全国公立小中高の休校要請を受け、愛知のビジネスサポートセンターOKa-Bizがオンライン相談サービス「おうちビズ」3月3日開始

地域経済の停滞を食い止めるため、子育て世帯の経営者やフリーランスなど子どもが在宅で相談に来られない利用者の方へもOKa-Bizの利用機会を提供

2020-03-05 10:00

岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz(オカビズ(以下「OKa-Biz」)、センター長：秋元祥治)は、2020年3月3日(火)よりOKa-Bizオンライン相談サービス「おうちビズ」の受付を開始します。やむを得ない事情でOKa-Bizへ訪問できない事業者に対して、スカイプなどのオンラインツールを使用しての相談を開始します。OKa-Bizが多様な市民の相談希望を叶え、事業支援で地域を活性化するための取り組みです。
なお、3月5日にはリモートワーク導入を検討する中小企業に向けて、在宅で受講するオンライン・ライブ動画「初めてのリモートワーク導入セミナー」も合わせて開催します。

【概要】家族のケアや移動が困難な障がい等があっても、オンラインでビジネス相談可能
ご家族の病気やケガの都合で自宅を離れられないケースや、ご自身がOKa-Bizにお越しになれない場合、事前にご相談いただければオンラインでの遠隔相談に対応いたします。

対象　　　：特別な事情があり、OKa-Bizに来訪することが困難である方
　　　　　　(例：ご自身の障がい、家族の急な体調不良、
　　　　　　　　介護が必要な家族がいる、学校の休校により
　　　　　　　　子どもが在宅で外出するのが困難など)
使用ツール：ズーム(Zoom)、スカイプ
利用条件　：良好なネットワーク環境・
　　　　　　スカイプアカウント取得済(スカイプ利用の場合)、
　　　　　　カメラ・マイク付きパソコンやヘッドセットなど
利用方法　：ご予約時に、オンラインでの相談希望の旨をお伝えください。
　　　　　　(HPの予約フォーム／電話／来訪による予約)
注意事項　：オンラインでの相談が可能なのはビジネスコーディネーターのみです。
　　　　　　お話しをお聞きする中でITやデザインなど専門アドバイザーを
　　　　　　ご案内することになった場合は、オンラインでの相談が
　　　　　　できない場合があります。

※ズーム、スカイプとはwebを通じて電話やチャットが無料ができるサービスです。各ツールの利用ガイドはオカビズHPに掲載しております。

セミナー概要

「初めてのリモートワーク導入セミナー」
新型肺炎が拡大するなか、リモートワークが注目を集めています。新型肺炎の対策としてだけでなく、リモートワークを導入により、社員の働き方改革、業務の生産性向上、人材確保や離職率の低下、コスト削減など多くのメリットがあるリモートワークについて、中小企業支援に向けたセミナーを開催します。
これからリモートワークを導入してみたい、まずはどんなものか理解しておきたい、そんな方向けにOKa-BizのITアドバイザーがわかりやすくお伝えします。
新型肺炎による不安が広がる中小企業に対して、今後のための支援のひとつとして実施します。

開催概要

開催日時： 2020年3月5日(木) 19:00-20:00
参加方法：パソコン・スマートフォンによるネット受講(ズーム)
　　　　　 ※自宅などからオンラインでご参加ください
主催　　：岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz
対象　　：リモートワークの導入に関心のある中小企業経営者(入門編)
申込〆切： 2020年3月4日(水)
申込先　： https://kokucheese.com/event/index/592923/
　　　　　 ※開催当日午前中に参加用URLを申込アドレス宛に送付します

【背景】来訪を基本とする行列ができる相談所
OKa-Bizは、2013年の開設当初より来訪での相談を基本とし、電話やメール、また訪問をしての相談はお受けしてきませんでした。
中小事業者さんを無料でサポートする公的産業支援機関の立ち位置の中で、1時間お話をじっくり聴き、相談者さんとの関係構築、また、鋭いスピード感ある具体的な提案をし、継続的なサポートをすることで、中小の事業者さんの売上向上に貢献をしてきました。そのため、対面での相談が欠かせないポイントだと捉えてきました。
しかしながら今回、新型コロナウイルスの感染拡大措置として公立小中高の休校や、本人や家族の体調不良により外出できない状況が起きている一方、経済活動が滞りを見せ始め、その影響を受ける中小企業者が多いことから、今回のサービスに乗り出しました。
必要とする一社でも一人でも多くの事業者様に、OKa-Bizをご利用いただき、必要な支援が行き届き、地域経済の停滞を少しでも食い止められる一助になりたいと思っています。