【ダイキン】「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024」において、CNUD SUMMIT 「DAIKIN Presents “SHIBUYA GREEN SHIFT DAY”」を開催

渋谷発のソーシャル&カルチャーデザインの祭典 、ダイキンとともに、渋谷から脱炭素アクションと社会実験の共創を考える1日

 ダイキン工業株式会社は、ソーシャル&カルチャーデザインの祭典「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024 <以下SIW、期間:2024年10月18日(金)〜11月10日(日)>」において、11月6日(水)にCNUD(Carbon Neutral Urban Design)SUMMIT「DAIKIN Presents “SHIBUYA GREEN SHIFT DAY”」を開催します。
 SIWは一般社団法人渋谷未来デザインが主催する日本最大級※のソーシャル&カルチャーデザインの祭典です。イノベーションや新たな世代のカルチャーなど、未知なものと触れ合うことで、一人一人が変化し、社会にあらたなアクションを起こすことを目的としており、2018年にスタートして以来、今年で7回目の開催となります。これまで、より良い社会に向かうための新しいビジネスアイデア、音楽やアートが見出すこれからの都市の可能性、ストリートから生まれる新しいカルチャーの芽生え、テクノロジーが見せてくれる未来の生活、次の時代を刺激するメッセージなどを、多種多様な企業、クリエイター、アーティストとともに作り上げ、渋谷の街からさまざまなソーシャルアクションを生み出してきました。
 ダイキンは渋谷区が掲げる「世界最前線の実験都市」という構想のもと、今年6月に渋谷未来デザイン、国立大学法人大阪大学との産官学民連携を中心に、様々なパートナーとともに渋谷における脱炭素アクションと社会実験を共創する「SHIBUYA GREEN SHIFT PROJECT」を立ち上げました。ここでは、空調機から得られるデータを活用した効率的なエネルギー使用の推進、暑熱対策を目的とした渋谷の街中へのCOOL SPOT(屋外用エアコン等)の設置、屋上緑化等の生物多様性保全の加速に取り組んでいます。
 こうした「SHIBUYA GREEN SHIFT PROJECT」の取り組みを加速させるため、ダイキンはSIW2024開催期間中の1日を「DAIKIN Presents “SHIBUYA GREEN SHIFT DAY”」と題し、渋谷で脱炭素をともに考えていくためのセッションを主催します。社外の多様なゲストとのパネルディスカッションを通じ、地球温暖化が進む中で都市が抱える課題について考えるとともに、脱炭素を進めながら街をより心地よく、緑豊かにするためのアイデアを渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながるソリューションを社会実装していくことをめざします。
※渋谷未来デザイン調べ

【CNUD SUMMIT 「DAIKIN Presents “SHIBUYA GREEN SHIFT DAY”」】

日 程:2024年11月6日(水)
会 場: 渋谷スクランブルスクエア15F QWSホール
詳細・お申し込み:https://cnudsummitday1.peatix.com

●11:00~11:45 基調講演「地球温暖化とスポーツの未来」

地球温暖化が進む中、スポーツ界は持続可能な未来を見据えた取り組みが求められています。パリ五輪では、都市に新しい建物を建てず、既存の施設を活用するという環境に配慮したアプローチが導入され、持続可能なスポーツイベント運営の一例となりました。こうした取り組みは、スポーツイベントにおける環境負荷を軽減し、都市や自然環境の保護と共存を目指す重要なモデルとなります。
本セッションでは、国際体操連盟会長 渡辺守成氏、日本ダンススポーツ連盟理事でパリ五輪ブレイキン監督の渡邊マーロック氏を迎え、地球温暖化に直面するスポーツ界の未来と、カーボンニュートラル実現への具体策を議論します。

登壇者:
・渡辺守成(FIG(国際体操連盟) 会長 IOC(国際オリンピック委員会) 委員)
・渡邊マーロック(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟 業務執行理事)
・上野凌(公益財団法人日本ライフセービング協会スポーツ本部副本部長 / Lifesaving World championships2024 日本代表 男子キャプテン)
・宮﨑喜美乃
(HOKA契約アスリート プロウルトラトレイルランナー 株式会社ミウラ・ドルフィンズ/低酸素トレーナー)
・長田新子(SIW エグゼクティブプロデューサー/一般社団法人渋谷未来デザイン 理事・事務局長)

