観光目的で行きたい山手線の駅ランキング ~2位は上野、3位は新宿、1位はどこ? アンケート結果を阪急交通社が公開~
全30駅(※)に停車するJR山手線。山手線は全国的にもよく知られている駅名が多く、旅行時にはいずれかの駅を訪れることもあるでしょう。そんな山手線の中でもとくに観光目的として人気の駅はどこなのか、阪急交通社が調査した結果をお伝えします。
(※)「路線」としての区間は品川~田端ですが、東北線、東海道線の駅も含む「運転系統」による山手線の駅としています。
JR山手線は東京の中心部にある環状線で、黄緑色のラインカラーをした車両が使われています。外回り(時計周り)と内回り(反時計回り)があり、4~5分ほどという短い運転間隔で走っています。
東京観光時に使うのも非常に便利な山手線ですが、どこの駅に降りてみようかと迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで阪急交通社は、観光目的で行きたいと思う山手線の駅はどこなのかアンケート調査を実施しました。その結果を公開します。
調査概要
有効回答数:535名
調査期間:2023/4/19~2023/4/28
調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)
調査対象:全国、20代以上の男女
調査手法:Webアンケート
JR山手線の駅の中で、観光目的で行きたいと思う駅ランキング
1位は渋谷、2位は上野、3位は新宿となりました。
ここからは、ランキング上位となった駅についての概要をお伝えします。
1位 渋谷
世界的にも有名なスクランブル交差点が駅前にある渋谷。昔から観光客が多く活気に満ちていた渋谷ですが、近年の大規模な再開発によってさらに注目が集まっているのも1位になっている理由のひとつかもしれません。渋谷を選んだ人からは「流行りの最先端だから」「今街が変貌を遂げているから」といったコメントがありました。
2012年の渋谷ヒカリエを皮切りに、2018年に渋谷ストリーム、2019年に渋谷スクランブルスクエアや渋谷フクラスなど、続々と新しい施設が誕生しました。Shibuya Sakura Stageも2023年11月末に竣工予定となっています。
渋谷を選んだ人の年齢としては、20代、30代の割合が高くなっています。
2位 上野
上野には美術館、博物館が数多くあり、文化・芸術を楽しむ観光にはうってつけの地域です。例えば国立西洋美術館はル・コルビュジエの建築作品のひとつとして世界遺産にも登録されています。140年以上の歴史がある上野動物園も変わらぬ人気で、2023年6月に2歳になった双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイも注目を集めています。
また、独特の雑多な雰囲気が魅力な商店街のアメ横(アメヤ横丁とも)があり、食品、衣料品、雑貨などのお店が400店舗以上も並びます。
回答者の年齢が比較的低めだった渋谷に比べ、上野は50歳以上の回答者が多いといった特徴がありました。
3位 新宿
1日の乗降客数が世界一である新宿駅。新宿は日本一の繁華街と呼ばれることも多く、百貨店、家電店、映画館などの商業施設が数多く集まります。東口側と西口側で雰囲気は違い、東口側は店舗が多くにぎやか、西口側はオフィスが多く比較的落ち着いています。東口には歌舞伎町があり、西口は、少し歩くと東京都庁があります。
超高層ビルが立ち並び近代的な風景が広がる一方、新宿ゴールデン街、思い出横丁などディープな飲み屋街もあり、レトロなスポットとしても人気を集めています。
4位 東京
新幹線の発着駅でもあり、東京の玄関口ともいわれる東京駅。アンケートでは「駅舎を見たい」という声が多く集まりました。1914年創建時の姿に復元された赤レンガ造りの東京駅の丸の内駅舎は、大きな見どころとなっています。
東京駅にはエキナカ商業施設であるグランスタがあり、駅から出なくても買い物がたくさん楽しめるのも特徴的です。駅の外も、丸の内口側には日本郵便が手掛けるKITTEがあり、八重洲口側には2023年3月にオープンした東京ミッドタウン八重洲があるなど、大型の商業施設が充実しています。
