構えた場所です。枕草子の一説で「野は嵯峨野、さらなり*1」と表現されており、嵐山の風光明媚な情景は歌枕として数多くの和歌に詠まれています。四季の風景を愛でながら和歌に興じた平安貴族のように、奥嵐山の秋の情景に触れながら和歌を詠むことで、日本の美意識に触れ心豊かな時を過ごしてほしいと考えています。
*1 「野は、嵯峨野は言うまでもない」の意味。嵯峨野とは、嵐山周辺を指す

特徴1 冷泉家25代当主による歴史講話と当主夫人による和歌の手ほどき

本催しでは、冷泉家25代当主・冷泉為人氏より、冷泉家が育んできた和歌の文化やそれを支えた公家社会の歴史についての講話を聞きます。和歌の文化や歴史背景について理解を深めたあとは、当主夫人・冷泉貴実子氏より冷泉流歌道の手ほどきを受け、実際に参加者自身で和歌を詠んで短冊にしたためます。かつて平安貴族が別荘地・嵐山で和歌を詠んだ風情そのままに、日本の美意識に触れ心豊かな時間を過ごすことができます。

冷泉家について

冷泉家は平安・鎌倉の歌聖と仰がれた藤原俊成(しゅんぜい)、定家(ていか)父子を祖先に持ち、「和歌の家」として代々朝廷に仕えた公家です。特に定家は、星のや京都の対岸に位置する小倉山で小倉百人一首を編纂した嵐山にゆかりがある人物です。初代冷泉為相(ためすけ)から当主まで800年にわたり冷泉流歌道を継承し、現代まで和歌を守り伝えてきました。

冷泉為人氏 プロフィール

1944年、兵庫に生まれる。冷泉家25代当主。関西学院大学大学院文学研究科博士課程修了。公益財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長。大手前女子大学教授、池坊短期大学学長、同志社女子大学客員教授、立命館大学特別招聘教授、京都美術工芸大学長を歴任。

冷泉貴実子氏 プロフィール

1947年、冷泉家24代為任(ためとう)の長女として生まれる。冷泉家25代当主・為人夫人。京都女子大学文学部東洋史学科日本史専攻卒業後、同大学大学院文学研究科修了。公益財団法人冷泉家時雨亭文庫の常務理事・事務局長を務め、藤原俊成・定家の流れをくむ文化遺産や、冷泉家流歌道と関連諸行事を守り伝える活動を行っている。

特徴2 通常一般非公開の重要文化財・冷泉家住宅を見学

冷泉家が江戸初期以降守り続けてきた邸宅、冷泉家住宅を見学します。冷泉家住宅は完全な姿で現存する唯一の公家屋敷で、1982年2月に重要文化財に指定されました。この場所で冷泉家は、平安時代からの冷泉家伝来の古文書類を守り継ぐとともに、定期的に古来の伝統に準じた歌会を催しています。本催しでは、通常一般非公開の貴重な遺構を当主夫人に案内してもらうことで、宮中の伝統文化に思いを馳せ、冷泉家の歴史をより深く理解することができます。

スケジュール例

<1日目>
14:00 チェックイン
15:30 冷泉為人氏による和歌の文化や歴史講話
16:45 冷泉貴実子氏による冷泉流歌道の手ほどき
19:30 星のや京都ダイニングにて夕食(別料金)

<2日目>
09:00 客室にて朝鍋朝食(別料金)
12:00 チェックアウト
14:00 重要文化財・冷泉家住宅を見学
15:00 体験終了

「奥嵐山の歌詠み」概要

開催日   :2022年10月13日
料金    :1名50,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:冷泉為人氏による講話、冷泉貴実子氏による冷泉流歌道の手ほどき、冷泉家住宅の見学
定員    :8名(最少催行人数1名)
予約    :公式サイト(https://hoshinoya.com/kyoto/)にて7日前まで受付
場所    :星のや京都、冷泉家住宅
対象    :宿泊者
備考    :場合により、開催日や開催場所、内容が変更になることがあります。

■星のや

「夢中になるという休息」をコンセプトに、施設ごとの独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設は、その土地の風土、歴史、文化などの本質を識る喜びを滞在に織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ちます。
https://hoshinoya.com/

■星のや京都

平安貴族が興じた嵐山にたたずむ水辺の私邸で時を忘れる。渡月橋から船に乗り、大堰川を遡った先では、京都に息づく日本の伝統技法を感じる客室、嵐山の情景を映した滋味豊かな日本料理、四季の美しい景観と静けさの非日常が提供されます。
〒616-0007 京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2/客室数:25室
https://hoshinoya.com/kyoto/

<最高水準のコロナ対策宣言>

【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環としてお客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っておりますす。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)

【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへの CO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底


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