●12:00~12:45 「シブヤグリーンシフトなまちづくり」

昨年に引き続き、2024年のシブヤの夏は非常に暑く、観測史上最も高い気温が記録されました。また、地球全体で見ても、今年の夏の北半球では1951年〜1980年の平均気温を1.25℃上回るほどの異常な暑さが続きました。このまま何の手も打たない場合、未来のシブヤは「外にいられない街」になってしまいます。そんな状況下で、昨年度のSIWで行われた「2050年シブヤの空気をどう冷やすか」の議論を経て立ち上がったシブヤグリーンシフトプロジェクト。渋谷から始まる、東京全体を冷やすプロジェクト構想を発表し、ダイキンがもつ環境ビッグデータと、高速通信ネットワークを活用したAi空調制御技術に、大阪大学の先端研究を融合させた取り組みを紹介。シブヤの都市エコシステムに貢献し、人の行動の変化(行動変容)も促すことで、持続可能で快適な都市へと導くことを議論します。

登壇者:
・松田哲(ダイキン工業株式会社 空調営業本部 副本部長 兼 設備営業部長)
・栄藤稔(大阪大学 先導的学際研究機構・教授)
・今佐和子(国土交通省都市環境課 課長補佐)
・辻愛沙子(株式会社arca CEO / Creative Director)
・金山淳吾(SIW エグゼクティブプロデューサー/一般財団法人渋谷区観光協会 代表理事)

●13:00~13:45 「脱炭素先行自治体の都市課題と未来」

脱炭素先行地域とは、2050年カーボンニュートラルに向けて、民生部門(家庭部門及び業務その他部門)の電力消費に伴うCO2排出の実質ゼロを実現し、運輸部門や熱利用等も含めてそのほかの温室効果ガス排出削減についても、日本全体の2030年度目標と整合する削減を地域特性に応じて実現する地域です。本セッションでは、脱炭素先行地域を中心に様々な自治体をゲストに迎え、各地域での取り組み紹介や、パネルディスカッションを通じて、カーボンニュートラルを目指すための知見やアクションプランについて議論します。

登壇者:
・西村一郎(札幌市環境局環境都市推進部 部長)
・栗秋寛哉(福岡市環境局脱炭素社会推進部 部長)
・杉浦篤史(宇都宮市環境部カーボンニュートラル推進室長)
・松本紗代子(京都市DO YOU KYOTO?プロジェクト推進課長)
・千葉稔子(東京都環境局 気候変動対策部 気候変動対策専門課長)
・佐座槙苗(一般社団法人SWiTCH 代表理事)

●14:00~14:45 「2100年のシブヤ グリーンデザイン〜涼空間と緑化で築く持続可能なコミュニティと未来~」

今夏も経験した様にシブヤもヒートアイランド現象に直面しており、まさに沸騰しているほどの暑さです。気候変動問題と真剣に向き合うために、可視化されたデータに基づいて原因を解明し、対策を議論します。対策案としては屋上緑化や暑熱対策だけでなく、人が多く集まる公園の有効活用も重要な要素です。業界の知識者を交え、この問題に共に取り組むことで、2100年のシブヤをどのように改善し、より持続可能で快適なグリーンにデザインしていくべきか議論します。

登壇者:
・水出喜太郎(株式会社日建設計 常務執行役員 エンジニアリング部門統括)
・芹澤孝悦(プランティオ株式会社 代表取締役 CEO)
・福島果歩(東急株式会社 不動産運用事業部 価値創造グループ 文化用途企画運営担当)
・河野大志(ダイキン工業株式会社 テクノロジーイノベーションセンター 脱炭素技術企画担当課長)
・松本賢治(ダイキンHVACソリューション東京株式会社 販売推進部長)

●15:00~15:45 「シブヤのための環境ビッグデータ」

大阪大学から栄藤教授、ダイキン工業株式会社から小原氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社執行役員CSO兼CCOの杉浦氏、パノラマティクス主宰の齋藤氏、ファシリテーターに一般社団法人渋谷未来デザイン コンサルタントの久保田を迎え、「大阪大学から提案された新鮮な環境指標「環境ペルソナ」を手に、シブヤの街をあなた次第で素敵に変えてみませんか?空調のデータと移動空間統計データをAIで解析し、行動の変化を予測する最新の発見を基に議論します。これらのデータがあれば、街をもっと心地よく、緑豊かにするためのアイデアが次々と浮かんでくるはず。企業がもつデータと楽しみながら未来のシブヤを考えて、一緒に環境ビジョンを作りませんか?」。

登壇者:
・栄藤稔(大阪大学 先導的学際研究機構・教授)
・齋藤精一(パノラマティクス 主宰)
・杉浦敬太(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 執行役員CSO兼CCO)
・小原拓哉(ダイキン工業株式会社 サービス本部 東日本サービス部)
・久保田夏彦(一般社団法人渋谷未来デザイン コンサルタント)

