【星のや東京】秋の月を楽しむ「東京・月見の宴」開催|期間:2021年9月17日~10月31日
各施設が独創的なテーマで圧倒的非日常を提供する「星のや」。東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2021年9月17日~10月31日の期間、秋の月を楽しむ「東京・月見の宴」を開催します。街灯やビルの灯りがない江戸時代、人々は綺麗に浮かぶ月を心待ちにし、お団子やススキなど設えを用意し、月に健康や豊作の願いを祈っていたといわれています。(*1)この催しでは、星のや東京での滞在を通し、秋の美しい月をさまざまな方法で楽しめます。お客様の多幸を願って縁台には、月とお団子やススキの室礼を設え、滞在中に振る舞うお菓子として「月見羊羹」や「栗きんつば」、「芋甘納豆」といった秋の月にちなんだ和菓子を提供します。また、外に出かけ、東京の夜空に浮かぶ月を眺める「お月見散歩」や、館内でも中秋の名月を楽しめる「満月行燈(あんどん)づくり」を体験できます。
*1 二之宮隆著「旧暦で読み解く江戸」 2013年
背景
お月見の風習が庶民に広まった江戸時代、人々は、月の名所に出かけたり、舟に乗り、水に写る月を眺めたりと、優雅にお月見を楽しんでいました。また、ただ月を眺め楽しむだけでなく、その年の健康や豊作を祈る意味も込められていました。(*1)いまだコロナにより不安やストレスが続くなか、星のや東京ではこの催しを通じて、健康を祈るとともに、一年でもっとも月が輝く季節といわれる秋の月を楽しんでほしいと考え、この催しを企画しました。
秋の名月を楽しむ方法
1 滞在を甘味で彩るオリジナルの「月見羊羹」と老舗の和菓子
江戸の頃より両方見ると縁起が良いと言われていた十五夜と十三夜の月にちなんだ和菓子を提供します。到着時には、東京・飯田橋にある和菓子の銘店「いいだばし萬年堂」が、この催しのために開発した、羊羹に十五夜と十三夜の月を浮かべた「月見羊羹」です。また夕方には、スタッフが各階のお茶の間ラウンジで温かい煎茶とともに、都内老舗の和菓子を2種類提供します。一つ目は芋名月といわれ、芋の収穫時期に見ることのできる十五夜にちなんだ、創業100有余年「あさくさ梅原」の「芋甘納豆」です。二つ目は栗名月といわれる十三夜にちなみ、人形町にある「三原堂本店」の「栗きんつば」を提供します。
2 月をテーマにした和紙遊び「満月行燈づくり」
お月見の風習が庶民に広まった江戸時代、人々は月が雲に隠れて見えない無月や雨月の日でも、見えない月を想像しながら月を愛でていたと言われています。(*2)この遊びでは、空に月が浮かばずとも、館内でお月見ができる「満月行燈づくり」を体験できます。和紙をちぎり、重ね、型となる風船に張り付け、美しい満月を作ります。作った行燈は客室に飾り、滞在後は自宅に持ち帰ることもできます。
*2 二之宮隆著「旧暦で読み解く江戸」 2013年
3 東京の空に浮かぶ月を楽しむ「お月見散歩」
「お月見散歩」では、足元を照らす行燈を持ち、秋の夜長に江戸時代にタイムスリップした気分を味わいながら夜空に浮かぶ月を愛でることができます。月が良く見える場所を記した「お月見マップ」を片手に、星のや東京から徒歩圏内で、月が良く見える場所に行くことができます。また、散歩のお供に、お煎餅と温かい黒豆茶を用意しているので、散歩の合間に腰を下ろしてゆっくりと月を眺めることができます。
<スケジュール例>
15:00 星のや東京 到着。温かい煎茶とともに「月見羊羹」で良き滞在となるよう祈る。
16:00 お茶の間ラウンジで「芋甘納豆」と「栗きんつば」を味わう。
17:00 和紙と紙糊を使い、満月行燈を作る。
18:30 星のや東京ダイニングで「Nipponキュイジーヌ ~発酵~」を味わう。
20:00 お月見マップを片手に館外に散歩に出かけ、皇居周辺から月を愛でる。
「東京・月見の宴」概要
■期間:2021年9月17日~10月31日
■料金:無料
■予約:不要
■対象:星のや東京宿泊者
■備考:仕入れ状況により料理内容や食材が一部変更になる場合があります。
■星のや
「夢中になるという休息」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その土地の風土、歴史、文化が滞在時間を豊かにするものとしておもてなしに織り込み、訪れた人を日々の時間の流れから解き放ち、特別な非日常へいざないます。
https://hoshinoya.com
■星のや東京
現代に合わせて進化した「塔の日本旅館」。地下 2 階、地上 17 階の塔型の空間は、畳敷きの玄関、伝統的な和室や各階のお茶の間ラウンジ、最上階の温泉で構成されています。日本の歳時記に合わせた室礼、日本文化を身近に感じられる体験や日本旅館らしいおもてなしを提供します。
〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目9番1
https://hoshinoya.com/tokyo/
<最高水準のコロナ対策宣言>
【1】衛生管理
星野リゾートでは、コロナ対策の一環として、お客様の健康と公衆衛生を考慮し、以下の対応を行っております。
・チェックイン時の検温実施
・通常の客室清掃に加え、ホテル館内のアルカリ電解水による清掃と拭き上げ
・館内各所に除菌用アルコールを設置
・全客室に手指消毒用アルコールを設置
・レストラン入店時に全てのお客様へ手指のアルコール消毒を実施
・食器類(お皿、グラス)やカトラリーの高温洗浄(80度以上)、食事用トレイの除菌洗浄
・フロントにパネルやビニルシートなどのパーテーションを設置
・館内での接客業務の際にマスクを着用
・スタッフの健康と衛生面の管理徹底(出社前の検温と記録確認)
・湿度40%以上を保つ加湿器を全客室に設置(星のや東京、沖縄県内の施設を除く)
・レストランにおけるメニューのQRコード化(界ブランド全施設)
【2】3密回避
密閉、密集、密接の3つの「密」を回避する滞在を作るべく、以下の対応を行っております。
・大浴場の混雑度がスマートフォンで分かる3密の見える化および混雑予測サービス実施(一部)
・滞在中、混雑が確認された場所での、入所・入店規制
・レストランの混雑状況を管理し、入店時間の分散化
・チェックアウトのフロント精算時に、入列規制を適宜実施
・客室でのチェックイン対応(星のや・界)
・パブリックスペースへのCO2(二酸化炭素)濃度測定器の配備
・自然換気、機械換気など、建物の設計にあわせた換気の徹底
関連資料:【星野リゾート】コロナ対策まとめ