懸垂651回でギネス認定の潜水士、山口県周南市長を表敬訪問

徳山海上保安部 安達健太さん

周南市出身で徳山海上保安部の巡視船「くろかみ」に勤務する潜水士 安達健太さんが、2022年6月3日に順手での懸垂連続回数でギネス世界記録に認定されたことの報告のため、周南市長を表敬訪問しました。

ギネス世界記録認定証を持つ安達潜水士

安達さんは、2022年3月4日、ギネスが順手の懸垂世界記録認定として提示した「鉄棒に15秒以内に最低1回、530回以上懸垂」などのルールの中で挑戦を行い、前人未到の651回の記録を達成。2022年5月17日にギネスから安達さんの元へ世界記録認定証が届いた。

ギネス世界記録認定を周南市長に報告する安達さん

世界記録達成まで

安達さんは周南市出身で、山口県立徳山商工高等学校卒業後に、映画「海猿」を観て憧れの職業となった潜水士になるため海上保安学校(京都府舞鶴市)に入校した。入校して初めての体力検定では12回しかできなかったが、上半身を鍛えるため、懸垂のトレーニングを続けたところ、気がつくと200回以上できるようになっていた。
ふと世界で一番懸垂ができる人は何回できるのかが気になり調べたところ、逆手での懸垂世界記録はあるものの、海上保安部でトレーニングしている順手での世界記録はなかった。
世界記録認定に必要な回数を、ギネスワールドレコーズジャパンに問い合わせを行うと、530回以上で記録認定との回答。
当時は、認定されるのは難しいと諦めていたが、昨年急激に懸垂の回数が300回、400回と伸び始めたことにより、このたび世界記録へ挑戦し大記録の達成となった。

懸垂世界一の手
藤井周南市長に懸垂を披露する安達さん

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