●16:00~16:45 「シブヤ若者サステナブル会議 - 私達の働きたい未来のオフィス -」

渋谷区では令和4年度、次代を担う若者たちが自由闊達に気候変動抑制について意見交換できるよう「シブヤ若者気候変動会議」という会議体を設けました。3年目となる今年度の議論テーマは「オフィスでのCO₂削減について」です。これからの未来を担っていくシブヤ若者気候変動会議のメンバーに加え、大阪大学の学生やダイキン工業株式会社の若手社員をゲストに迎え、誰もが働きたいと思える理想的なサステナブルオフィスの実現に向けたアイデアについて、ディスカッションします。

登壇者:
・南直冴(青山学院大学国際政治経済学部公認団体SANDS 文学部比較芸術学科)
・髙橋花梨(シブヤ若者気候変動会議)
・雨宮波音(シブヤ若者気候変動会議)
・劉敏琪(ダイキン工業株式会社 テクノロジー・イノベーションセンター)
・坂田春香(ダイキン工業株式会社 東京支社 総務部総務グループ)
・中野翔太(大阪大学 ダイキン研究員)
・松嶋範行(一般社団法人渋谷未来デザイン プロデューサー / サステナブルファシリテーター)

●17:00~17:45 「自然とともに生きる社会の再構築のために、シブヤできること」

CNUD SUMMIT「SHIBUYA GREEN SHIFT DAY」の締めくくりとなる本セッションでは、渋谷区の長谷部区長、造園家・ランドスケープアーキテクト・東京都市大学特別教授の涌井雅之氏、東急不動産株式会社サステナビリティ推進部担当部長の松本恵氏、ファシリテーターに一般社団法人SWiTCH代表理事の佐座マナ氏を迎え、シブヤがめざすカーボンニュートラルと生物多様性の両立について対談形式でトークします。

登壇者:
・長谷部健(渋谷区長)
・涌井雅之(東京都市大学特別教授)
・松本恵(東急不動産ホールディングス株式会社グループサステナビリティ推進部 部長)
・佐座槙苗(一般社団法人SWiTCH 代表理事)

<SOCIAL INNOVATION WEEK 2024について>

名 称:SOCIAL INNOVATION WEEK 2024
日 程:2024年10月18日(金)〜11月10日(日)
入場料:無料(一部有料プログラムあり)
プロデューサー:金山淳吾(一般財団法人渋谷区観光協会代表理事) / 長田新子(一般社団法人渋谷未来デザイン理事・事務局長)
主 催:一般社団法人渋谷未来デザイン/CNUD
共 催:渋谷区
後 援:東京都、経済産業省、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷再開発協会
パートナー:株式会社東急、KDDI株式会社、PRIME VIDEO、こくみん共済coop〈全労済〉、アサヒビール株式会社 ・スマドリ株式会社、東急不動産株式会社、三井不動産株式会社、株式会社LIVE BOARD、株式会社AOI Pro.、アクシスコンサルティング株式会社、株式会社アールビーズ、ARTTOKEN、株式会社INFORICH、エイベックス株式会社、株式会社NHKテクノロジーズ、花王株式会社、株式会社コーセー、株式会社サムライパートナーズ、JT、教えてAI by GMO、株式会社シブヤ・テレビジョン、ダイキン工業株式会社、大阪大学、株式会社大広、SIGNING、Niantic,Inc、大日本印刷株式会社、株式会社電通デジタル、株式会社ニューバランスジャパン、株式会社日建設計、株式会社hacomono、MAJOLICA MAJORCA、ヤマハ株式会社
公式サイト:https://social-innovation-week-shibuya.jp/

<一般社団法人渋谷未来デザインについて>

渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることをめざしています。
一般社団法人渋谷未来デザイン https://fds.or.jp/

<CNUDについて>

CNUD(カーボンニュートラルアーバンデザイン) では、最新の脱炭素技術や制度をとらえ、渋谷にかかわる多様なステークホルダーが議論を重ねる場を設定し、カーボンニュートラルな渋谷のまちの姿を共有、制度、生活様式等の社会実装をめざします。

ミッション

グローバルな視点で最新の脱炭素技術や制度をとらえ、新たな事業創造にむけて産官学が連携し、クリエイティブな視点で経済活動と都市環境が調和するための新しい仕組みを社会実装する。

ビジョン

人間を含む全ての生き物が「地球ひとつで暮らしていく」ための都市環境・都市文化の実現
CNUD公式サイト:https://fds.or.jp/cnud/

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