日本のお香が面白い!フルカラービジュアルブック 『香が語る日本文化史 香千秋(こうせんしゅう)』発売
~ふたつの連動企画も開催!~
株式会社 松栄堂(代表取締役社長:畑 正高)は、日本のお香文化を紐解く書籍『香が語る日本文化史 香千秋』を2023年2月25日に出版しました。『香が語る日本文化史 香千秋』は、2001年に刊行した『香千載』(光村推古書院)を大幅に増補改訂したもので、多くの資料を通じて、日本のお香文化へ多角的にアプローチします。
お香の歴史はいつから?平安貴族が作った香りとは?
戦国大名とお香の関わりって?源氏香ってどんなもの?
江戸時代から十二代続く京都の香老舗に生まれた著者が、100年ごとに時代を追って、香を軸に日本文化を見つめます。
典雅な香道具や歴史的資料など、豊富なカラー図版も見どころ。
巻末に「源氏香図・系図香図・三種香図」一覧つき。日英文併記。
3つの特長
・「香」を軸に日本の文化史を通覧する、ユニークな構成。
・これまでの関連書籍にはなかった「日英文併記」により、日本の香りに関心の高い国内外の読者へ訴求します。
・豊富なカラー図版により、視覚的にも理解を促進します。
著者紹介
畑 正高
昭和29年京都生まれ。同志社大学卒業。1年渡英の後、香老舗 松栄堂に入社。平成10年、同社代表取締役社長に就任。香文化普及発展のため国内外での講演・文化活動にも意欲的に取り組む。著書に「香清話」(淡交社)、「香三才」(東京書籍)などがある。
翻訳者紹介
マイケル ジャメンツ
昭和23年アメリカ生まれ、ハーバード大学博士課程修了後、平成7年から京都に住み、京都大学などで非常勤講師をつとめながら、中世文学研究と英語翻訳に携わる。
ふたつの連動企画で、もっとお香に詳しくなる!
〈新書籍発刊記念展「香千秋」〉
会期:3月28日(火)~4月18日(火)
場所:松栄堂 薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側)
概要:松栄堂本店に隣接する小さな香りの博物館
「薫習館(くんじゅうかん)」で開催します(入場無料)。
本書に登場する香道具の展示をはじめ、
手に取って本書をご覧いただけます。
薫習館では他にも、貴重な天然香料の香りを体験できるスポットや、
お線香作りのジオラマ展示など、
日本のお香にまつわるさまざまな企画を展開中です。
〈匂い香づくりワークショップ〉
会期 : 4月17日(月)・18日(火)
場所 : 大垣書店(京都市) 京都本店イベントスペース「催」
参加費 : 1,980円(税込)
概要 : タブレット状の原料を自由に組み合わせて、
オリジナルの香りを作ることができます。
仕上がった香りはカラフルな巾着袋に入れて、
匂い袋としてお持ち帰りいただけます。
詳細・お申し込み: 松栄堂ウェブサイトでご確認ください。
http://www.shoyeido.co.jp
商品情報
書名 :香が語る日本文化史 香千秋
発売日 :2023年2月25日
著者 :畑 正高
訳者 :マイケル ジャメンツ
定価 :1,980円(税込)
版型 :B5判 並製
ページ数 :116ページ
ISBNコード:978-4-9912784-0-2 C0076