『IMP. presents 平和を創る７ピース』メンバーが被爆地広島を取材します　シリーズ７回目は松井奏さん！

広島ホームテレビ（本社：広島市中区）は被爆80年を前に、７人組グループ IMP. メンバーによる取材を通じて平和を考え、継承することの意義を考えていきます。シリーズ７回目となる今回の取材は松井奏さん。いま課題となっている「被爆者の終活」、そして「平和とは何か？」を取材します。

松井奏さん（IMP.）

松井さんが訪ねたのは、95歳の被爆者、切明千枝子（きりあけ・ちえこ）さん。現在、被爆体験証言者としては最高齢です。

15歳の時に爆心地から1.9㎞の比治山橋のたもとで被爆した切明さんは、たくさんの同級生や下級生を原爆で亡くし、”自分が生き残ってしまった” 後ろめたさに苛まれてきた80年だったといいます。

「生き残った者の務めじゃないかなというふうに思い始めたんですね」95歳になっても精力的に活動する切明さんに同行取材。しかし年々、当時の事を語れる人も少なくなってきています。

忘れようと思っても忘れられない８月６日の出来事を後世に伝えるため、被爆の実相を語ってきた切明さんは、昨年、戦争や平和をテーマとした短歌集を出版しました。

戦争や平和をテーマにおよそ500首を短歌に詠んだ

切明さんが歌集を作る事で感じた、次の世代に繋がっている「思い」。しかし、「被爆者の終活」には課題が多くあると言われています。松井さんは広島市内のNPO法人を訪ね、貴重な “被爆者たちの資料” が深刻な問題を抱えていることも知るのです。

切明さんとの出会いに、「正直、思っていた以上だったというか、非現実的な部分が自分の中ではどうしてもあったのが、今日で変わりましたね。」松井さんは率直にそう語り、平和を感じた瞬間を写真に残していました。

松井さんの心にはめ込まれた「平和」のピースとは

IMP.｜ 滝沢秀明氏が代表を務める「TOBE」所属の７人組男性グループ、2023年８月「CRUISIN'」で世界同時配信デビュー