「ビル再生100の物語」遊休ビルにシェアアトリエを作ります

ビル再生100の物語 第40話

テナワンでは、これまで多くのビルの空室対策や賃貸運営を行ってきました。

それぞれの問題を解決してきたビル再生の事例を「100の物語」としてこれから公開していきます。

そのビルは中央区の隅田川の近くにあります

残念がら川っぺりのこういう景色はビルから見えないんですが・・
残念がら川っぺりのこういう景色はビルから見えないんですが・・

とある地元企業が持っているのですが、使われないまま放置されていました。

「建替えようとも考えたんだけど、こう建築費が高いとね。」

オリンピックくらいまでの間、何か有効に使ういい方法がないものか、というのが最初のご相談でした。

もともと以前のオーナーさんが事務所兼倉庫に使っていた建物なので、ほとんどが設備も何もないがらんどうの空間でした。

しかも、例えキレイに改装しても、オフィスとして貸すにはニーズが弱い立地です。

でも、最初にその建物を見たときに何か感じるものがありました。

「天井が高い!」

「屋上がある」

「何より建物に雰囲気がある」

言葉では説明しづらいのですが、アーティストやクリエイターに好かれそうな匂いがプンプンと。

さらに聞いてみると、今のオーナー企業はこのビルのすぐ近くで創業したんだそうです。

「ストーリーもある!」

可能性を感じた僕らは、これをアーティストのシェアアトリエとして再生しようと決めました。

入居するアーティスト達に、オーナー企業とその土地にまつわる作品を作ってもらおう。

将来この建物が建て替わっても、ここで出来たその作品をオーナーさんに次の建物のどこかに保存してもらおう。そうすれば、歴史を繋ぐことができるんじゃないか。

不動産屋としてはとても青臭いことを考えてしまったわけです(笑

でもこのコンセプトに酔ってしまった僕らは、3日で書きなぐった渾身のプレゼン資料とともにアツく語りにいったのです。

「土地と建物と御社の物語を作品にし続ける、言ってみればサグラダファミリアのようなプロジェクトなんです!」

なぜかこのコンセプトがウケてしまいました。

というわけで、これから中央区湊町でこの夢のプロジェクトを開始します!

その後の続きも書いていきますので、お楽しみに!