【名城大学】経済学部の伊藤志のぶ教授のゼミ生らが折れたバットのアップサイクルの成果を東海テレビ福祉文化事業団に寄付

一輪挿しやフォトフレーム、靴ベラなどの販売で得た収益約14万円

収益を寄付した伊藤ゼミや名古屋聾学校、愛知大学野球連盟と東海テレビの皆さん

愛知大学野球連盟から譲り受けた折れたバットをアップサイクルして木工製品に生まれ変わらせるプロジェクト「SDGs大作戦」に取り組んでいる経済学部の伊藤志のぶ教授のゼミ生と愛知県立名古屋聾学校(名古屋市千種区)の生徒たちが12月12日、これまでに製作した製品を販売して得た収益約14万円を東海テレビ福祉文化事業団に寄付しました。「FNSチャリティーキャンペーン」を通じてパキスタンの子どもたちの支援に役立てられます。

大洪水で被災したパキスタンの子どもたちの支援に活用

花束を手渡す渡邊さん
あいさつする田爪さん

「SDGs大作戦」で伊藤ゼミのゼミ生や名古屋聾学校の生徒たちは、廃バットを活用して一輪挿しやフォトフレーム、靴ベラ、鍋敷きなどさまざまな木工製品を製作。10月の名古屋聾学校の文化祭と11月3、4日の名城大学祭、さらに11月17~19日に愛知県常滑市で開かれ、名古屋聾学校の生徒も参加した「第43回全国障害者技能競技大会(全国アビリンピック)」でも展示・販売しました。

これらの収益14万682円について、今年は「貧困をなくそう」をテーマに「SDGs大作戦」に取り組んだことから、東海テレビなどフジテレビ系列28局と日本ユニセフ協会が「世界の子どもたちの笑顔のために」をメインテーマに掲げて1974年から毎年、支援対象国を決めて募金活動を呼びかけ、2023年度は2022年の大洪水で被災したパキスタンの子どもたちを支援する「FNSチャリティーキャンペーン」に寄付することにしました。

この日は伊藤ゼミのゼミ生2人と名古屋聾学校の生徒3人、伊藤教授、愛知大学野球連盟の齋藤健治理事長、本学硬式野球部長で同連盟理事の渋井康弘経済学部教授、名古屋聾学校の伊藤泰弘教諭が名古屋市東区の東海テレビ本社を訪問。齋藤理事長のあいさつに続き、愛知学院大学野球部4年の池村健太郎投手が目録を、名古屋聾学校専攻科1年の中野麒和さんが寄付金を、東海テレビ放送社長室長兼CSR推進部長の田中達也さんに手渡しました。

続いて、伊藤ゼミ3年の渡邊悠矢さんが記念品として折れたバットで作った花束を田中さんに手渡し、学生・生徒を代表して伊藤ゼミ3年の田爪智隆さんが「ユニセフを通じてパキスタンの子どもたちを援助するという取り組みは理想的で、多くの皆様からの寄付をぜひ役立てていただきたいと思います」とあいさつ。田中さんから愛知大学野球連盟と名城大学、名古屋聾学校にそれぞれ感謝状が贈られました。

折れたバットで作った花束
手渡した寄付金
名古屋聾学校の皆さんと田中さん
目録を手渡す池村投手
感謝状を受け取った渋井教授
あいさつする齋藤理事長
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