法人向けモバイルソリューションの分野における協業を開始(NTTドコモ、オラクル・コ−ポレ−ション、日本オラクル)
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下NTTドコモ 本社:東京都千代田区 社長:立川 敬二)とOracle Corporation(以下オラクル・コーポレーション 本社:米国カリフォルニア州レッドウッドショアズ 会長兼CEO:ローレンス・J・エリソン)および日本オラクル株式会社(以下日本オラクル本社:東京都千代田区 社長:新宅正明)はITシステムの基盤であるデータベース技術と第3世代移動通信サービス「FOMA」等のネットワーク及びワイヤレス技術を活用した、法人向けモバイルソリューションの開発およびグローバルな展開を、共同で推進していくことで合意し、本日覚書を締結いたしました。
今回の提携によりNTTドコモの有するネットワーク、ワイヤレスの技術及びノウハウとオラクル(注:オラクル・コーポレーションおよび日本オラクルを合わせてオラクルという。以下同じ)の有するデータベース、アプリケーションサーバー、ミドルウェアの技術及びノウハウ等、両社の技術・商品を融合することで、モバイル環境に対応した法人向けソリューションサービスを開発し、新たなモバイル市場の創出を目指します。
なお、共同検討の内容については、別紙のとおりです。
<本件に関する報道関係からのお問合せ先>
株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
広報部 筒井・中川
Oracle Corporation
Public Relations ReemaBahnasy
日本オラクル株式会社
広報部 玉川
別紙
法人向けモバイルソリューションの分野における協業の概要
提携内容
1.技術/製品開発における検討
NTTドコモとオラクルは、それぞれの技術とノウハウをベースに、モバイル環境で利用できるデータベースを中心として、様々な角度から法人ユーザのモバイル化の推進、新たなモバイルソリューションの開拓を目指し、ソリューションの開発および商用化への可能性を主に以下の項目について検討してまいります。
(1)オラクルのモバイル環境で利用できるデータベース製品およびテクノロジを使用したモバイルソリューションの共同検討
(2)オラクルのアプリケーションサーバーを使用し、モバイル端末から企業 内システムへのシームレスなアクセスを可能にするモバイルソリューションの共同検討
(3)位置情報などを活用した新たな企業内システム向けアプリケーションの共同検討
※上記項目に対しては、PDC・パケット通信・PHSによる移動通信サービスの みならず、第3世代移動通信サービス「FOMA」が持つ特徴(高速性、マルチアクセス機能等)を活かしたソリューション検討を行ってまいります。
2.販売/マーケティングにおける検討
両社の既存顧客のモバイル化促進、さらには新たな市場の開拓を目指し、技術/製品開発における検討の成果(製品、サービス、技術等)をグローバルに展開するための適切な共同マーケティングを検討してまいります。
※「FOMA」は、NTTドコモの登録商標です。
※OracleはOracle Corporationの登録商標です。
※その他の企業名、製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
【会社概要】
■株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
所在地: 東京都千代田区永田町2丁目11番1号
代表者: 代表取締役社長 立川 敬二
設立: 1991年(平成3年)8月
資本金: 949,679百万円(2001年3月末現在)
従業員数:5,334人(2001年3月末現在)
■日本オラクル株式会社
所在地: 東京都千代田区紀尾井町4−1
代表者: 代表取締役社長 新宅 正明
設立: 1985年(昭和60年)10月
資本金: 22,131百万円(2001年12月31日現在)
従業員数:1,632名(2001年12月31日現在)
■Oracle Corporation
所在地: アメリカ合衆国カリフォルニア州レッドウッドショアズ
代表者: 会長兼CEO ローレンス・J・エリソン
設立: 1977年(昭和52年)6月
従業員数:42,927名(2001年5月31日現在)