5位 原宿
原宿駅を降りてすぐの竹下通りは、海外からの観光客も多く集まるスポットです。若者向けのファッション、雑貨のお店でにぎわっており、日本のカワイイ文化の発信地としても知られています。他にも、長く愛され続けてきたラフォーレ原宿、2020年開業のWITH HARAJUKUなど有名な商業施設があります。
一方で、都心部にありながら70万平方メートルもある敷地に鎮守の杜が広がる明治神宮、大型イベントが多く開催されている代々木公園などもあり、多彩な魅力であふれたスポットでもあります。原宿を選んだのは20代、30代がやはり多かったものの、60歳以上の割合も同程度に多い結果となっていました。
6位 秋葉原
巨大な電気街としてはもちろん、ゲーム、アニメといったサブカルチャーの聖地としても有名な秋葉原。一度はその特色ある街並みを見てみたいといった方も多いでしょう。ホビーやフィギュア、電気部品の店などが揃う秋葉原ラジオ会館では「秋葉原らしさ」が存分に堪能できます。
秋葉原駅から隣の御徒町駅を結ぶ高架下にある2k540 AKI-OKA ARTISANにも注目です。「ものづくり」をテーマとした空間で、手作り感のあるここでしか買えないような商品を販売する約50店舗のお店が並んでいます。
7位 恵比寿
回答者から「雰囲気が良さそう」というコメントがあった恵比寿。恵比寿駅から動く歩道である恵比寿スカイウォークに乗って進むと、大型複合施設である恵比寿ガーデンプレイス、そしてヱビスビール記念館(リニューアル中。2023年末にYEBISU BREWERY TOKYOとして生まれ変わる予定)が見えてきます。ガーデンプレイス内の一角にあるお城のような建物に入っているのはジョエル・ロブション。洗練されたおしゃれなレストランが多く、ラグジュアリーな時間を過ごせます。
8位 池袋
池袋といえば、サンシャインシティは外せません。数多くのショップはもちろん、寝そべって星空を楽しむこともできるプラネタリウム満天、天空のペンギンなど展示に工夫がこらされたサンシャイン水族館といったレジャー施設もあります。サンシャイン60ビルはその名の通り60階建てのビルで、60階にはてんぼうパークがあり、東京を一望する素晴らしい景色が楽しめます。
池袋を選んだ人の年齢としては30代が最も高くなっていました。
9位 新大久保
外国人居住者が多い新大久保にはコリアンタウンと呼ばれるエリアがあり、韓国系のお店が多数立ち並んでいます。アンケートでも「韓国の雰囲気を味わいたい」「韓国の食べ物がたくさんある」「韓国コスメを購入したい」といったコメントがありました。
サムギョプサル、チーズダッカルビなどはもちろん、韓国スイーツやハットグ(韓国式アメリカンドッグ)などさまざまな韓国グルメが楽しめます。韓国ドラマや韓国アイドル関連のグッズを目当てに訪れる方も多いでしょう。
10位 目黒
東京の桜の名所である目黒は落ち着いた雰囲気が特徴で、おしゃれなお店が多いことでも知られています。目黒川沿いを歩きながらの買い物、カフェ巡りなどが楽しめます。
目黒にあるホテル雅叙園は館内の装飾が絢爛豪華。東京都指定有形文化財である百段階段があり、企画展開催時には見学が可能です。
ちょっと変わったスポットがお好みの人には目黒寄生虫館も人気があります。
目黒を選んだ人の年齢としては20代の割合が最も多く、50歳以上は少ない結果となりました。
東京観光について
山手線沿線だけでもこんなに魅力的なスポットがある東京。今回ご紹介できなかった駅もそれぞれ個性的で見どころがあり、山手線を一周して各駅を巡るといった楽しみ方もできそうです。
阪急交通社では、そんな東京を目的地としたツアーを多数ご用意しています。行ったことのない駅にぜひ降り立ってみてください。
▼阪急交通社 国内旅行・ツアーはこちら
https://www.hankyu-travel.com/kokunai/?p_baitai=9597
▼阪急交通社 旅行サイトはこちら
https://www.hankyu-travel.com/?p_baitai=9597
発行元:阪急阪神ホールディングス
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