ドローン市場を独占する中国企業DJIとは?「第14回研究報告会」を開催 近畿大学経営イノベーション研究所

近畿大学経営イノベーション研究所(大阪府東大阪市)は、平成28年(2016年)7月20日(水)、東大阪キャンパスにて「第14回研究報告会」を開催します。

【本件のポイント】
●ドローン市場において、世界一のシェア7割※を占める中国メーカーDJIの事例を紹介
●中国企業に詳しい経営学部の教授が、日本ではあまり知られていないDJIについて解説
●本学の研究成果を地域企業や一般の方に提供し、地域の活性化に貢献
※出典:DJI JAPAN 株式会社 WEBサイト(http://www.dji.com/jp/company

【本件の概要】
近畿大学経営イノベーション研究所は、産業界と連携して経営イノベーションの実例を取り入れた教育・研究を行うとともに、東大阪の企業経営者や地域の皆さまへ、経営について学ぶ場を積極的に提供しています。これまで行われてきた13回の研究報告会では、経営学部の教員がそれぞれ独自のテーマを掲げ、イノベーションの創出についての研究成果を報告してきました。
今回は、本学経営学部教授で、経営イノベーション研究所の所長でもある徐 方啓(じょ ほうけい)が、「ドローンが飛んできた―世界No.1ドローンメーカーDJIの事例研究―」をテーマに、ドローンの飛行映像なども交えながらDJIという大学発ベンチャーについて解説します。

■日  時:平成28年(2016年)7月20日(水)14:50~16:20
■場  所:近畿大学東大阪キャンパス21号館424教室
      (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬駅」から徒歩約10分)
■対  象:地域企業・一般の方、近畿大学学生・教職員
      (定員先着180人、入場無料、当日参加可)
■申込方法:氏名、年齢、参加希望人数を明記の上、メール(icmi@bus.kindai.ac.jp)にて
      お申込みください。
■お問合せ:近畿大学経営イノベーション研究所 TEL(06)4307-3046

【講演内容】
1.日本のドローン事情(14:50~15:00)
ドローンとは、小型無人飛行機(マルチコプター)です。ドローンがまだあまり普及していない日本におけるドローン産業の現状について解説します。

2.中国のドローン事情(15:00~15:10)
中国には、ドローン関連企業が400社以上あります。特に、DJIの本社所在地で、「中国のシリコンバレー」とも言われる深セン市は、平成27年度(2015年度)ドローン輸出額が30.9億人民元(477億円)に達するなど、ドローンの世界市場をリードする存在となっています。そのような中国におけるドローン産業発展の要因について解説します。

3.DJIについて(15:10~16:10、[質疑応答]16:10~16:20)
DJIは、香港科技大学の学生が平成18年(2006年)に起業したベンチャーで、わずか9年で、世界の民生用(一般向け・家庭用)ドローン市場で7割ものシェアを占める大企業になりました。その成長の理由を解説します。

【講師プロフィール】
経営学部経営学科 教授 徐 方啓(じょ ほうけい)
学   位:博士(知識科学)
専門 分野:経営学(創造的経営とイノベーション)
研究テーマ:中国ビジネス論、経営管理論、創造性研究
著   書:徐 方啓(平成27年)『中国発グローバル企業の実像』千倉書房 他
平成20年(2008年)4月に近畿大学経営学部教授に就任。平成22年(2010年)4月には、近畿大学経営イノベーション研究所所長に就任。現在、経営関連学会協議会副理事長、日本創造学会副会長、Kindai Management Review 編集長などを務めている。

【関連リンク】
経営学部経営学科 教授 徐方啓
http://www.kindai.ac.jp/meikan/93-jo-houkei.html

DJI 製のドローン
DJI 製のドローン

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